秋の新ワインと一緒に楽しみたい「玉ねぎケーキ」【レシピと動画あり】
秋限定の発酵途中のワイン「フェーダーヴァイサー」のおいしい相棒といえば「ツヴィーベルクーヘン」(オニオンケーキ)。玉ねぎのうまみがぎゅっと詰まったタルトを作って秋を楽しみましょう!
「フェーダーヴァイサー」はこちらの記事で紹介しました。
その後、前回はツヴィーベルクーヘンをお届けする予定だったのですが、急きょ「おうちでオクトーバーフェスト」を開催したのでした→記事はこちら
というわけで、今回のテーマはツヴィーベルクーヘン。
フェーダーヴァイサーの季節がそろそろ終わりそうではありますが、なんとか間に合いました!
ドイツ語で「玉ねぎケーキ」という名前のこの料理。
名前のとおり、主役は玉ねぎ。ですがケーキといっても甘くはなく、ベーコンとたまねぎをじっくりと炒め、イースト入りのパン生地にのせて焼いたキッシュのような食べ物です。
たまねぎの旨みと塩気が絶妙なツヴィーベルクーヘンは、濃厚な甘味を持つフェダーヴァイサーのおともに最高!
夏から秋にかけてドイツ各地で開催されるワイン祭りや収穫祭には、ツヴィーベルクーヘンの屋台も登場。この季節になると、カフェやレストランで「新ワイン&玉ねぎケーキ」のセットメニューを用意しているお店もあります。
今年は残念ながらお祭りが難しい状況なので、おうちで楽しむとしましょう!
ここで、自家製ツヴィーベルクーヘンのレシピをご紹介。
とにかく、びっくりするほど大量の玉ねぎをひたすら切って、じっくり炒める。これさえクリアすればあとは簡単。
生地は手作りでもいいですし、市販のパイシートやキッシュ用のタルト生地を使うと、時短でうんとラクにできます。
オクトーバーフェストを機に始めた【トコトコ姉妹のドイツ通信】第2弾として、動画も作りました!
泣きながら、玉ねぎを切って切って切りまくっています(笑)
日本でも手に入る材料で作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
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【前編】では、おうちのキッチンでツヴィーベルクーヘン作り。(動画では市販の生地を使用しています)
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【後編】では、作ったツヴィーベルクーヘンとフェーダーヴァイサーをいただきながら、ドイツでの楽しみ方やワイン街道やお祭りについておしゃべり。最後は紅葉真っ盛りの公園へピクニックに出かけました。
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■ツヴィーベルクーヘンの作り方
材料(28cm型1台分)
<生地>
小麦粉 200g
ドライイースト 小さじ1
塩 小さじ1/2
砂糖 10g
牛乳 100ml
バター 40g
< フィリング>
ベーコン 100g
玉ねぎ 500g
卵 2個
サワークリーム 200g
キャラウェイシード(なくても可) 小さじ1
シュレッドチーズ 100g
作り方
1.生地の材料をボウルで5分ほどこね、1つにまとめて濡れ布巾をかけておく。
2. フライパンで小さく切ったベーコンを炒め取り出す。ベーコンから出た油で薄切り玉ねぎをしんなりするまで炒める。
3.ボウルに卵、サワークリーム、キャラウェイシードを入れ混ぜ、シュレッドチーズと玉ねぎも加え混ぜる。塩気が足りない場合は塩を加える。
4.1.の生地を型より少し大きめに麺棒で伸ばし、バター(分量外)を塗った型にぴったり敷く。底にフォークでたくさん穴を開けフィリングを流し入れる。
5. 190度に予熱したオーブンで約40分焼いたらできあがり。
フェーダーヴァイサーの季節もそろそろ終わりに近づいてきました。
今のうちに秋の味覚を存分に楽しみたいですね。