【今週のドイツ語】Lügen haben kurze Beine
4月に入って早々に、学校や職場で「やられた!」と思った人も多かったのでは?
エイプリルフールはおおっぴらに嘘をつける日でした。そこで今日は「嘘」にまつわることわざを一つご紹介します。
Lügen haben kurze Beine
リューゲン・ハーベン・クルツェ・バイネ
Lügeは「嘘」で、ここでLügenと最後にnがついているのは複数形です。Beineは「脚」の複数形、kurze Beine で「短い脚」。直訳すると、「嘘は短い脚を持っている」「嘘は短足」。どういうことでしょう。
基本的に嘘はいけないことですよね。たとえ嘘をついてその場をなんとか乗り切ったとしても、そのツケはすぐに回ってくる。「嘘をついてもすぐにばれてしまう」ということを、「嘘の脚は短いので速くは逃げられない」という比喩で表しているのです。
年に一度、楽しんでつく嘘は、短い脚でも逃げる必要のない、みんなが面白がれるものでしたか?
「短い脚のウソ」に関するサンドラ・へフェリンさんのブログも是非お読みください!
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