【今週のドイツ語】auf den Keks gehen
auf den Keks gehen
アウフ デン ケークス ゲーエン
Keks(ケークス)はクッキー🍪やビスケットのこと。
直訳では「クッキーを踏む」となりますが、Keksには口語で「頭」という意味もあります。
クッキー(頭)を踏む・・・神経に触る、イライラさせられる、という意味です。
日本語の、頭にくる!と同じですね。
この表現が生まれたのはここ30年くらいと言われており、それ以前の世代の人は同じ意味でも
auf den Geist gehen(精神を踏む)
を使うことが多いです。
ちなみに、ドイツ人はケーキが大好き🍰で、誕生日等のイベントの有無に関係なく、
自らケーキを焼いたり、カフェに行ったりとしょっちゅう食べていますが、
クッキーは意外と作らないし、食べません。
ただし、クリスマス🎄の時期に食べるPlätzchen(プレッツヒェン)と呼ばれるクリスマスクッキーは別。
1年間貯めに貯めたクッキー愛が爆発。
12月あたま頃からが、1年で唯一のクッキー作りの機会とばかりに、クリスマスに向け焼いて焼いて焼きまくります。
大使館のクックパッドでクリスマスクッキー2種類のレシピも紹介しているので、是非参考にしてみてください!
シュピッツブーベン
バニラキプフェル
今日の例文
Der Dauerregen geht mir auf den Keks!
ずーっと雨ばっかりでむかつく!
©ドイツ大使館
今週のドイツ語
(追記 2020年2月28日)
これまでに紹介した今週のドイツ語が本になりました。このauf den Keks gehen も、このページよりも更に詳しく載っています!
「見るだけで楽しく学べる「暮らし」と「文化」 ドイツのことば図鑑」 というタイトルで、これまで3年以上に渡ってこのサイトで連載をしてきたものを、大幅に加筆修正し、さらに詳しくわかりやすく、そして面白く、例文や関連用語なども載せて紹介しています。
画像をクリック、または「ドイツのことば図鑑」で検索してみてね!