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【今週のドイツ語】Fünfte Jahreszeit

【今週のドイツ語】Fünfte Jahreszeit

みなさん、ドイツに季節はいくつあると思いますか?

え?ドイツも日本と同じく四季なんじゃないの?

春、夏、秋、冬の4つでしょ?とお思いでしょう。

 

いえいえ。実はドイツにはもう一つの季節を表す言葉があるんですよ。

それが

Fünfte Jahreszeit

フュンフテ ヤーレスツァイト

これだけだとそのまんま『5番目の季節

 その地域地域で、人生の一部!と言ってもいいほどの大切な行事やお祭りの時期を

こう呼んだりするんですが、

今、11月のこの時期に「5番目の季節」と言えば、何と言ってもカーニバル』なんです。

 

「え?カーニバルって、早春じゃないの?」と思ったあなた、確かに正解です。

でもね、カーニバルのお祭りに命をかける「道化たち」の間では、既に先週の11月11日11時11分に

第5の季節・カーニバルが始まっているんですよ。彼らにとってそれこそが

Die fünfte Jahreszeit!  なんですね。


 

カーニバルのお祭りが盛んなライン地方や南西部のマインツ、そのほか多くの地域では、

この日この時に「道化の季節」の始まりを盛大にお祝いしました。

この季節は来年のカーニバル本番のお祭り終了まで続きます。

カーニバルが終わる日はAschermittwoch 「灰の水曜日」と呼ばれ、

来年は3月6日がそ日に当たります。

 

でも何で11月11日11時11分なの??

その理由は諸説あってはっきりしたことは分からないのですが、

11という数字は、キリスト教で象徴的な意味を持つ10(モーセの10戒)や

12(12使徒)のうな数字に当てはまらず、型にはまらないなどという理由で、

「道化の数字」とも呼ばれているんです。

 

 

©ドイツ大使館  今週のドイツ語

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ドイツ大使館 広報部の職員による投稿です。

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