【ドイツオペア留学インタビュー】ー花愛さんの場合ー
こんにちは、日本ではまだまだ知られていないオペア留学について書かせていただいているイラストレーターのKiKiです◎
オペア留学は、準備方法も、得られる経験や学びも、人それぞれ。『自分だったらどう準備するのか・何を学びに行くのか』。その参考資料を少しでも増やしたい!という想いから、いろんな人のオペア留学経験のインタビューをお届けしています。
今回はドイツでパティシエになるために、現役オペア留学中の花愛さんにお話を聞きました!
いつからオペアとしてドイツに来られましたか?
花愛:2018年の12月9日に来ました!KiKi:そうしたら、まだドイツに来て3ヶ月ほどなんですね。どうですか、ドイツとオペア生活は?
花愛:毎日、とても楽しいです!
KiKi:それはよかったです◎
ドイツに来たいと考えていた理由と、オペア留学を知ったきっかけは?
花愛:小さい頃から、海外に住みたいなという憧れはありました。ドイツがいいなと思い始めたのは、大学生の頃のインターンがきっかけです。大学は管理栄養士の勉強をするところでしたが、海外に関係する仕事にも興味があり、ドイツ語の語学学校でインターンをしました。そこで初めてドイツ語やドイツ文化に触れ、ドイツ人の友達も出来き、話をする中で価値観が素敵だなと興味を持ち始めました。管理栄養士になること、海外にいくことの2つの進路に迷っていましたが、大学卒業後は管理栄養士になることを選び、3年間病院に勤務しました。でも、働いている間もずっと海外に行きたい思いがずっとありました。このまま思ってるだけでは終わりたくない、何か行動しようと海外にいく方法を調べ始めました。行き先は、大学時代のインターンでの出逢いもあり、ドイツと決めていました。
ドイツにいく方法をネットで調べているうちに、KiKiさんのブログにたどり着き、そこで初めて『オペア留学』を知りました。ブログを読んで『あ、オペアいいな!』と思い、オペア留学をすることに決めました。
KiKi:お役に立てたようで、よかったです◎
『オペア留学をする!』と決めたのはいつ頃ですか?具体的にどのような準備を進
めていきましたか?
花愛:2018年の3月に管理栄養士の仕事をやめて、地元に戻ってドイツに行く準備を始めました。最初はAupir worldに登録して探していたんですけど、さらに調べていたらworld Aupair in Japanという、日本語でサポートしているサイトを見つけ、問い合わせをしてみることにしました。日本語のサポートに安心感があり、2つのファミリーを紹介して頂きました。skypeやメールでのやりとりをして、直感で今のホストファミリーにお世話になることを決めました。それが5月頃のお話です。KiKi:なるほど。以前インタビューをさせて頂いたさやかさんもそちらを利用してホストファミリーを見つけていました。もし語学に不安のある方はworld Aupair in Japanを活用したら安心して準備が進められそうですね!
日本で行ったドイツ語の勉強法を教えてください。
花愛:オペアvisaではなくワーホリvisaで渡独する予定だったので、A1試験を受ける必要もなく、そんなにテスト対策的な勉強はしていませんでした。でもドイツ人の友達に時々教えてもらったり、あとはドイツ語のテキストを買って独学で、1日1ページほど勉強はしました。本格的に勉強を始めたのは、ドイツに来てからですね。ホストファミリー構成と、住んでいる場所について教えてください。
花愛:ドイツ人のパパ・日本人のママ・弟くん1歳・お兄ちゃん3歳のファミリーで、フライブルクに住んでいます!ミュンスター大聖堂が有名な観光名所です。お気に入りの場所は、この大学図書館。
ドイツの学生がみんな勉強に来ていて、私も集中してドイツ語学習ができるのでよく行きます。図書館の前に緑の広場があるのですが…日本では絶対にありえないけれど笑、晴れた日にはみんな地べたに座って日向ぼっこしたり、おしゃべりしたりするところが素敵な習慣だなといつも思います。
あとはフライブルクは環境先進都市として有名で、自転車で移動している人たちをよく見かけます。
それから「ベッヒレ」と呼ばれる小さな水路があり、これがフライブルクの街の特徴です。
ホストパパがドイツ料理をよく作ってくれるのですが、ホワイトソーセージが大好きです!甘いソースと一緒に食べるのが、最高です!
1週間のだいたいのスケジュールとを教えてください。
花愛:月水金日がベビーシッターのお仕事の日で、7:30-8:30朝の時間と、子供達が帰ってきてからの13:00-17:00に子供達の世話をしています。それが終わったら、月〜金曜日の夕飯は私が担当なので、ホストファミリーみんなの分の夕飯も作ります。火木は語学学校に通っています。語学学校は、Volkshochschule(市民学校)です。通っている語学学校について、授業内容だったり、学校の様子などを教えてく
ださい。
花愛:A1の2からクラスを始めました。ドイツ語でドイツ語を学ぶということは大変ですが、先生も親切で、とても楽しく勉強しています!クラスメイトも12人程度で、発言する機会も多くあります。台湾、イタリア、コロンビア、イギリス、カナダ、中国など、多国籍のクラスメイトに囲まれていて、それも刺激的で面白いです!ホストキッズと何をして遊んでいますか?
花愛:家の中だと、絵本を読んだり。最近お兄ちゃんは、ハサミの練習と鉛筆で文字を書く練習をしています。弟くんはクレヨンで自由なお絵描き。ブロックや車のおもちゃも沢山あるので、それで遊んだりも。私がお菓子を作るのが好きなので、この間みんなでケーキを作ることにトライしました!すごく大変なことになりましたけど。。笑外で遊ぶ時は、お散歩に行ったり、公園に行って滑り台やお砂遊びをするか…サッカーもこの間しました!
オペア留学の楽しいことは何ですか?
花愛:すべてが楽しいです!! 子供達の世話も大変だけど楽しいし、語学学校も楽しいし、ホストパパとドイツ語で話すのも楽しいし、ホストファミリーの家でご飯を作るのも楽しいし。。オペア留学を選んで良かったなと思っています。オペア留学の大変なことは何ですか?
花愛:すべてが楽しいんですけど、やっぱり子供の世話は大変な部分もあります。日本で生活していた時に、子供と触れ合う機会はほとんどなかったので…。例えば、お兄ちゃんは今イヤイヤ期真っ盛りなんですけど、どうやったらご飯を食べてくれるかなど、いつも試行錯誤しています。苦笑オペア生活を通して知った、ドイツの驚いたor面白い文化はありましたか?
花愛:先程お話しましたけど、公園でみんな地べたに座って日向ぼっこしているところ。あと、スーパーは基本お買い物袋持参なところが素敵だなあと思いました。それから、子供達が毎日お風呂に入らないことには驚きました。笑 そして、働いている人が自由!例えば、スーパーに行った時にレジの人がおしゃべりしていたり、途中でお水を飲んだり。。日本では考えられない光景ですが、その自由な空気感が素敵だなと感じます!実際にオペア留学をしてみて、日本でこれをしておけばよかった!ということはあ
りますか?
花愛:子供にもうちょっと慣れておく経験をしておくべきだったかな〜、と思います。子供の世話は、先程話したイヤイヤ期もあったり、ただ見守って一緒に遊ぶだけではカバーできない部分も沢山あります。日本で、もう少し子供達と過ごした経験があったら、もっとオペア生活に活かせたのではないかなと思います。あとはやっぱり、ドイツ語ですね…!オペア留学後の計画を教えてください。
花愛:実は日本で管理栄養士の仕事を辞めて地元に戻り渡独準備をしている間、カフェでパティシエの募集をしているのを見つけて応募し、パティシエとして7ヶ月間働いていたんです。その時に初めてパティシエとして働きましたが、もともとケーキ作りが好きだったので、とても楽しくて。オペア留学の1年間を終えたらドイツでパティシエのAusbildung(職業訓練制度)をして、パティシエを目指そうと考えています!
KiKi:パティシエのAusbildung!素敵ですね!!ドイツのケーキって日本とまた違いますもんね。Ausbildungが始まったら、また様子を教えてくださいね◎
最後に、オペア留学を考えている人たちにメッセージをお願いします!
花愛:海外での長期滞在って不安が多くて、なかなか一歩を踏み出せない人も多いと思います。私も、その一人でした。でも、思い切って一歩を踏み出してみると、周りの景色が動き出します。オペア留学のホストファミリーの支えは、とても大きいです。海外で『1人じゃないな』って、思えることってすごく心強いです。私は海外に来る一番最初の方法に、オペアを選んで良かったなと感じています。もし海外に行きたいけれど、どうしよう…と不安に思っている人がいたら、ぜひオペア留学を検討してみてください!
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花愛さん、お忙しい中ありがとうございました!パティシエのAusbildung、応援しています!!
花愛さんのinstagramで、作られたケーキを見ることができます。とっても美味しそうなので、ぜひチェックしてみてください◎
https://www.instagram.com/kuchen.liebe.kana/
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今までのインタビュー一覧はこちら◎
・絶賛オペア留学中!ベルリンでフロントエンドエンジニアとして挑戦していく為に、オペアとしてドイツ語を勉強中のFumiさん・オペア留学を経て、今はホテルでAusbildung中(職業訓練制度)!その後はクルーズ船で働くことを計画中なちいさん
・素敵なホストファミリーを見つけ、オペアとして渡独するために日本で準備中のHannaさん
・フランスとスイスへ自転車で行けちゃう!絶賛Weil am Rhein近くの小さな街でオペア留学中の元保育士のHitoさん
・デュッセルドルフから電車で1時間ぐらいで着く、小さな街で絶賛オペア留学中のあんなさん
・オペア留学 を経て、ドイツで保育士 としての道を歩み始めたさやかさん
・ミュンスターで現役オペア留学中!その後は、ライプツィヒでワーホリを計画中のmoeさん
・『ドイツ国際平和村』でボランティアをするためにドイツへやってきた、現役オペア留学中のChisaさん