ドイツ情報満載 - YOUNG GERMANY by ドイツ大使館

#Author : サンドラ・ヘフェリン

サンドラ・ヘフェリン

ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴19年、著書に「ハーフが美人なんて妄想ですから!!」(中公新書ラクレ) 、「ニッポン在住ハーフな私の切実で笑える100のモンダイ』(原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: ヒラマツオ/KADOKAWA)、「『小顔』ってニホンではホメ言葉なんだ!?~ドイツ人が驚く日本の「日常」~」(原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: 流水りんこ/KKベストセラーズ)」など計11冊。自身が日独ハーフであることから、≪ハーフはナニジン?≫、≪ハーフとバイリンガル教育≫、≪ハーフと日本のいじめ問題≫など「多文化共生」をテーマに執筆活動をしている。ホームページ 「ハーフを考えよう!」 を運営。趣味は時事トピックについてディベートすること、カラオケ、散歩。

サンドラ・ヘフェリン

2022.11.09ドイツ語の「話し言葉」

長く日本に住んでいるので、いまドイツで使われているスラングというかUmgangsspracheというか「話し言葉」に疎かったりする私です。   Umgangsspracheは「俗言」「俗語」…

2022.10.12Das Leben ist zu kurz für späterというドイツの「生き方」本を読了

最近、移動中はよく本を読んでいます。先日、遠出した時は新幹線でこの本を読みました。   Das Leben ist zu kurz für später Stell dir vor, du …

2022.09.14人間関係にも文化が出る?

先日、日本に長く住むハンガリー出身の女友達Nと一緒に日帰り温泉に行ってきました。温泉は・・・やっぱりリラックスしますね。   リラックス効果のせいか、温泉からあがった後のお食事処では会話が弾…

2022.08.10「しゅっぱああつしんこうー!(出発進行!)」

ニッポンの電車に乗っていると、   車掌さんが、それはそれは大きな声で   「出発進行!」   と叫んでいるのを聞くことがあります。とっても「通る」声、というか、大きい声…

2022.07.13ドイツ&ドイツの企業文化について書かれた本「なぜ日本社会では女性が輝けないのか」(文芸社、著者:大島愼子)

大島 愼子(おおしまちかこ)さんが書いた「なぜ日本社会では女性が輝けないのか」(文芸社)をご紹介します。     著者は長年ルフトハンザに勤務していましたが、本を読んでビックリした…

2022.06.086月16日発売「ほんとうの多様性についての話をしよう」(旬報社)

中学生と高校生向けの「多様性」に関する本を書きました。「ほんとうの多様性についての話をしよう」というタイトルです。もちろん大人の方にもお読みいただけます!     一章では「人間は…

2022.05.11社会情勢に関するドイツの風刺

最近Jan Kunzさんの風刺画が好きで、仕事の合間などに見ては笑っています。   以下は、ドイツでマスクの着用義務がなくなったことを受けての風刺画。     朝、会社に…

2022.04.13【謝罪】にまつわる文化ギャップ

国と国を比べるとき、食生活の違いだとか、街中の風景の違いなど「わかりやすいもの」に目が行きがちですが・・・   個人的に最も興味深いのは「考え方の違い」だと思っています。以前、ドイツと日本で…

3d small person pushing query mark symbol on a road.Isolated on white background.

2022.03.09Migrationshintergrundか、それともMigrationsvordergrund か?言葉は大事 文脈も大事

ドイツの連邦統計局(Statistisches Bundesamt)は2005年からMigrationshintergrundという言葉を使ってきました。Er/Sie hat einen Migrat…

2022.02.09ドイツ本の紹介“Das Integrationsparadox”(Aladin EL-MAFAALANI, KiWi)

寒いときは、家で読書!(この原稿は1月上旬に書いています。)   最近またドイツ語の本をよく読むようになりました。私が好きな本は和訳がないことが多いのが残念ですが、、、それでも「ドイツ語で読…