ドイツ人に聞いた!「役所でのイライラあるある」への正しい対処法
みなさんこんにちは、wasabi( wasabi_nomadik)です。
今からワーホリを考えている人に、1つ覚悟しておいた方が良いことを教えます。
それは、役所手続きの面倒臭さです。(笑)
役所手続きなんてドイツに限らず日本でもメンドクサイものですが、ドイツの場合役所の担当者によって言うことや対応がバラバラだったりするのは在住者のなかではけっこう有名な話だって知っていますか?
ちなみにワーホリビザを取得してドイツにやって来たら、まず行う役所手続きは「住民登録」です。
ドイツではこの住民登録が非常に大切で、銀行を開く場合もこの証明書が必要となります。
この手続きはそんなに難しいこともなく、普通なら問題なく対応してもらえるはずだし、私も初回は予約を入れてくれてスムーズに事が運びました。
みんなが通る!?「洗礼」
ただ、私の友人になぜか「今担当者がいない」と言われてしまって違う市役所を当たらなければいけなかった人もいて、本当に役所によって対応がバラバラと言わざるを得ません。でもこういうことはドイツでは本当によくあります。
しかし、実は私も先日その洗礼を受けました!住民登録の変更のために2回役所に行ったのに2回とも「今日は無理」とか「今担当者がいない」という面白いほどにどこかで聞いた事のある有名な台詞をいただいたのです(笑)
「出た!これがあの噂のドイツ役所の対応か!」
ドイツ生活11か月目にしてこの話をようやく経験できたので、ライターとしてはネタになって感動すら覚えたり・・・。(笑)
で、私が気になったのは「これってドイツ人にも同じことが起こるの?」ということ。
これだけいろんな人が文句を言っているのだから、何か理由があるに違いないと思ったのです。
ドイツ人でも役所手続きは難しい
結論から言うと、こんなことはドイツ人にとっても日常茶飯事だそうです。この前、ちょうど役所帰りの友人とご飯を食べたのですが、こんなことを愚痴ってました。「私もね、役所に行く前からたらい回しにされることが分かってたから、そうならないように電話で事前に合っているかどうか聞いたの。でも、結局行ってみたらやっぱりたらい回しにされたの!ありえない!」
よく日本人の間で、役所の手続きがうまくいかないと「人種差別されたのでは?」と思う人がいますが、ドイツ人でもこんな感じなのでそれは多分ないと思います。(ドイツ語を喋らないと怪訝な顔をされるかもしれませんが。)だから、その点は安心して良いと思います。
そして、私の友人いわく「ドイツ人でも役所の書類を記入するのが難しい」のだそう!
これは意外でした。ドイツの手続きは複雑なものが多く、ドイツ人でさえ書類を完璧に記入するのが難しいこともあるのだそうです。
「分かる?この年になって役所の書類さえ満足に記入できないことが、さらに私を惨めにさせるわ!」
もはや、この愚痴話がちょっと楽しくなってきたかも?(笑)
別の友人に聞いても、「ドイツでは税金関係の難しい書類等は、プロに任せてしまうのが一般的」なのだそう。
「そっかぁ、ドイツ人でも難しいなら日本人にとって難しいのは当たり前だな。」
なんだかそんな風に思えてきました。
役所は何回も行くものだと割り切ろう
ありきたりな対処法に聞こえるかもしれませんが、ドイツでの役所手続きはスムーズにいかないことを前提に「割り切って」考える方がストレスがないでしょう。
もちろん、準備を万端にしてなるべく少ない回数で役所手続きを終わらせる方が賢明なことは言うまでもありません。でも、あまり完璧主義になりすぎて消耗しないように気をつけてくださいね。
【 wasabi のプロフィール】
2014年獨協大学を卒業後フリーランスのライター・翻訳家としてドイツ・ベルリンを拠点に活動中。ブログ「WSBI」ではより詳しいワーホリ関連情報やフリーランス関連情報、ライフスタイルを毎日発信中!