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【今週のドイツ語】Pechvogel

【今週のドイツ語】Pechvogel

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彼女にふられ、財布を池に落とし、スマホまで池に落とし…という彼。

こんな「不運な人、ツキのない人」にピッタリのドイツ語があります。

 

Pechvogel

ペッヒフォーゲル

 

Pech は「不運」、Vogel は「鳥」です。

つまり不運な鳥。

 

Pech という単語は、今では不運という意味で使われていますが、元々はピッチという黒くてベトベトの油の事を言います。

その昔、猟師が木の枝などの棒の先にピッチを塗り、そのベトベトに羽がくっついて動けなくなってしまった鳥を捕えていました。

 

その、可哀想な鳥をPechvogel =不運な鳥 → 不運な人 と表現するようになりました。

 

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