ドイツ人のデート事情って? コロナ禍でも楽しめるドイツ流のお出かけ提案。
こんにちは、ドイツ在住インスタグラマ & ライターのオペラです!
ドイツは、引き伸ばされるロックダウンで、旅行どころか、レストランもカフェも劇場も、全てクローズ。厳しい規制の中、ただひたすらに、この大変な時代に終わりが来るのを待つばかり、、の毎日を過ごしています。
はて。でもそんな中、ドイツのカップルは、一体全体どんなデートをしているのかしらん?
と疑問に思い、私のインスタグラムや、周りの友人たちにアンケートをとり、「コロナ時代のドイツ流デート事情」をリサーチしてみました。
すると、「う〜〜ん!ドイツだわ!笑。」という回答の数々が。皆さんもパートナーや、気になるあの方❤︎に、ドイツ流デートのお誘い、してみてはいかがでしょう。
それでは!
①すごい距離の散歩&サイクリング
ドイツ人と散歩に行ってまず驚くのは「え!?そんなに歩くの?!」ということ。
日本人の私からすると、お散歩というと、家の近くをぶらぶら歩く、程度のものを想像しがちなんだけど、ドイツの皆さん、平気で5km〜10k歩きます。
これ、どのくらいかっていうと山手線で3〜5駅分。もう「おさんぽ」っていう、可愛らしい響の言葉からかけ離れてしまって、コレは競技か?!と思うほど。
でもこのお散歩、本当に楽しいんです。
例えそれが住宅街であっても、森や林の自然の中であっても、歩かなければ決して気づけなかった、小さな発見の連続。窓際に飾ってあるお花の品評会や、ちょっと面白い街頭広告に、ウィットの効いたコメントをしてみたり。
会話に困ることも、全くなし❤︎ そしてスポーツ後のような爽快感!
また、ドイツ人の休暇のお供といえば自転車!と言っていいほど、ドイツ人はサイクリングが好き。
こちらも20〜40kmなどの距離を軽く走ります。日本人の私にとっては、自転車って「目的地に行くための乗り物」だったんですが、このロングサイクリングをしてみると、「自転車で走る、その行為自体」が楽しいものなんだな〜と実感。
GPSで行った経路の記録できるランニングアプリなどを使って、その日のルートを記録しておくのもオススメ。走行距離だけでなく、その日の思い出にもなりますよ❤︎
②簡単ピクニック
私が思うに、ドイツ流のピクニックの良さって、そのカジュアルさ。
行き先を決めて、朝からお弁当を作って、、などと気合を入れず、その日の朝ごはんの残りなんかを、ぱぱっと詰めて、ブランケットを鞄に丸めて入れて、すぐさま出発するのです。
近所の公園や、いい感じの木の下などのに、マイ陣地を作ります。ベンチでももちろんOK !
私が素敵だなぁ、と思うのは、ワインを持って行く時など、本物のグラスを使う人が多いこと。グラス二つくらい、意外に割れずに持ち運べるもの。紙コップで飲むよりずっと美味しく、素敵な気持ちに。
私は、こんなピクニック用のバスケットなんかも愛用しています。
また、「ピクニック・グリル」という名の簡易バーベキューのセットなんかも、気軽にスーパーで買えます。
これ、必要なものはなんとライターのみ!グリル網から、石炭、着火剤までもがセットになっていて、3ユーロほどで買えてしまう、このお手軽さ。
この気軽さが、気負わない素敵なデートの時間となること、間違いなしですよね。
もちろん、美味しいドイツソーセージを焼きましょう!
③森で〜を摘んで料理
ドイツ人は森が本当に好き。
人は森の中を歩くだけで、ストレス・ホルモンである、コルチゾールが、かなりのレベルで軽減されると言われています。メンタルヘルスの改善に最適な、森のめぐみ。
でも、その森が美味しいものの宝庫だったらどうでしょう!
例えば、5月の今の時期、人々がそれを目当てに、こぞって森の中に入っていく、、そんな植物があります。
それは「葉ニラ= ベアラオホ Bärlauch」!
行者ニンニクとも呼ばれ、瑞々しい葉っぱは、ニンニクとニラを混ぜたような、森を歩いているだけで、ヨダレが出てきちゃうくらい、美味しい香りがするのです。
私はこれをリゾットにするのが毎年の楽しみ!その他にも、ハニラペーストやハニラ塩など、春の保存食にして楽しめます。
私のフォロワーさんの中には、コロナでレストランに行けない分、「おうちで一緒にお料理しよう!」って、彼を誘いやすくなった、という方もいました。デートは、いろんな言い訳を使っても、誘ってしまえばこっちのもの❤︎ドイツ人は、女性もとても積極的なんですよ〜。
Instagramでもっとみる
エルダーフラワー(ホルンダー Hollunder)も、もうすぐ咲く季節。美味しいお花のシロップのレシピ、私のインスタからチェックしてみてくださいね❤︎
④アイスを食べる
いやいや、そんな簡単なデートって。。
って思うでしょ! いいえ。実は、私のお友達はこれで「結婚」したのです!!笑
これね、私が知る限り、最短で最もカジュアルなデートの誘い方。ランチよりも、映画よりも(今は無理ですが、、)プレッシャーがないでしょ❤︎
実は、出会ったばかりの男女は、スイーツなど甘いものを一緒に食べると、脳内のドーパミン分泌が上がることで、相手に対する好感度が上がる。という脳科学の研究結果があるそう。
ドイツ人は、男性も女性もアイスが大好き。寒い冬だって、食べちゃうくらいです。
「一緒にアイス食べよ〜!」から始まる恋も、素敵ですよね。
⑤ザ・ドイツなボードゲーム
アウトドア派なデートが続きましたが、最後はおうちデートを。
懐かしの人生ゲームやUNO ! 子供の頃の楽しい思い出、、という方がほとんどでは? 実はドイツではボードゲームは、列記とした大人の遊びなのです。
そのゲームの種類も、頭脳推理系から戦いものまで幅広く、私の友人カップルも、夕食後にワインを飲みながら、夜な夜なゲームをするそう。コロナ自粛さえなければ、お友達を招いて「ゲームナイト」を開くとか。
なんだかお洒落な遊び方、、って私は憧れ始めています❤︎
また、コロナ禍ではパズルも流行っているのです!
1000ピースほどのパズルを、ゆっくり隙間時間に完成させて行くのは、まるで瞑想しているみたいな集中力と、完成した時の喜びがあります。
おうちでネットフリックスやネットサーフィン。それ以外にもこんな時間を作るのって、素敵な習慣ですよね。
まとめ
ドイツのデート特集。コロナ禍をテーマに募集してみましたが、これ、ロックダウン以前と実はあまり変わっていない気もします。つまり、「本当に自然が大好きで、素朴な人たち」それがドイツ人なのかもしれません。そして、多かったのが「やっぱり最後はビール!」という声。今は、お店でビールを飲むことはできませんが、やっぱり、お外で飲むドイツビールは最高ですね。こっそり、鞄に忍ばせるのもアリです!笑。
まだまだ息苦しい毎日ではありますが、皆さんの大切なひとと、そして、気になるあの人に勇気を出して声をかけて、楽しいひとときを過ごすヒントになれば、、と願ってやみません❤︎
今日もダンケ❤︎オペラでした!