ドイツ情報満載 - YOUNG GERMANY by ドイツ大使館

念願の日本勤務

ⒸGerman Embassy Tokyo

念願の日本勤務

北海道から札幌英藍高等学校のみなさんが来館。
今日は広報課長のクレープスさんがみなさんをお迎えしたんだ。

クレープスさんは「東京生まれ東京育ち」と自己紹介。
幼少期を日本で過ごし、今年の夏の転勤で「懐かしい」東京へ異動。
20年ぶりに東京に住むことになったんだ♪
もちろん生徒さんからの質問には完璧な日本語で回答してたニャ=^_^=

みなさんからは興味のある進路に関連して、ドイツの大学進学事情についてクレープスさんに質問。
クレープスさんはドイツでは「大学は大学」と、どの大学も差は無く、要は学生が何を学んでそれをどう修めるか、学生個々の取り組みが重要であることを強調。
そしてワーキングホリデービザなどを活用したり、実際にドイツに留学することをオススメ♪
みなさんの中にはイギリスやアメリカでの留学希望者が多く、その志望動機を自身もイギリス留学経験のあるクレープスさんは興味深く聞いていたけど、「ぜひドイツ留学を考えて!」と強調。

ⒸGerman Embassy Tokyo

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これからは英語が話せることは当たり前になり、第2外国語としてドイツ語を学ぶことを提案。

ところで現在、ドイツ語を学ぶ日本人と、日本語を学ぶドイツ人、どちらが多いか分かりますか?

実はドイツ語を学ぶ日本人は23万人で日本語を学ぶドイツ人1万2千人の約20倍。
それでもドイツ語を学ぶ人数は以前と比べて減ってきてるんだ・・・

ドイツパンの試食ではクレープスさん、定番のブレートヒェン「カイザーゼンメル」についてその誕生エピソードを披露。

「カイザー」はこの前のカイザースラウテルン市長来館の時に説明した通り、「皇帝」という意味で、「ゼンメル」は「ブレートヒェン(小さいパン)」の別称。(⇒「「皇帝」の名を冠す」)
ある時、皇帝が美味しいドイツパンを食べたいと命ずるも、その時既に皇帝に歯は無く、堅いドイツパンをどうやって食べやすくするか思案、そこでちぎりやすいように筋目を入れたんだって♪


みなさんからは日本を訪れるドイツ人について質問。
調べてみたら・・・
総数 観光 商用
2004年 106,297人 44,470人 52,780人
2005年 118,429人 48,541人 59,458人
2006年 115,337人 44,207人 61,501人
2007年 125,193人 50,910人 63,947人
2008年 126,207人 55,090人 61,086人
2009年 110,692人 55,856人 45,251人
2010年 124,360人 62,384人 52,548人
2011年 80,772人 28,327人 44,062人
2012年 108,898人 47,254人 53,494人
2013年 121,776人 58,479人 54,693人
2014年 140,254人 72,545人 58,131人
【出展:日本政府観光局(JNTO)】

ドイツは2006年からはイギリスとフランスに次いでヨーロッパからの訪問者第3位で、昨年は過去最多の訪問があったんだ。
表を見ると、以前は商用関係での来日者が多かったけど、今は観光客がそれを上回ってる♪
ちなみに日本からドイツを訪問する人数は約71万人(2014年)で、ヨーロッパの中ではフランスを上回って第1位ですニャ=^_^=

クレープスさんと記念撮影後、みなさんは大使公邸のお庭を見学。


大使館の壁展覧会を見ながら正門に戻ってくると大使夫人とばったり!
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歓談して写真撮影をしていると、今度はフォン・ヴェアテルン大使が車で到着。
大使は車から降りてみなさんと記念撮影♪
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とってもいい思い出になりましたニャ=^_^=

(05. November 2015)






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