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【ドイツオペア留学インタビュー】ーHannaさんの場合ー

【ドイツオペア留学インタビュー】ーHannaさんの場合ー

こんにちは、日本ではまだまだ知られていないオペア留学について書かせていただいているイラストレーターのKiKiです!

オペア留学は、人それぞれ方法も、得られる経験や学びも違ってきます。準備方法も、人それぞれです。『自分だったらどう準備するのか・何を学びに行くのか』。その参考資料を少しでも増やしたい!という想いから、いろんな人のオペア留学経験のインタビューをお届けしています。

 

これまで現役、そして先輩のインタビューをお届けしました。

絶賛オペア留学中!ベルリンでフロントエンドエンジニアとして挑戦していく為に、オペアとしてドイツ語を勉強中のFumiさん

オペア留学を経て、今はホテルでAusbildung中(職業訓練制度)!その後はクルーズ船で働くことを計画中なちいさん

 

今回はまだ日本で準備中のHannaさんにインタビューをしました。きっと、オペア留学を検討している人たちにとって一番身近で参考になるんじゃないかなと思います。それでは、早速いってみましょう!

 

 

もうホストファミリーは決まっているんですよね?オペア留学は、いつから開始する予定ですか?

Hanna:はい!まだ具体的な日にちは決まってないんですけど、来年2月の中旬頃からスタートできたらな、とホストファミリーと話しています。

KiKi:じゃあ、あと約半年後にドイツですね!

 

ホストファミリーの家族構成と、住んでいる場所を教えてください。

Hanna:ドイツ人のパパ・日本とドイツのハーフのママ・6歳の男の子・0歳の男の子の4人家族です!日独ファミリーですが、会話は基本ドイツ語のみです。住んでいる場所は、デュッセルドルフからSBahnで約15分くらいで着く街です。8月にドイツに行ったんですけど、その時にその街にも訪れて、ホストファミリーと実際に会ってきました!

KiKi:おお!どうでしたか、印象は?

Hanna:すごく緊張していて、(もう…どうしよう…!)ってなってたんですけど、初めて会った時に握手をして、ハグもしてくれて『君を待っていたよ〜!』と、とても歓迎してくださって…!暖かい印象のファミリーで、安心しました。

KiKi:よかった!これから住む予定の街の印象は、どうでしたか?

Hanna:まだ一度しか訪れていないので、どんな場所なのかはまだわからないのですが…ホストファミリーと一緒に食べたアイスが美味しかったです!

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ドイツに来たい!と考え始めたきっかけは何だったのでしょう?

Hanna:一番最初に”ドイツ”と関わるきっかけになったのは、大学で第二外国語を選択するときでした。なんとなくヨーロッパの言語がいいな、どの国がいいかな、ドイツは今後経済強そうだな、という理由でドイツ語を選びました。

その後、日本に留学に来ていたのポーランド人の子と仲良くなり、タンデムパートナーになろう!と誘われました。(彼女の母国語はポーランド語ですが、ドイツの大学に通っているのでドイツ語がとても上手なのだそう)最初はDer・Die・Dasの変化も全くわからなかったのですが、彼女の日本語が上手だったこともあり助けてもらいながら進めていきました。一緒に水族館に行ったり、私の家族と一緒にご飯を食べたり、たくさん話をしているうちに『あ…!今伝わった…!ドイツ語楽しい!!』と、だんだんドイツ語の魅力にハマっていったんです。

その子が帰国する時に、手紙をもらったんですけど、筆記体で書いてあって正直読めなくて。苦笑 でも、『会いましょう』という部分が理解できて、なんとなく『今度はあなたがドイツに来て、ドイツで再会しましょう』って書いてあるのかなと思って、『よし、じゃあドイツに行こう!』と。大学のドイツへの交換留学制度に出願して、無事1年間ドイツに留学することになりました!

KiKi:おお、すごい行動力…!交換留学は、ドイツのどこに行かれたんですか?

Hanna:Trierというところで、ポルタ・ニグラというユネスコの世界遺産に登録されている、古代ローマ時代の建築物があります!

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それから、カール・ マルクスの生家があることでも有名な街です。カール・ マルクス像が街の真ん中にあって、グッズもたくさん売ってるんです。アヒルのカール・ マルクスくんとか。笑

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KiKi:えー、可愛い!!笑

Hanna:Trierの大学に1年間通って、いろんな人たちに出会って。。最初、何でもはっきり物事を言うドイツ人にカルチャーショックを受けたんです。何でもはっきり言ってくるわあ…!と思って。笑 日本の空気を読む文化を考えると、びっくりすることが多かったんですけど、でも、はっきり言っても全然あと腐れもなくって。

私自身も物事をはっきり言う方だったので、私はドイツの方があってるかもしれないと思ったんです。これが、『ドイツにまた行きたい!』と思ったきっかけです。そして1年間の交換留学が終わって日本に帰国しても、またドイツに戻る方法を調べ始めました。

KiKi:うん、うん。

 

オペア留学を知ったきっかけと、選んだ理由。

Hanna:最初、ドイツに戻る方法として日本の大学を卒業後の語学留学を考えました。ただ語学留学visaだとバイトができないのと、語学学校だと奨学金もなかなか見つからないんです。資金面で厳しいと思い、他に方法はないかと『ドイツ・visa・種類』でネットで検索して情報収集を始めました。ワーホリvisa、フリーランスvisa、そしてオペアvisaを見つけて。

KiKi:たどり着いてくれた!

Hanna:はい!ドイツ家庭に入れて、言語のスキルも上がるチャンスだし、語学学校も補助してもらえて通えるのは理想の環境だと思い、それでオペア留学にしよう!と決めました。

KiKi:うん、うん。

Hanna:私、交換留学中にベビーシッターもしてたんですよ。子どもと関わるのが好きで、現地の幼稚園でインターンもしていたんです。

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↑ベビーシッターをしていた時の写真

 

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↑現地の幼稚園でのインターンの様子

KiKi:じゃあ、もう完璧じゃないですか!

Hanna:そうなんですよ、ホストファミリー探しの時もこの経験が役に立ちました。

KiKi:保育経験が必須なわけではないのですが、あったほうがホストファミリーも自分自身も安心しますよね。

 

『オペア留学をする!』と決めたのは。いつ頃ですか?

Hanna:去年の秋から、私ずっと就職活動をしていて。

KiKi:あっ、そうかじゃあ今大学4年生?

Hanna:そうです!で、ずっと就職活動をしていたんですけど、ずっとドイツに行くことを諦めきれなくて。なんとかドイツに行く方法はないかと、ずっとしつこく調べて、去年の2月にオペアのマッチングサイトにも登録をして。いくつかホストファミリーとコンタクトもとったんですけど、素敵なファミリーと出会っても、『今年の秋から来て欲しい』など時期がちょっと大学卒業と合わない場合が多くて。半ば諦めかけていた時に、今のホストファミリーからコンタクトをもらいました。『本当は今年の10月から来てほしかったけど、あなたが大学を卒業するのを待つわ』って言ってくれたんです!

KiKi:優しい…!諦めずに探し続けることも、大切ですね。

Hanna:ドイツは9月が新学期なので、それに合わせて来て欲しいというホストファミリーが多かったんです。このホストファミリーに出会えて、本当にラッキーでした。

 

オペアvisaを取得するためには、ドイツ語のA1合格証明書が必要ですが、既に取得済みですか?

KiKi:というのを今のところみんなに聞いているのですが、Hannaさんの場合はもうA1はバッチリですよね。

Hanna:交換留学の時にA2から始めているので…

KiKi:多分、その交換留学の資料がきっとA1合格証明書代わりになりますね。

 

ドイツ語のおすすめ勉強法を教えてください!

KiKi:Hannaさんは大学でもドイツ語をとっていて交換留学も経験されていますが、おすすめの勉強方法はありますか?

Hanna:そうですね…今C1の勉強をしていて、

KiKi:すごい!

Hanna:今ゲーテに通って勉強しているんですけど、ドイツ語翻訳の仕事をされている方とか、10年くらいドイツに住んでいた経験がある方がいたりして、圧倒されています。。

KiKi:でもそういう方達と一緒に学べるのも素敵な環境ですね。

Hanna:はい。おすすめの勉強法は…文法を一通り習うと、もう単語量と語彙力になると思うんですけど。。交換留学でドイツに来たばかりの頃にやっていたことは、週5で毎日ドイツ語の授業があったんですけど、今日やるだろうなという部分のテキストを全部予習してから授業に臨んでいました。最初は本当に何もわからなくって、できないのが悔しくて、悔しくて…

KiKi:うん、わかります。。

Hanna:授業中に発言できないと意見がない人だとドイツでは思われてしまって印象も良くないし、クラスメイトの仲間にも入っていけないんです。だからテキストの隅から隅まで読んで、わからない単語を全部調べて。授業中に先生が質問したら、積極的に発言をして!なんでもいいので、知ってること・わかることは言おうと思って!

KiKi:素晴らしい!

Hanna:恥ずかしがらずに、話すこと。あと復習もしっかりして。それが大事かなと思います。そうしたら自然に友達もできて、ご飯に一緒に行ったりとか、パーティーに呼ばれたりとか、そういうところから交友関係も広がって、ドイツ語を話す機会もどんどん増えて行きました。

KiKi:うん、うん。

Hanna:あとは、Netflixなどで、ドイツ語の映画を見る!

KiKi:あー!それもいいですね!何かおすすめの映画はありますか?

Hanna:私、ピクサーが好きで『ヒックとドラゴン』『トロールハンターズ』がおすすめです!見た時に、わからない言葉があったらメモしてドイツ人の友達に聞いて、使える場面でどんどん使うようにしていました。語学学校で習わないような表現も学べるので、こういう勉強法もおすすめです!

 

現在オペア留学に向けて、準備していることや取り組んでいることはありますか?

Hanna:ホストファミリーとこまめに連絡を取り合ってコミュニケーションを続けていることと、もちろんドイツ語の勉強も毎日頑張っています!ホストファミリーが、『今日の息子たち』と写真を送ってくれるんですが、それがもうとっても可愛いです。笑

KiKi:ああ〜、可愛い〜!笑

 

オペア留学後の計画があれば、それも教えてください!

Hanna:いっぱい計画があって悩んでるんですけど…日本には帰らないぞ!と思っていて、、

KiKi:おお!

Hanna:オペア留学後にお仕事を見つけられたらいいなとは思うのですが、どうなるかわからないので大学院に行くことも考えつつ、、

KiKi:うん、うん。

Hanna:でも今、日本でインターンに行っている会社がドイツ進出を考えているらしく、、

KiKi:お!

Hanna:もしかしたら、そこの会社のドイツ支社で働くことになるかもしれないです!

KiKi:おおおー!いろんな可能性がありますね!応援しています!!

 

最後に。オペア留学に挑戦しようとしている人たちにメッセージをお願いします◎

Hanna:ちょっとでもやりたいなという気持ちがあるのなら、挑戦したほうがいいと思います!行動あるのみです!!

KiKi:行動あるのみ!いい言葉!!

 

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HannaさんのTwitter:@Hihanna25

留学経験やドイツ生活について書かれているブログ:https://hihanna25.hatenadiary.com/

検討している方は、ぜひチェックしてみてください◎

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KiKi

イラストレーター/コラムニスト

西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

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KiKi