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【ドイツオペア留学インタビュー】ーChisaさんの場合ー

【ドイツオペア留学インタビュー】ーChisaさんの場合ー

こんにちは、日本ではまだまだ知られていないオペア留学について書かせていただいているイラストレーターのKiKiです◎

オペア留学は、準備方法も、得られる経験や学びも、人それぞれ。『自分だったらどう準備するのか・何を学びに行くのか』。その参考資料を少しでも増やしたい!という想いから、いろんな人のオペア留学経験のインタビューをお届けしています。

これまでのインタビューです。

絶賛オペア留学中!ベルリンでフロントエンドエンジニアとして挑戦していく為に、オペアとしてドイツ語を勉強中のFumiさん

オペア留学を経て、今はホテルでAusbildung中(職業訓練制度)!その後はクルーズ船で働くことを計画中なちいさん

素敵なホストファミリーを見つけ、オペアとして渡独するために日本で準備中のHannaさん

フランスとスイスへ自転車で行けちゃう!絶賛Weil am Rhein近くの小さな街でオペア留学中の元保育士のHitoさん

デュッセルドルフから電車で1時間ぐらいで着く、小さな街で絶賛オペア留学中のあんなさん

オペア留学 を経て、ドイツで保育士 としての道を歩み始めたさやかさん

ミュンスターで現役オペア留学中!その後は、ライプツィヒでワーホリを計画中のmoeさん

 

今回は、『ドイツ国際平和村』でボランティアをするためにドイツへやってきた、現役オペア留学中のChisaさんにお話を聞きました!

Chisaさんは、オペア留学期間中にホストファミリーチェンジをするという経験をされています。今までのインタビューではなかったケースですが、実は誰もがする可能性があることなんです。今回はchisaさんのご経験と、そこから得たホストファミリーチェンジをする際のアドバイスもお聞きしました。

 

いつからオペアとしてドイツに来られましたか?

Chisa:2018年の4月に来ました!

 

なぜドイツに来たいと考えていたのですか?

Chisa:日本で看護師として働いていたのですが、小児科を希望していたのに違う部署に配属されてしまって、『自分のやりたいことってなんだろう…』と悩んでいました。そんなとき、偶然『ドイツ国際平和村』という活動をインターネットで見つけたんです。
紛争や危機的状況にある母国で適切な治療を受けられることができない傷ついた子どもたちに、ドイツでの治療を提供しています。ここで、子どもたちは生きていくチャンスを得るのです。また、子どもたちの母国において、人々が 自らの力 で立ち上がれるように、現地プロジェクト活動を進めています。加えて、人々の 平和への意識を高める ための平和教育活動も行っています。ードイツ国際平和村HPより
看護師という自分の技術も活かせるし、大好きな子供達と関われること、そして何より子供達のために何かしたい!という気持ちが溢れて、すごく、これがしたい!!!と思いました。

そして『ドイツ国際平和村』の施設が、もちろんドイツにしかなくって。もう、これはドイツに行くしかない!と、渡独を決めました。

 

オペア留学を知ったきっかけと、決めた理由はなんだったのでしょうか?

Chisa:ドイツ大使館のHPを見ていたときに、KiKiさんのオペア留学の記事を読んで知りました。でも、最初はオペアとしてではなく、行きたい語学学校があり、そこが紹介してくれるホームステイ先に行く予定で準備を進めていました。しかし突然、『2018年からホームステイ先を紹介するのをやめます』と言われたんです。そこで2017年の11月くらいから慌てて自分でホームステイ先を探し始めたのですが、そのときにふとオペア留学のことを思い出して、もう一度KiKiさんのブログを片っ端から読んでみたんです。それで『あ、オペア留学もいいかも!』と思い、『オペア留学』の準備を始めました!

 

『オペア留学』をすると決めて、具体的にどのような準備を進めていきましたか?

Chisa : KiKiさんのブログに書いてある通り、Aupair worldに登録して、いくつかホストファミリーとコンタクトを撮りました。今2つ目のホストファミリーの元でオペアをしていますが、1つ目のホストファミリーとは、ここで知り合いました。決めた理由は、まずホストママが日本人だったこと。でも彼女は、ドイツ生まれドイツ育ちで、日本語が話せない日本人でした。それから、最初に行きたいと決めていた語学学校の近くのファミリーだったことです。

 

日本で行ったドイツ語の勉強法を教えてください。

Chisa :実は、ほとんど勉強をしていないんです。日本にいたときはフルタイムで働いていて、夜勤もあり、なかなか勉強の時間が取れず。。

KiKi:ああ、そうか看護婦さんはそうですよね、大変なお仕事ですよね…!

Chisa :あと、自分の性格的に何でも追い詰められないと出来ないタイプで、あんまりで来なくて。苦笑

KiKi:あ〜…、わかります。苦笑

Chisa :最初ドイツ滞在も1年間と考えていて、オペアvisaではなく、ワーホリvisaを考えていたので、A1合格証明書も取ることも考えていませんでした。でもA1の資格はあって損はないなと思い、出国前にゲーテでA1試験を受けて、一応合格してからドイツに来ました。

KiKi:あ!でもA1合格したんですね!!それはすごいです!!でもそれを言うなら、私も同じですね。A1合格して、ドイツに行ったら何とかなるだろうと!と思っていたら…何とかならなかった。苦笑

Chisa :そう。何とかならないんです。苦笑

KiKi:A1だと、ドイツ人のみなさん、何言ってるのか全くわからないですよね…!

Chisa :ぜんっぜんっわからないです…!

 

1つ目のホストファミリー構成と、住んでいた場所について教えてください。

Chisa :ファミリー構成は、ママ・パパ・11ヶ月の女の子の赤ちゃん。エッセンのケトビッヒというところに、住んでいました。緑も多くて、スーパーも公園も近くて素敵な場所でした。

近所の橋から見る景色が、お気に入りでした!

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1週間のだいたいのスケジュールと、ホストキッズと何をして遊んでいたのか教えて ください。

Chisa :朝6時過ぎに起きて、まず自分の身支度をします。7時までに哺乳瓶の消毒をして、ホストキッズの朝ごはんを完成させます。7時から、おむつ交換と着替え。そのあとにミルクをあげて、フルーツを食べさせてあげます。その後、8時半から1時間お散歩。10時にお昼寝をさせて、起きたら12時過ぎまで家のおもちゃで一緒に遊んだり、絵本を読んであげたりしてました。毎回、何をして一緒に遊ぶか考えるのが難しかったですね。

KiKi:語学学校は、通われてましたか?

Chisa :通っていました!もともと通いたい語学学校ありきで、ホストファミリーを探していたので。11時くらいにホストキッズにご飯を食べさせてあげてから、12時20分くらいにダッシュして語学学校に行っていました。

KiKi:その間は、ホストキッズは誰が見てるんですか?

Chisa :ホストママです。ホストママが、働きながら学生もされている人で。午前中お仕事や学校に出かけて、お昼には戻ってきてくれていたので、そこでバトンタッチです。

KiKi:なるほど!なかなかハードそうな毎日ですね。語学学校は、どうでしたか?

Chisa :大学付属のプライベートの学校で、今まで長くドイツ語を教えてきた実績のある先生方が教えてくださっているので、とてもわかりやすかったです。ただ最初の3ヶ月ぐらいは、みんな何を言ってるのかわからない状態で、授業についていくのに必死でした。でも日本で一人でA1の勉強していたときより、習得速度は早かったです。現地の語学学校に通い、現地で生活していると、ドイツ語に触れる機会が圧倒的に多いからだと思います。

KiKi:そうですね、そこは圧倒的に違いますね。

Chisa :はい。でも最初は本当にわからなくって、辛かったです。それでも今思い出すと、それは良い経験だったなと思います。

 

1つ目のホストファミリーの家を出て行くことになった理由と経緯を、教えて頂けますか?

Chisa :はい。1つは、スケジュールが結構きつかったことです。先ほどスケジュールのお話をしましたが、毎日語学学校に行くまでバタバタしていましたし、宿題も多く、夜中まで勉強をしていて寝不足でした。それから、朝7時から仕事開始と言われていても、ホストキッズが6時半に起きてきたら、自分の身支度が終わっていなくても預けられることもあり…。全く自分に余裕が持てなくなってしまいました。

もう1つはホストペアレンツとの、子供に対する教育の考え方に、少し違いがあったこと。。

そして最後の1つは、とても忙しいファミリーで、晩御飯しか一緒に過ごせる時間がなかったのですが、来て最初の1週間後ぐらいに、晩御飯も別々にしようと言われてしまったことです。。

KiKi:えっ…それは、何でですか?!

Chisa :まだ結婚されて1年経っていない新婚のファミリーで、2人の時間が欲しいとのことでした…

KiKi:ああ…それはわからなくもないし、日本と欧米だと夫婦の考え方が違ったりしますしね…でも、それは寂しいですね。。

Chisa :はい…。ドイツの生活を知りたいという想いもあって、オペアとしての滞在を選んだのに、ドイツ文化に触れる機会が全くなくなってしまって。ここまで完全に生活を分けられてしまうと、このホストファミリーの家でオペアをしている意味がないなと思いました。

KiKi:そうですね。。

Chisa:それから、私が来てから突然『5月に日本へ新婚旅行へ行くんだけど、chisaに家の鍵を預けることは出来ないから、その間どこか旅行に行ってきて欲しい。』って言われたんです。

KiKi:ん…?家に居ちゃいけないということですか…??

Chisa:そうです。5月に新婚旅行に行くということを、前もって教えてくれていれば、もっと早く私も旅行の計画が建てられたのに…。4月に突然そう言われ、急いでどこかに旅行に行く計画を立てました。

他にも色々とすれ違いがある中、ある日、私の仕事時間中にホストキッズがママを家の中にいるのを見つけて、急いで行こうとして、ガラスのドアに頭をぶつけちゃったんです。そこで、ホストママが大きなため息をついて、『ちょっともうchisaをオペアとして雇うことは出来ない』と言われました。その一言に、私自身も想うことが沢山あったので、『わかりました』と答え、オペアをやめることにしました。

KiKi:そうですか。。完璧なホストファミリーも、完璧なオペアもいないと思いますが、すれ違いや意見の違いを感じてくると、一つ屋根の下に一緒に生活を続けていくのは難しいですよね。

 

1つ目のホストファミリーの家を出てから次に住む場所を見つけるまで、どのように過ごしていたのかと、心境をお聞きしたいです。

Chisa :最初オペアをやめると決めてから次の家を探すまで1週間猶予を頂いていたんですけど、メーデーがあるから、日曜日はお休みだから、となんだかんだ言われて2日で家を出て行かなくちゃいけないことになり…。なんとかairbnbで日本人オーナーの宿を見つけて、そこで3週間ほどお世話になることができました。

しかし、そのうち2週間はホストファミリーが新婚旅行で日本に行く間の旅行の予定を入れてしまっていたので…。強制的にチェコ・ハンガリー・オーストリア・ベルギー・オランダのバックパッカーの旅に出ました。でも、それも自分が行きたくて決めた旅行ではないし、この状況だと全然楽しめなくて、逆に苦痛でした。その後に急いで住めるWG(ルームシェア)を探して、5月の末に入居、先月(2019年1月)まで、そこに住んでいました。

その間の心境なんですけど…心境というか、常にバタバタしていて、とにかく、住める家を探さなくちゃ…!と必死だったことぐらいしか覚えていません。苦笑

KiKi:もう、なんとかしなくちゃいけない状況ですもんね。。

Chisa :そう、やらなくちゃいけない、なんとかしなくちゃいけない。でも先は真っ暗で、家もないし、自分はこの後どうなるんだろう。。どうやったら落ち着いて生活していけるのか、それを考えることに必死でした。

 

もう一度オペアをしようと考えたきっかけは?

KiKi:そして無事WGが見つかってからの約7ヶ月間は、オペアをせずに語学学校に通われたり、本来の目的だった『ドイツ国際平和村』でボランティアをされていたんですよね。(※Chisaさんはワーホリvisaなので、オペアを辞めてからもドイツの滞在は可能ですが、オペアvisaだと新しいホストファミリーを探す必要があります。そのルール等は、各滞在先の外人局へ問い合わせてみてください。)

Chisa:そうです。語学学校には10月まで通い、B1を卒業しました。その後、念願の『ドイツ国際平和村』でのボランティアを開始しました。それでもやっぱり、ネイティブのドイツ語には全然ついていけなくって。。B1の文法や筆記は理解できても、聞く力と話す力が全く追いついてこなかったんです。オペアを辞めてからは、日本人オーナーさんのWGに住んでいて、ルームメイトも全員日本人。すべて日本語で完結してしまう環境で生活をしていました。だから、語学学校と街中で買い物をするときぐらいしかドイツ語を話す機会がなかったんです。

ドイツ国際平和村』のずっとお世話になっている日本人スタッフさんに、『ボランティアとして働く中でドイツ語が全くついていけない』ということを相談した時に、『もう一度オペアをするのは、どう?』と提案されたことがきっかけで、またオペアをするということを考え始めました。

KiKi:その提案のお話を聞いた時に、どう思いましたか?

Chisa:少し不安に思いましたが、『前にオペアをした時は、まだドイツに来たばかりでドイツ語も0の状態だったけれど、今はだいぶドイツにも慣れてきたし、ドイツ語もわかるようになってきたし、もう一度してみたら今度また違うんじゃないかな』という言葉に後押しされました。

それからもう1つの理由が、日本人WGの家賃が高かったことです。最初は日本語のサポートを受けられて安心感もありましたし、人脈も広がって、日本人WGに住んだことは良かったと思っています。ただ『ドイツ国際平和村』でボランティアを続けるためにも、ドイツ語環境に戻る必要があると感じました。

そしてオペアをしていた知り合いがホストファミリーチェンジを経験していて、1つ目のファミリーとはうまくいかなくて2度とするもんか!と思ったけれど、2つ目のファミリーとは今でも連絡を取り合うくらい仲が良いよ、と教えてくれたんです。

『結構みんなホストファミリーチェンジをしているんだ』ということを知れたことも、きっかけの1つです。

KiKi:そうですね。私はアメリカでもオペアを経験しているのですが、ホストファミリーチェンジをしているオペアさん、結構いましたよ。私も1度経験しています。異文化である背景と、お互いの相性もありますしね。ホストファミリーチェンジをすることをプレッシャーに思う必要はないと思います。

 

今のホストファミリーとの出会いと、マッチングするまでの経緯を教えてください。

Chisa :もう一度オペアをすると決めてから、再度『Aupair world 』に登録しました。すぐにいろんな地域からオファーを頂けたのですが、私の1番の目的は『ドイツ国際平和村』でボランティアをすることだったので、そこに近い場所という条件で絞っていきました。そうしたら、今のホストファミリーしか残らなかったんです。

その後メッセージで何回かやり取りをして、お家にも2回招待して頂きました。パパ・ママともじっくりお話をして、子供達と実際に遊んだり…。年末には、まだオペアをしていないのに一緒に旅行にも連れて行って頂きました!その旅行で一緒に過ごす中で、お互い確認をして、契約書を書き、『じゃあ1月から、始めようか』というお話になりました。

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連れて行ってもらった旅行先のMarburgはグリム童話が有名な街で、至る所にグリム童話に出てくるオブジェが飾られていました。左の写真はシンデレラの靴、右の写真は赤ずきんちゃんのカゴだそうです。

KiKi:えー、素敵!Marburg行ってみたいです!そして決めるまでに、そこまで一緒に過ごすという過程を取れたら、安心しますね◎

 

新しいホストファミリー構成と、住んでいる場所について教えてください。

Chisa :はい。日独ハーフのパパ、ドイツ人のママ、3歳の男の子、1歳半の女の子です。デュッセルドルフから電車で1時間ぐらいで着く、小さな街に住んでいます。実は以前インタビュー記事にもなっていた、あんなさんの後任なんです!

KiKi:そうなんですね!そっか、そうしたらとても素敵なファミリーですね。良かった。。!

(詳しくは【ドイツオペア留学インタビュー】ーあんなさんの場合ーも、読んでみてくださいね!)

 

新しいホストファミリーとの生活は、どうですか?

KiKi:今年(2019年)の1月半ばに、新しいホストファミリーのお家に引っ越されたんですよね。まだオペアを始めてから浅いとは思いますが、印象はどんな感じですか?

Chisa :ホストママが5人兄弟なんですね。それで、ホストママ方のおじいちゃん・おばあちゃんに12人孫がいて、とても賑やかなんです。ホストママのご兄弟のお家に旅行に連れて行って頂いたりして、オペアも家族ぐるみで接して頂けているし、ドイツ文化にも触れられるので、とても楽しいです!

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上は、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒にカントリースキーを体験した時の写真です!

KiKi:Chisaさんが、楽しそうにオペア生活を送れていて、良かったです…!お気に入りの場所などは、ありますか?

Chisa :この間散歩していた時に見つけた壁画が、とても素敵でした!

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ホストファミリーチェンジを経験から、オペア留学を考えている人たちに伝えたい アドバイスはありますか?

Chisa : 1番最初のファミリーはKiKiさんのブログを読んで、合わないホストファミリーは避けられるように、メールやskypeで注意深く質問をして決めたつもりだったのですが、実際に一緒に過ごしてみて、メールやskypeだけではわからない部分はたくさんあるなと思いました。もちろん話し合いもお互いしました。それでも状況も改善されないようだったら、長く続けてもお互いのためにもならないので、潔く辞めるのも1つの方法だと思います。

辞めてから、この先どうなるんだろうという不安もありましたが、日本人WGに入居したことで繋がりも広がりましたし、今のホストファミリーにも出会えたので。行動を起こしてみることが大切だと思います。

KiKi:そうですね。日本にいる状態でホストファミリーを探すときは、お互いを知る方法が限られてしまいます。もし可能だったら、前任のオペアさんだったり、第三者のお話が聞けたら安心できますよね。それでも一緒に住んでみないとわからない部分も沢山あるので、すべてを完璧にすることは難しいですよね。もしもの時のために、『ホストチェンジをする場合は、こういう手順で行う』ということもきちんと確認して、書類で残せておいたら良いですね。

オペア留学って、難しい部分がいっぱいあると思うんですよ。でもその分、絶対オペア留学じゃないと経験できない大切な部分もいっぱいあると思うんです。相性やタイミングもあると思うので、1度ホストファミリーとうまくいかなくても、自分を責めすぎず、また行動を起こしてみてほしいです。

 

 

オペア留学後の計画を教えてください。

Chisa :実はまだ白紙で。全然決まってないんです。苦笑 でも『ドイツ国際平和村』で、まだ満足できるまでボランティアしたいと考えていますし、もっとドイツ語も話せるようになりたいですし…最初1年間の予定でワーキングホリデーvisaを取得してきたのですが、1年では全然足りないと感じています。なので、新しいホストファミリーとも良い関係を築けそうなので、オペアvisaを申請し、もう1年ドイツでいろんなことを経験して、勉強したいと考えています!

KiKi:素敵です!Chisaさんのご活躍を、応援しています!!

 

最後に、オペア留学を考えている人たちにメッセージをお願いします!

Chisa :もちろん日本でのドイツ語学習は大切ですが、筆記や文法の勉強はできても、会話はドイツにきて実践を踏んで行った方が上達するのがとても早いと思うし、それに勝るものはないと思うんです。だから日本での準備期間中は語学学習に重点をおくよりも、日本文化について再度学んでおくことが大切だと思います。

こちらに来ると、ホストファミリーや出会った人たちに『日本ってどんな国なの?』とよく聞かれます。その時に、いろんなことを伝えられるように。日本の文化を伝えることも、オペアの重要なお仕事だと、今感じています。

KiKi:なるほど。そうですね。私たちにとっての当たり前が、ドイツの人たちにはとても興味深いものだったりしますもんね。オペア留学の元々の趣旨は『異文化交流』です。ホストファミリーにドイツ文化を沢山教えてもらったら、その分日本の文化についても沢山伝えていきたいですよね。

 

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Chisaさんがボランティアとして働いている『ドイツ国際平和村』の広報の方からのメッセージです。私もchisaさんのお話を聞いて、初めて存在を知りました。多くの方に、この活動を知って頂けたら嬉しいです。

 

「まずは知ってください!自分の周りからできることはたくさんあります!」

ドイツ国際平和村日本語公式サイト
http://japan.friedensdorf.de/

ドイツ国際平和村Facebook
https://www.facebook.com/pg/friedensdorf.jp/about/

 

KiKi

イラストレーター/コラムニスト

西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio / Youtube

※visa取得方法、滞在に必要な保険等についてはお住まいの、又は住まれるご予定の外人局・各管轄の方にお問い合わせください。そちらの方が確実ですし、私に返信を催促されましても、対応できませんのでご了承ください。

Instagram : @kikiiiiiiy

KiKi