- 2016.11.09女性必見「母親イコール幸せ」をシビアな視点で分析するドイツの本
先日、といっても先月の話になりますが、ドイツ映画際2016「HORIZONTE」に行ってまいりました。ドイツの映画はどれもテーマが深く(検察官のナチスの残党との闘いを描いたDer Staat gege…
- 2016.10.17戦時下カルト宗教暗躍の脅威『オーディンの末裔』
日本では腐女子の皆様にも大好評だったベルリン戦時下サスペンス『ゲルマニア』、その続編たる『オーディンの末裔』が訳出されました! …で。 巻末解説は冒険小説伝道王の北上次郎先生なのですが、いきなり「正直…
- 2016.10.12ちょっとむずかしい冷蔵庫のお話
世界情勢を見ていても、 身の周りの出来事を見ていても、 異文化交流ってむずかしいな、と思わされる今日この頃。 自分自身が体験したこともあれば、観察したものもあ…
- 2016.09.30地域で共有する知のリサイクル ドイツが起源の“パブリック本棚”とは?
連載「アクティブ ドイツ!」<2> 読み終わった本やいらなくなった本、みなさんはどうしていますか? わたしは、過去に日本で古本屋チェーンへ本を持ち込んだ時に思い入れのあった本も一様にグラム単位で価値を…
- 2016.09.27モノの博物館(Museum der Dinge)Berlin/Kreuzberg
デザインファンの皆様、こんにちは。 今回の記事では、ドイツデザインの歴史を記録するという点で非常に重要な役割を果たしているけれども、おそらくそれほど有名ではない、とある博物館について書いてみたいと思い…
- 2016.09.14ハンコとサインに見る【分かり合うこと】のむずかしさ
色んな国の人や色んな文化的背景を持った人が集まると、 その価値観の違いなどから「分かり合うこと」ってなかなか難しかったりします。 最近ヨーロッパで起きたBURKINI論争な…
- 2016.09.02時代を撃つ鬼才シーラッハの知的挑戦、その名は『テロ』!
“しかし皆さん、本質的なことはすこし別なところにあります。近代国家は、人間が私的制裁を放棄したから成立したのです。” 世界的に議論と賞賛を呼んだ傑作短篇集『犯罪』を皮切りに、フェルディナント・フォン・…
- 2016.08.20DMY Festival Berlin 国際デザインフェスティバル
DMY Festival Berlin 国際デザインフェスティバル 私のYoung Germanyでの最初の記事では、我々ベルリンのデザイナーと一緒に育ったと言っても過言では無いとあるイ…
- 2016.08.10日本のミジメ、ドイツのミジメ
<日独ハーフの視点> では日本とドイツの様々な違いについて書いています。 さて「考え方の違い」や「感じ方の違い」はまさに文化の違いに基くものが多いわけですが、実は「なにをもって(その国の…
- 2016.08.10越後妻有(えちごつまり)について
先日は、東京から自動車で新潟のカール・ベンクス氏を訪れ氏の手がけた再生古民家を拝見しました。一帯は越後妻有(えちごつまり)という稲作主体の農村地帯で、写真スポットとしての一番人気は棚田のようです。わず…