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もっといろんな人に知ってほしい!!『オペア留学って何?@ベルリン』

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もっといろんな人に知ってほしい!!『オペア留学って何?@ベルリン』

はじめまして、イラストレーターのKiKiです◎

このたび、ドイツ大使館公式ブログのYoung Germanyにて『ドイツのオペア留学』について書かせていただくことになりました!

わたしは、2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科を卒業後、同大学マンガ学科の副手を3年間務めながら自身のイラストレーターとしての活動を行っていました。

そんな中ずっと海外で学びたいという想いがあり、偶然『オペア留学』の存在を知ったことから、それを利用して2016年夏よりベルリンに滞在し、ドイツ語とドイツ文化を学んでいます。

『オペア留学って何?』

と今ほとんどの方がが疑問に思ったはず。

残念ながら日本ではオペア留学制度の知名度が低く、私の周りでも日本人でオペアをされている方はごくわずかです。

しかし他の留学制度よりも資金面や渡独においてハードルが低く、何か夢や目的があってドイツに学びに行きたいけれど現状難しいと踏み留まっている人たちにぜひ知ってもらいたい制度です。

私も諦めていた、夢の一歩を『オペア留学』をから踏み出している一人だからこそ、
『夢を叶えるためにドイツに渡る方法の選択肢の一つ』 として多くの人に知ってもらいたい。

そんな想いで、この記事を書かせて頂きます。そして素敵な機会を下さったYoung Germanyスタッフの皆様に感謝いたします◎

 

オペア留学とは?

お絵描き

ホストキッズと一緒によくお絵描きをします◎



オペアとは“AuPair”と書き、ホストファミリーの家でホームステイをしながら、主に子供達の世話、簡単な家事のお手伝いという”お仕事“をしながら、学費補助を得て語学学校にも通うことができる国際交流プログラムです。

そう、だから今私は毎日ドイツの子供たちと遊びながら、ホストファミリーの家族の一員としてドイツ語と文化を学んでいます◎

日本にこの制度はありませんが、アメリカやヨーロッパでは盛んな制度で、これを利用して夢を叶えるために様々な国から来ている“オペア”たちにたくさん出逢いました。

“働きながら”のホームステイになるので、留学しながら資金調達が可能、そして現地の生活で必要な家賃・食費・健康保険費用の負担、語学学校費用の補助もホストファミリーがしてくれます。私はほぼドイツへの渡航費のみで、ここにやってきました。

オペアは留学を考えた時に誰もが悩む、知り合いが全くいない問題・現地での生活費問題・言語学習環境問題をすべてカバーしてくれます。

それぞれの国によって条件やルールは変わってきますが、ドイツでのオペア留学をする場合、以下の条件を満たす必要があります◎

 

ドイツでオペア制度留学をするための資格

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ホストキッズと一緒に作ったクッキー



・年齢:18歳〜26歳(渡独時26歳なら現地で27歳の誕生日を迎えても続行可能)

・言語能力:最低でもドイツ語A1レベルを習得済みであること(GOETHE INSTITUT等でテストを受けて証明書を発行してもらう必要があります)

・未婚であること

・最低でも6ヶ月はオペアとして滞在する意思があること

・ドイツでオペアをすることが初めてであること

・必須の保育経験条件はありませんが、あったほうがホストファミリーは見つけやすいでしょう。

 

“ドイツ語A1レベル証明書”の取得が最初の壁かもしれませんが、ドイツで学びたい!という意欲がある方なら、きっと乗り越えられるはずのもので、他の条件も年齢制限はあるものの、難しくはありません。

あっ、女性だけ?と思いがちですが、もちろん男性の方でも挑戦できますよ!

さて、オペアはホストファミリーの家で“働く”ことになるのですが、気になるお仕事内容と労働条件は以下のようにドイツ労働局が定めています。

 

仕事内容・労働条件・学費・給料について

ホストキッズと一緒に作ったカラフル小麦粉ねんど

ホストキッズと一緒に作ったカラフル小麦粉ねんど



【仕事内容】
子供達に関する仕事。簡単な家事も含まれます。

【労働時間】
1日6時間以内、週合計30時間以内。

【滞在する部屋と食事について】
ホストファミリーから、オペア専用の部屋を提供してもらえます。オペア専用のバスルームがある場合が多いです。家族の一員として、ホストファミリーの日常生活に参加するので食事を提供してもらえます。

【給料】
月260ユーロ。

【語学学校費補助】
月50ユーロの補助金がもらえます。

【休暇】
週に最低でも1日の休暇を取ること・月に一度の日曜日は必ず休みであること、最低でも週4日の夜はフリーであることが定められています。また4週間の有給休暇も貰えます。

 

簡単に書きましたが、さらに詳細を知りたい方は以下にドイツ労働局(Bundesagentur für Arbeit)が定めた規定のリンクを貼っておくので読んでみてください◎

英語:Working as an au pair for German families
https://www3.arbeitsagentur.de/web/wcm/idc/groups/public/documents/webdatei/mdaw/mdc5/~edisp/l6019022dstbai636747.pdf

ドイツ語:„Au-Pair“ bei deutschen Familien
(http://www.bischkek.diplo.de/contentblob/4927086/Daten/6351181/ZAVMerkblatt_Aupair.pdf)

と、少し硬く書いてしまいましたが、家族の一員として、子供達の“大きなお姉さん”のような存在になることが一番なんじゃないかな、と、私は思います◎

 

オペアとしてベルリンに来て早11ヶ月。

ホストキッズが描いたファミリーの似顔絵

ホストキッズが描いたファミリーの似顔絵



私のオペア生活は、もう1年を経とうとしています。

日本で1ヶ月独学勉強漬けでドイツ語A1レベルを習得して、がむしゃらに渡独をしたものの、来たばかりの頃は全く会話が成り立たず沢山悔しい思いをしました。

オペアとしてのホストファミリーとの出会いがなければ、突然一人で異国にやってきても、きっとなかなかうまくいっていなかったと思います。

全く知らない異国で第2のファミリーができるという支えは、とても心強く、かけがえのない経験であり、私の人生の中で大切な宝物として残っていくことでしょう。

もし、初めて海外に行くことに不安で踏みとどまっている人がいるのなら、『オペア留学』という選択肢に挑戦してみて欲しいです。

ドイツ語や文化以外にも、家族や人の温かさについてとか、たくさんの大切なことを学ぶことができます。

ハート

そして、『オペア留学』のその後、どういう選択肢があるのか気になる方もいるはず。

そろそろ2年目を迎える私は、ワーホリvisaに切り替え、さらにベルリンでの活動を広げていく予定です。

そう、オペア留学の1年間はオペア専用の『オペアVISA』を発行してもらうことができるので、その後他のvisaに切り替えることが可能なのです。

私がドイツ・ベルリンに来て叶えたかった夢は、様々な人種が暮らし様々な感覚が飛び交うこの街で、絵のお仕事を続けて、挑戦していきたいということ。

そのための準備期間として1年目に、現地での生活に不可欠なドイツ語・文化・コミュニケーション方法についてオペア留学を通して学ばせていただきました。

オペア生活のたくさんの楽しかったこと、もちろん大変だったこと。

実体験を元に、紹介していけたらなと思っています。

みなさん、どうぞ宜しくお願いします◎

もしドイツのオペア留学について興味を持ってくださった方は、私のブログ『KiKiiiiiiy(http://kikiiiiiiy.net/)』の方にも詳しく色々書いてるので、こちらもチェックしてみてください :)

そして、ここまで読んでくださってありがとうございました◎

 
著者プロフィール
KiKi_プロフィールKiKi

1989年10月12生まれ。静岡県・西伊豆の小さな村出身。
2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科副手を3年間務めながら自身のイラストレーターの活動を続ける。カラフルな色合いのイラストを得意とし、独自の世界観を描いている。2016年夏より、『オペア留学制度』を利用してベルリンに滞在。ドイツ人ファミリーの家にホームステイしながら、子供達と一緒にドイツ語・文化・感性を学んでいます◎

BLOG:http://kikiiiiiiy.net/ Instagram:@kikiiiiiiy Twitter :@kikiiiiiiy

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