【今週のドイツ語】beleidigte Leberwurst
ドイツにはやっぱり、ソーセージを使った言い回しがたくさんあります。
今日ご紹介するのもその中のひとつ。
Beleidigte Leberwurst
ベライディクテ レーバーヴルスト
beleidigen ”感情を害する”という動詞で、beleidigteで形容詞になります。
Leberwurst Leberは肝臓、Wurstはソーセージ、です。
感情を害した肝臓ソーセージ。何のことかわかりますか?
中世では、感情は肝臓が司るもの、と考えられていました。
その為、怒った人のことは ”肝臓が怒っている” と言ったそうです。
そこへいつからかソーセージがくっつき、
Beleidigte Leberwurst = 些細な事で怒る人、むくれている人
という意味になりました。
こうしてソーセージがつくのがドイツらしいですね〜。
ただし、プリプリとむくれている人をソーセージ呼ばわりするともっと怒ってしまうかもしれません!
使うタイミングと相手には注意しましょう。
©ドイツ大使館
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