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やっと取得しました

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やっと取得しました

ついに念願のビザが取れました!!!しかしあと1週間ほどでニュルンベルクを離れる吉野です。ついに入手しました。この時期まで他の友達で持っていないという人を聞かなかったので不安でしたが、2月6日にやっと取れました。去年の9月に来てからだいぶ時間は経ちましたが。

留学においてビザ取得はめんどくさいことの一つですよね。ドイツの学生ビザは日本では取れないので、必ず現地で取ります。出発前にドイツ大使館で費用証明を発行してもらうという手続きもあったり(しかし、これをやっておかないとまた面倒が増えるようです)。まあ、ビザの取得についてはインターネットで調べればいろいろな人の体験談を見られると思いますが、僕も自分なりにニュルンベルクでのビザ取得までについて書いてみたいと思います。

 

ビザという言い方をしていますが、実際はVisumではなく、Aufenthaltserlaubnis、直訳すると滞在許可というのをもらいます(どういう違いがあるのかはわかりませんが)。形としては、パスポートに直接貼られるものと、一枚のカードとしてもらうものがあるようで、僕はパスポートに貼られるタイプでした。これもどういう基準で変わってくるのかはわかりません。

 

取得の流れは、都市、大学によって違いはあるとは思いますが、ニュルンベルクでのビザ取得までの道のりはかなり長かったです。

まずネットから外国人局に申請をします。これは大学のインターナショナルオフィスが手伝ってくれました。これが(たしか)9月終わりくらいでした。すると1か月後の10月26日に外国人局から一カ月以内に予約を取りなさいというようなことと必要書類が書いてある手紙が来ました。別の都市の話では朝一で行くと予約なしでも入れるということを聞いたので、試しに行ってみると、入り口で予約がないと入れないと言われ、その場で予約の用紙を記入して帰りました(その場で予約が取れるわけではありません)。ちなみに費用証明や、保険の証明などはメールで添付して送ります。

それから、なかなか予約の連絡来ずでしたが、12月中旬くらいに手紙がやっと来ました。やっとかと思ってみると、仮ビザ(Fiktionsbescheinigung)の予約でした。その時点で日本人がビザなしで滞在できる90日を余裕で超えていました(笑)ただ、申請さえしていれば問題ないようですが。ドイツ人のタンデムに協力してもらい調べた結果、仮ビザは、簡単に言うと、

・国外に出られるし、帰ってこられるもの

・出られるけど、帰ってこられない

・出られない

の3種類があり、僕がもらったのは2番目の、出られるけど帰ってこられないものでした。自分たちで調べたものなので確かかはわかりませんが。12月末にイギリスに行く予定でしたが、シェンゲン協定外ということもあり何かあったら嫌なので中止しました。お金も一切返ってこず最悪でした。ビザを取る前の旅行計画には気をつけよう、、、

そして、年明けて間もなくついに本物のビザの予約が届きました!約1か月後の2月6日。僕のビザの期限は3月1日です(笑)ドイツには約1年いますが、ニュルンベルクで取れるビザはニュルンベルクにいる期間分しか取れませんでした。1カ月のためにビザ必要か?(笑)仮ビザも持ってるし。とも思いましたが、まあ一応行くことに。窓口の人は英語で対応してくれましたが、都市や係の人によってはドイツ語しか喋らない人もいるというようなことも聞いたことがあります(笑)

え、3月1日まででいいんだよね?短くね?みたいな雰囲気なことを言われ、こっちのセリフだわ。とか思いながらも、顔写真を渡し、費用の50ユーロ(ちなみに仮ビザは13ユーロでした)を払った後、ビザが貼られたパスポートを返され、持っていた仮ビザを返しました。

 

約4カ月。予想以上に時間がかかりました。ニュルンベルクは移民が多いから大変なのかな~。でも他にも移民の多い都市あるけど~。不満はありますが最終的に取得できてよかったです。ベルリンに行ったらまたビザを作らなければなりませんが今度はスムーズにいくことを願います、、、、

 

吉野 匠

上智大学ドイツ語学科学生チーム

上智大学外国語学部ドイツ語学科在籍中の大学3年生(2019年4月現在)。2018年夏学期〜2019年夏学期 までドイツ各地に留学中。
真野 萌(Bonn)
大橋 ふみな(Heidelberg)
磯貝 理津子(Freiburg)

上智大学ドイツ語学科学生チーム