【今週のドイツ語】Krokodilstränen
今日は
Krokodilstränen
クロコディールストレーネン
を紹介します。
Krokodil は ワニ
Träne(n) は涙
つまり、 ワニの涙 という意味です。
これは英語が得意な方ならピンときたでしょうか。
「嘘泣き」という意味なんです。
ワニは、エサとなる獲物を、子どもの泣き声のような声でおびき寄せるんだそうです。
そのためこの表現が生まれたのですが、実際に獲物を食べるときには目から涙が流れるのだとか。
でもこの涙、獲物の命を奪ったことに対する悲しみの涙などではなく、
捕食の際に口(顎?)を大きく開けることによってちょうどワニの涙腺が刺激され、
生理現象として涙(のような液体)が出ているんだそうです。
まさに、嘘泣き!
Krokodilstränen vergießen (クロコディールストレーネン フェアギーセン)
嘘泣きをする、 とか、 悲しんでいるふりをする、という意味で使います。
©ドイツ大使館
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