ドイツ情報満載 - YOUNG GERMANY by ドイツ大使館

経堂のIngoBingo(バイエルン料理)

経堂のIngoBingo(バイエルン料理)

ニッポンに住むドイツ人の宿命。それは、周りのニッポン人から「日本でおススメのドイツ料理店は、どこ?」と聞かれること(笑)

例に漏れず私もよく聞かれますので、リサーチも兼ねて(?)最近は機会あれば、なるべく色んなドイツ料理に通うようにしております。

今回は、小田急線の経堂にあるIngoBingo(インゴビンゴ)に行ってきました。

Ingoというのはドイツの男性の名前ですが、それにBingoを組み合わせた店名になんだかドイツ流のセンスを感じます(笑)

というわけで今年で6周年を迎えるというIngoBingoです。

入り口はこんな感じ。





お店は地下なのですね。



まずハムの盛り合わせを頼んでみました。



私はLeberkäseが好きなのですが、これ美味しかったです!



でもピークややっぱり、こちら丸鶏!



あ、私が一人で食べたんじゃないですよ、念のため。

実は大勢で行っていましたので、みんなで仲良く分けました。

さて、感想ですが、やっぱりバイエルン料理は食べ応えがあって、美味しいです。それに私はこの日お酒をあまり飲めなかったのですが、ビールの種類だって豊富です。Schneider Weisse(シュナイダーヴァイセ)とか懐かしいですね~。

それで私はやっぱりドイツでも日本でもこんな感じの「住宅街の中にあるレストラン」が好きです。丸の内だとか銀座だとかもいいけれど、なんというか一軒家が立ち並ぶ住宅街の中にポッとあるのが、いいんですよね。この感覚、わかってくれる人、いるかしら?

ドイツでGaststätte(ガストシュテッテ)と呼ばれる大衆レストランが私は好きですが、このIngoBingoもまさにそんなドイツのGaststätteを意識しているようです。もちろんちょっと日本っぽくなっていますけどね。

私が行った時は、団体さんがいましたが、何せ食べ応えがあるし、ビールがあるしで、大勢で行くのも楽しいかもしれません。

そしてそして大事なこと。ソーセージはなんと厨房奥のソーセージ工房で製造しているとのことですので、運が良ければ、まさに「できたて」のソーセージが食べられるかもしれません。

また不定期にではありますが、ドイツ料理の食べ歩きをしたいと思っています。Mahlzeit!

サンドラ・ヘフェリン

サンドラ・ヘフェリン

ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴19年、著書に「ハーフが美人なんて妄想ですから!!」(中公新書ラクレ) 、「ニッポン在住ハーフな私の切実で笑える100のモンダイ』(原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: ヒラマツオ/KADOKAWA)、「『小顔』ってニホンではホメ言葉なんだ!?~ドイツ人が驚く日本の「日常」~」(原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: 流水りんこ/KKベストセラーズ)」など計11冊。自身が日独ハーフであることから、≪ハーフはナニジン?≫、≪ハーフとバイリンガル教育≫、≪ハーフと日本のいじめ問題≫など「多文化共生」をテーマに執筆活動をしている。ホームページ 「ハーフを考えよう!」 を運営。趣味は時事トピックについてディベートすること、カラオケ、散歩。

サンドラ・ヘフェリン