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【オペア留学の魅力!番外編】ベルリンで多くの人に出逢い、助けられ、イラストを展示する運びとなりました!

【オペア留学の魅力!番外編】ベルリンで多くの人に出逢い、助けられ、イラストを展示する運びとなりました!

こんにちは、イラストレーターのKiKi(@kikiiiiiiy)です。

改めまして、日本でまだ全然知られていない『ドイツのオペア留学』について以下のような記事を書かせていただいています◎

この記事たちが、誰かが夢を叶えるための、何かのきっかけになりますように◎
点々長い

 

さて、今回は【オペア留学の魅力!番外編】です。

この連載の第1回目の記事に書いたように、私がドイツ・ベルリンに来て叶えたかった夢は、様々な人種が暮らし様々な感覚が飛び交うこの街で、絵のお仕事を続けて、挑戦していきたいということ。

そのための準備期間として1年目に、現地での生活に不可欠なドイツ語・文化・コミュニケーション方法についてオペア留学を通して学ばせていただきました。

2017年夏に2年目を迎え、少しずつ”イラストレーターとしての挑戦”の種を蒔いていたのですが、いろんな人たちに助けられ、少しずつ、小さなが花たちが開き始めています。

その1つ、海外で、ベルリンでイラストの展示をするという夢が、多くに人に助けられて叶いました!

オペア留学の先に掴んだチャンス。

まだまだ、これからで、初めの小さな一歩なのですが、その様子を今回ご紹介させていただきたいと思います◎

 

日本とドイツをテーマにしたタンデムイラストの展示会をしています!

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実際にタンデムをしていた時の様子

3年ぶりになる展示会は、私一人ではなく、一緒に語学の勉強をしているタンデムパートナー(お互いの母国語を教えあう語学学習のパートナー)のJulieと合同の作品の展示になります。

私たちはタンデムをするときに、ドイツと日本をテーマにしたイラストを一緒に描きながら、『これは何?日本語でなんていうの?ドイツ語でなんというの?』と話してお互いの言語と文化を学んでいきました。そのイラストたちの枚数も多くなり、いろんな人たちに見てもらう機会をつくり、日本とドイツが好きな人たちの交流の場所であったり、異文化や語学学習について語り合う場所ができたらいいねと、イベントの企画を始めました。

そうして実現したのが、この展示会『Gedankenがいそがしい!!』です。

ですので、今回は普段描いているようなテイストと違い、ラフな落書きのようなイラストが多いのですが、よくよく注目してみたら、自分が知っているドイツと日本、知らないドイツと日本のことが発見できるような、そんな面白いイラストたちになっていると思います。

 

2018.1.19-26『Gedankenがいぞがしい!!』in Berlin

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【日本語】
展示会『Gedankenがいそがしい!!』は、ドイツと日本に住む2人のイラストレーターによるプロジェクトです。

日本人のKiKiは、オペアとしてベルリンに滞在し、ドイツ語と文化を学んでいます。ドイツ人のJulieは、アビトゥア終了後、日本に1年間滞在しました。これは私たちの初めてのタンデムプロジェクトであり、これを通してドイツと日本のさまざまな生活様式の印象を捉えたいと考えています。

お互いの言語学習をする中で、絵を描くことは私たちの経験を共有する有効な手段となりました。

私たちは、ここから多くの類似点を発見します。例えば、2人とも幼い頃に『セーラームーン』のような強い女性になることを夢見ていたこと。旅を愛し、異文化交流に興味があること。

この展示会の作品たちはタンデムプロジェクトの一部であり、どのように私たちがタンデムを行ったかイラストとともにご覧頂くことができます。

ちなみに『Gedankenがいそがしい!!』の意味は、直訳で『思考が忙しい』。生まれ育った国と違う場所で生活をするということは、すべてのものが新しく、私たちの思考は言語や視覚において、常に忙しい状態なのです。

 
【Deutsch】
Die Ausstellung “Gedankenがいぞがしい” zeigt die Perspektiven der beiden Illustratorinnen auf ihr Leben in Deutschland und in Japan.
Kiki kommt aus Japan und lebt derzeit als Au Pair in Berlin. Julie kommt aus Deutschland und hat nach ihrem Abitur einige Zeit in Japan verbracht. Mit diesem Projekt, das für beide das erste Tandemprojekt ist, wollen die Künstlerinnen ihre Eindrücke zu den unterschiedlichen Lebensweisen in Deutschland und Japan festhalten.

Da das Projekt als ein Tandem-Lernen begann, wurde das Zeichnen für Julie und Kiki schnell zu einer Art und Weise ihre Erlebnisse miteinander zu teilen. Es ist eine Art individuelles Portrait über die Zeit in Japan und in Deutschland, der beiden Künstlerinnen, entstanden.

Beim Zeichnen, das stets gemeinsam stattfand, haben sie außerdem viele Gemeinsamkeiten entdeckt. Beide haben in ihrer Kindheit davon geträumt, so zu werden wie die starken Frauen aus dem Anime “Sailor Moon”. Außerdem lieben beide das Reisen und interessieren sich für kulturellen Austausch. Die Werke in dieser Ausstellung sind Teil eines solchen Austauschs und zeigen, wie dieser auf künstlerischer Ebene stattfinden kann.

 

KiKi & Julie

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KiKi
2016年夏に、日本からベルリンに拠点を移す。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科副手として3年間勤務。2015年より、フリーランスのイラストレーターとして活動を開始。独特な色使いで、頭の中の不思議な世界を描いている。
Instagramアカウント:@kikiiiiiiy

KiKi kam im Sommer 2016 aus Japan nach Berlin. Sie ging an die Kyoto Universität für Kunst und Design und studierte Character Design. Nach ihrem Abschluss arbeitete sie 3 Jahre als Assistentin der Manga-Abteilung von Kyoto Universität für Kunst und Design. Seit 2015 arbeitet sie als freie Illustratorin. Sie ist gut darin, einzigartige Farbpaletten zu verwenden und damit ihrer Wahrnehmung der Welt Ausdruck zu verleihen.
Einen Teil ihrer Werke teilt sie auf Instagram unter @kikiiiiiiy

 



Julie Henning

彼女は特に平等な権利・対人関係・旅行に興味を持ち、これらをテーマに用いてイラストや写真を制作している。ベルリンを拠点に活動中。
Instagramアカウント:@jgh_illustrations

Julie Henning interessiert sich besonders für die Gleichberechtigung, zwischenmenschliche Beziehungen und das Reisen. Ihre Gedanken zu diesen Themen setzt sie in ihren Illustrationen und auch in ihren Fotografien um. Julie lebt und arbeitet in Berlin.
Einen Teil ihrer Werke teilt sie auf Instagram unter @jgh_illustrations

 

 Hiroshima Mon Amour - Okonomiyakiya - Berlin

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Photo by : Karin Shikata


私たちのタンデムプロジェクトの展示会場として協力してくれたのは、ベルリンで広島風お好み焼きを作り続けている、ドイツ人Maxのレストラン”Hiroshima Mon Amour”。

彼は交換留学制度を利用し1年間、広島県立大学芸術学部で写真を勉強しました。その時、広島の美しさに魅せられ、ドイツ人にとって”原爆”のイメージしかない広島のことをもっと知ってもらいたい!!と強く想い、ドイツに帰国後、毎日のように食べた”広島風お好み焼き”を提供するお店を始めました。

場所はベルリンの中でもサブカルで濃い地区、”Kreuzberg”。

壁は落書きだらけ、変わったカフェやバー、ライブハウス、古着屋さんがたくさん。アーティストだったり、結構クセの強い人たちが集まってくるヘンテコな場所。

実は、このお好み焼きレストランはポップアップで去年の11月から2月までの期間だけなんです。普段この店舗はアイスクリーム屋さんで、冬のとても寒い時期はお客さんが来ないので貸店舗になっており、それを借りているんだとか。普段は手作りのお好み焼き屋台を引き連れて、いろんな食のイベントに出店しています。

アイスクリーム屋さんが今お好み焼きやさんに変身していて、しかもベルリン”Kreuzberg”らしいポップな装いなレストラン、でもお好み焼きはちゃんと日本の味という、カオスで面白いところ。そして日本とドイツの架け橋になるような活動をしているところに、私たちのタンデムプロジェクトとの共通点を感じて、今回コラボのお願いをしました。

快諾してくれたMaxに心から感謝!ありがとう!

ぜひ私たちの展示会以外でも、Maxのお好み焼きを食べに行って欲しいです。これを読んでいるあなたはきっと日本人だろうから、身近なドイツ人の友達を誘って、広島のお話を教えてあげてね。

簡単な日本語と、ペラペラな英語と、ネイティブのドイツ語で対応してくれます◎

 

展示の様子

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Photo by : Karin Shikata

初日の19日はオープニングパーティーだったのですが、会場がMax一人で切り盛りしている小さいお好み焼きレストランなので、友人たちだけを招待して行いました。それでも20人弱きてくださって、とても暖かい空間になり、嬉しかったです。ありがとうございました!

 

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Photo by : Karin Shikata

展示はこんな感じ。手作り感満載です。笑

テーマが『Gedankenがいそがしい!!』、直訳で『思考が忙しい』なので、カオスな感じを表現しています。すべて共同で、一つの作品を書いています。黒いペンがJulieで、カラフルなペンが私が描いたものです。

イラストにはそれぞれテーマがあって、例えば『日本の夏』。その一枚に、日本人の私が想像する日本の夏と、ドイツ人のJulieが想像する日本の夏が描かれていて、それがカオスに入り混じって不思議な雰囲気になっています。

美味しいお好み焼きをみんなで食べながら、折り紙をしたり、それぞれがイメージするドイツと日本のイラストを描いたり。それらも追加で飾ってあります。

今回私のホストファミリーも来てくださって、ホストキッズが作っていた折り紙なんかも、カウンター下にセロハンテープで飾ってあるので、もし来られたら見てください。笑 すごくアットホームな空間でした◎

 

1月26日まで、作品を見ることができます!

Hiroshima Mon Amour 営業時間
22(月) 定休日

23(火) 12時00分~20時00分

24(水) 12時00分~20時00分

25(木) 12時00分~20時00分

26(金)12時00分~21時00分

 
お店に行く時の注意事項
以上の営業時間にお店は空いているのですが、Max1人でお店を切り盛りしているので、時々用事でいたり、いなかったりする時があります。お店に行かれる前に、以下のメールアドレスから時間を確認していかれることをお勧めします。※英語かドイツ語でお願いします。

メール:konnichiwa@hiroshimamonamour.de

 
私がいる時間
まだ確定ではないのですが、25(木)か26(金)の18:30くらいからいるかもしれません。

そう思ってくれる人がいるかどうかわかりませんが、もしお話ししたいと思ってくださる方は、その時間帯に来てくだされば多分います。正確な日程はわかり次第Twitter(@kikiiiiiiy)でつぶやきますね。

 

 

まとめ!

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Photo by : Karin Shikata

 

私の中では、オペア留学やこれまでのベルリン滞在記録のまとめ、そして新たな挑戦の幕開けになるような大切な展示企画です。日本とドイツに、たくさんのありがとうを◎

ベルリンにお住いのみなさん、今たまたまいらっしゃる方も、ぜひ遊びに来てくださったら、とても嬉しいです◎

目標は、年内に今度は個展をベルリンですること!2018年、頑張ります。

これからも『オペア留学の魅力』と、『オペア留学を経て何ができるのか』を発信していきたいと考えています。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

KiKi

イラストレーター/コラムニスト

西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio / Youtube

※visa取得方法、滞在に必要な保険等についてはお住まいの、又は住まれるご予定の外人局・各管轄の方にお問い合わせください。そちらの方が確実ですし、私に返信を催促されましても、対応できませんのでご了承ください。

Instagram : @kikiiiiiiy

KiKi