日本発『第九』
みなさんはご存知ですか?
来年が『第九』でお馴染みベートーヴェン作曲『交響曲第9番』が日本で初演されてから100年だってことを♪
第一次世界大戦で俘虜(捕虜)となったドイツ人たちが徳島県鳴門市の板東俘虜収容所で演奏した1918年の6月1日が日本そしてアジア初演。
映画『バルトの楽園』でも取り上げられたこのエピソードはとっても有名で、鳴門市では毎年6月1日を「第九の日」として演奏会を行っているんだとか♪
日本では年末の恒例行事となり多くの日本人が愛して止まない『第九』。
本場ヨーロッパではその第4楽章の『歓喜の歌』が『欧州の歌』、つまりヨーロッパの国歌みたいな代表の曲になっているんだ。
その『第九』をひっさげて日本から演奏家たちがベルリンに集結、ベルリンで演奏会を開くんだ。
指揮者の汐澤安彦さんはご自身もベルリン音楽大学やカラヤンアカデミーで研鑽を積み、2014年には東京・ベルリン友好姉妹都市提携20周年の記念演奏会で今回と同じベルリンフィルハーモニーホールで『第九』を演奏♪
端正なその指揮から紡ぎ出される音楽に聴衆はいつも心を奪われる♪
日本から「逆輸入」の『第九』がベルリンに響き渡るのは6月27日。
ボクも現地で聴いてみたいニャ~=^_^=
(15. Juni 2017)
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