【ドイツ・ワーホリ】スムーズなビザ申請のために注意しておくと良いポイント
どうも、wasabi( wasabi_nomadik)です。
夏は夜10時くらいまで明るかったベルリンもすっかり秋模様。グンと日が短くなってなんだか寂しい気もする今日この頃です。
今回は私の経験を思い出して、ワーキングホリデービザの申請をスムーズに行うために注意しておくと良いことをご紹介したいと思います。
いざ「ワーキングホリデーに行くぞ!」と決めて、事前に資金を貯めたり語学を勉強して準備してきた人にとってビザの取得はスムーズに終わらせたい事ですよね。せっかく準備してきても最後にこのビザ取得の段階でちょっとでも問題があると何かと不安になってしまいます。
そうならないためにも、こちらのドイツ大使館の公式ウェブサイトのワーキングホリデーに関するページは必ずよく目を通して必要書類や保険、資金等を準備しましょう。
【ワーキングホリデー申請に必要な書類】(2015年9月16日時点)
1. | 記入済みのWHVビザ申請書(Web版の申請書, 大阪の場合は長期ビザ用の申請書と合わせて各1部持ってきて下さい) |
2. | パスポート用写真(35x45mm 正面撮影、その他の規定については詳細を参照)1枚 |
3. | 日本国パスポート(ビザの有効期限が切れた後、なお3ヵ月以上有効期限の残っているパスポートが必要です。) |
4. | 往復航空券予約の証明書 |
5. | ドイツでの全滞在期間有効な旅行者用医療保険(歯科の治療にも適用され、女性の場合は妊娠時にも適用される保険に加入していることを証明するものを提示してください。)および旅行賠償責任保険 |
6. | 生活費支払い能力の証明(預金通帳および通帳のコピー、または金融機関発行の残高証明書) 1年間滞在する場合には最低2,000ユーロの資金があることを証明しなくてはなりません。片道航空券しかない場合は、この2倍の金額を証明する必要があります。 |
上記の申請必要書類は公式ページから引用させていただきました。
ワーホリビザ申請に必要なのは6つの項目。
私が個人的にここに注意しておくとスムーズに書類準備を進められると思ったコツを書いてみました。
【1. WHVビザ申請書のフォーマットに注意】
[WHVビザ申請書]ですが、これはオンライン上で記入した自分の情報を印刷して、申請します。
まず、ページ右上で自分の分かる言葉で言語設定をします。(現在英語、ドイツ語等はありますが日本語はオプションにありません。) なので私は英語で入力をしました。情報を入力してから言語を切り替えてしまうと情報が消えてしまって始めからやり直しになってしまうので言語の設定は一番先に確認しましょう。ちなみに、この申請書は情報をファイル保存しておける機能がありますが、ブラウザによっては保存したファイルが開けない事もあるので1回で書類をプリントアウトせずに入力した情報を保存しておきたい場合は必ず一度試しに保存してみてファイルがちゃんと機能するか確認してみてください。
【2. 写真のサイズや撮り方】
これに関してはこのページを参考にしてみてください。▶︎SAMPLE PHOTOS【3. パスポートの更新はお早めに!】
私はちょうどパスポートが切れてしまっていたので、ワーホリビザを申請する前にパスポートを更新する必要がありました。すでにパスポートを持っていたのでそんなに手間のかかる手続きではなかったですが、それでもやっぱりビザ用写真とは別に写真を用意したりとそれなりに時間をとられます。ワーホリビザ申請の前に慌てないためにも、残り期限が少ないのなら早めにパスポートを更新しておくことをおすすめします。【4. 往復航空券チケット】
私が選んだ往復航空券のタイプは、復路の日程を後から調整できるオープンタイプのチケットです。1年以内ならいつでも帰れるというチケットを選んでおくと色々な面で安心です。私はスカンジナビア航空のユース運賃で往復航空券をサーチャージ込み13万円程度で買うことができました。これは25歳以下の人か、32歳以下の学生が使える割引です。スカンジナビア航空以外にもこういうキャンペーンをやっている航空会社は色々あるので調べてみるといいかもしれません。
【5. 保険の証明書と、「領収書」をお忘れなく】
ワーホリビザ申請時には必ず保険に加入している状態にしておきましょう。そうでないと少し面倒です。また、私は最初保険の証明書を持っていってしまったのですが保険料を支払った証明として「領収書」も必要だと言われました。これ、意外と見落としがちなポイントだと思うのでビザ申請の際は注意してみてください。ちなみに私が何の保険会社を使ったかについては詳しく自身のブログ「WSBI」にて近日ご紹介予定なのでよろしければこちらもチェックしてみてください。【6. 銀行の通帳残高は前日か当日に履歴を更新!】
ビザを取得するためには2000ユーロ(約30万円弱)の残高証明が必要です。(片道チケットの場合はこの2倍必要。)この証明には銀行通帳の最新の残高ページをコピーすることで事足りるのですが、問題は最新残高の日付です。これはビザ申請前日か当日のものではなくてはいけないので、自分で1円でも1000円でも入金するか引き落として残高に動きを加え、最新の日付を表示する必要があります。私はこのことを知らずに、ビザ申請時に一度近くの銀行まで通帳を更新しに行かなければならなかったので気をつけておくと良いポイントだと思います。東京のドイツ大使館にはコピー機がありましたが、スムーズに申請するためには一応全ての書類はコピーしてから持参し、なおかつパスポートを含め、全ての書類原本も持ってきておくと安心です。
スムーズな申請で、是非楽しいワーホリのスタートを切ってください!
【About “wasabi”】
2014年獨協大学を卒業後フリーランスのライター・翻訳家としてドイツ・ベルリンを拠点に活動中。
ブログ「WSBI」ではより詳しいワーホリ関連情報とフリーランス関連情報を発信中!
ドイツで見つけた日本文化を紹介するTadaimaJapanでの連載、「ドイツで日本発見!」もお見逃しなく!