【今週のドイツ語特別編】Heißzeit
今年の夏は世界的に猛暑でした。
ドイツでも一時期、連日35℃超えという異例の酷暑。
そんな今年の気象を反映して、先週、ドイツ版「流行語大賞」とも言える
「Wort des Jahres 今年のドイツ語」に
Heißzeit
ハイスツァイトが選ばれました。
これは Heiß=「暑い」に Zeit=「時・時期」をくっつけた造語 で、
そのまま訳すと『暑い季節』というような意味になります。
しかし、ただこの夏が暑かったというだけではありません。
もともとある「Eiszeit (アイスツァイト、氷河期)」という言葉と
音も似ていることから、
地球規模での温暖化を警告する意味も込めて、
氷河期に対して『熱波期』とでも呼びましょうか、
そんな長期的な気候変動を予感させる言葉だというのが
選考理由とのことです。
Heißzeit、何かうまい訳語ないかなあ。
いいアイディアがあったら教えてくださいね。
©ドイツ大使館 今週のドイツ語