【今週のドイツ語】Der Teufel ist ein Eichhörnchen
今週末は節分。
お家で豆まきしますか?鬼の役は…やっぱりお父さんなのでしょうか(涙)
そこで今日は、鬼にちなんだドイツ語の言い回しをご紹介します。
Der Teufel ist ein Eichhörnchen
デア・トイフェル・イスト・アイン・アイヒヘルンヒェン
Teufel トイフェルが鬼、Eichhörnchenアイヒヘルンヒェンはリスのことです。
「鬼はリスだ!」…???
どういうことでしょう?鬼がかわいいリスなんて、ちょっとピンと来ませんが。
これは、「不幸は、ほんの小さな、無害と思われるようなところに潜んでいる」
「どんなに準備万端でも、油断は禁物」という時に使われる言い方なんです。
日本で言うなら「思わぬところに落とし穴が」といったところでしょうか。
かわいいリスですが、中世ヨーロッパでは、
毛が赤っぽいことや、すばしっこいところから、
悪魔を連想させる動物とみられていたそうです。
そんなところからも、こんな表現が生まれたのかもしれませんね。
というわけでリスは外(?)…福は内!
良い週末をお過ごしください。
©ドイツ大使館 今週のドイツ語