4連勝と4連敗
先週各地でUEFA欧州選手権(ユーロ2016)予選が開催。
ヨーロッパの53の国と地域が9つのグループに分かれて対戦中。
ドイツ代表は現地時間9月4日、フランクフルトにポーランド代表を迎えて対戦。
前回のアウェー戦では史上初の敗北を喫し、ここまでポーランドに次いでグループ2位。
今季初の代表戦かつ前回のリベンジということでメンバーも気合いが入る中、ロイス選手(ドルトムント)が左足親指の骨折でまたしても欠場・・・
今回はバルセロナ守護神テア・シュテーゲン選手が招集され、ここまでドイツゴールをノイアー選手と共に守ってきたドルトムントのヴァイデンフェラー選手の名前が無くなる・・・
そしてリヴァプールDFのカン選手が代表初招集でこの試合先発。
試合は前半12分、ヘクター選手(ケルン)→ベララビ選手(レバークーゼン)→ヘクター選手→ミュラー選手(バイエルン)と鮮やかにパスが繋がりドイツが先制!
続く19分にはゲッツェ選手(バイエルン)が鮮やかなドリブルで切れ込み右足でゴール左隅にシュートを決めドイツ2点目。
ポーランド代表は37分、カウンターで攻め上がりゴール前への絶妙なパスにレヴァンドフスキ選手(バイエルン)がダイビングヘッドを決め1点差に詰め寄ると、前半終盤は怒濤の攻撃でドイツゴールを脅かすもノイアー選手(バイエルン)のファインセーブなどでドイツ1点差を守り前半終了。
後半82分にはこの試合当たってるゲッツェ選手が左サイドからドリブルで持ち込み中央右寄りのミュラー選手へパス、ミュラー選手が放ったシュートが味方DFに当たりコースが変わりポーランドGK倒れながら足で防ぐも、ゴール前に詰めていたゲッツェ選手がこのこぼれ球をきっちり決めてドイツ貴重な追加点。
結局この試合はポーランド代表を3対1で破りドイツ代表はグループ首位に。
◆◆◆
現地時間9月7日にグラスゴーで行われたスコットランド戦。
スコットランド代表はここまで3勝2分け2敗のグループ4位で3勝はすべてホームであげたもの。
ホームでは3戦3勝とめっぽう強いだけに侮れない・・・
スターティングメンバーはベララビ選手(レバークーゼン)に代えてギュンドアン選手(ドルトムント)を起用した以外はポーランド戦と変わらず。
試合は前半18分、中盤でボールを受けたミュラー選手がドリブルでゴール前へ切れ込み左足で放ったシュートが、相手DFに当たりコースが変わりキーパーが逆をつかれた形となりゴール右隅に決まりドイツ先制!
しかし28分、スコットランドFWマロニー選手(ハル・シティ)のフリーキックがノイアー選手の手前でバウンド、パンチングで防いだボールがDFのフンメルス選手(ドルトムント)に当たりオウンゴールとなり同点に。
34分にはゲッツェ選手からボールを受けたカン選手が強烈なシュートを放ち、キーパーが弾いたところを再びミュラー選手が決めてドイツが勝ち越すも、前半終了間近の43分、スコットランドがコーナーキックから得点して再び同点で前半終了。
後半に入って54分、ミュラー選手が右ゴール前から中央へ折り返し、ギュンドアン選手が左インサイドで合わせたボールがゴール右隅に決まりこれが決勝点に!
ドイツが辛くもスコットランドを2対3で破りグループ首位を堅持。
予選は10月8日のアイルランド戦(敵地)、11日のジョージア戦(ホーム)の残り2試合。
アイルランド戦で勝つか引き分けで本線出場。
トイトイトイ=^_^=
女子ブンデスリーガは第2節、大儀見選手が先制点をアシストしチーム2連勝に貢献。
第3節は大儀見選手のフランクフルトと永里選手のポツダムが対決。
姉妹対決を楽しみにしてたけど永里選手はベンチ外。
女子ブンデスリーガ チームと都市(2015-16シーズン)
(地図をクリックして詳細を表示)
UEFA欧州選手権(ユーロ2016)予選の為、1週お休みした男子ブンデスリーガ。
オランダ代表ロッベン選手がユーロ予選で負傷、しばらく戦列を離れることになったバイエルンはアウグスブルクとの「バイエルン・ダービー」。
一昨年度は連続無敗記録が破られ(⇒「バイエルン遂に敗れる」)、昨年度も後半戦で敗れているバイエルンにとっては、アウグスブルクが今季未勝利といえども気が抜けない。
案の定、試合は前半43分にエッスヴァイン選手のゴールでアウグスブルクが先制。
アウグスブルクになかなか追い付けないバイエルンは後半77分、レヴァンドフスキ選手が同点ゴールを決めると、試合終了間際の90分、相手ペナルティエリアでコスタ選手が倒されPKをゲット。
これをミュラー選手が豪快に決めて勝ち越し!
バイエルンは難敵アウグスブルクに勝利して開幕4連勝♪
逆にアウグスブルクはまたしても今季初勝利はお預け・・・
ハノーファにケガで出遅れていた清武選手がカムバック!
酒井宏樹選手とともに香川選手と丸岡選手のドルトムントと対戦。
試合は早速、清武選手が中盤からアンドレアセン選手に絶妙なパス、これをゴール前にアシストしソビエフ選手がゴールを決めてハノーファが先制。
しかし好調ドルトムントはすぐにオーバメヤン選手、ムヒタリアン選手がゴールを決めてリードして前半終了。
後半に入りソビエフ選手がこの試合2点目のゴールで同点に追い付くもオウンゴールでリードを許し、オーバメヤン選手にこの試合2本目のエルフメーターを決められトドメを刺される。
これでドルトムントも開幕4連勝♪
ハノーファも今季初勝利はお預け・・・
酒井選手は先発フル出場。
清武選手は先発して後半79分に交代。
香川選手は先発して後半90分に交代。
丸岡選手はベンチ外。
原口選手のヘルタはシュトゥットガルトと対戦。
試合は前半14分、ゴール前でボールをもらった原口選手が技ありのフェイントで相手をかわし今季初ゴールでヘルタが先制。
その後、同点を許すも前半アディショナルタイムにスイス代表ルステンベルガー選手がゴールを決めて、試合はこのままヘルタが勝利。
名門シュトゥットガルトはこれで開幕4連敗・・・
原口選手は先発フル出場。
原口選手①
酒井高徳選手のハンブルクはメンヒェングラートバッハと対戦。
試合はアウェーのハンブルクが0対3で勝利。
これでメンヒェングラートバッハも開幕4連敗・・・
高徳選手はまたまた出番無し。
長谷部選手のフランクフルトは長澤選手と大迫選手のケルンと対戦。
膝の手術で出遅れてた昨年度の得点王フランクフルトのマイヤー選手が今季初スタメン。
するといきなりハットトリックの大活躍!
長谷部選手も4点目をアシストするなどフル出場の活躍。
大迫選手は後半49分から出場。
長澤選手はベンチ外。
先日U23チームに渡辺凌磨選手の入団を発表したインゴルシュタットは、強豪ヴォルフスブルクと対戦してスコアレスドロー。
ブンデス初昇格ながらなかなかの活躍のインゴルシュタット。
渡辺選手も名前の通り凌ぎを削って己を磨き、早く一軍での勇姿をみたいニャ=^_^=
内田選手のシャルケは武藤選手のマインツと対戦。
試合はシャルケが2対1で勝利。
内田選手はベンチ外。
武藤選手は先発フル出場。
ここまで4節を終えてダルムシュタットが今季初勝利を強豪レバークーゼンからあげるなど1部昇格組がなかなかの健闘。
ドルトムントが復活の4連勝でバイエルンを抜いてトップを走るなか、古豪シュトゥットガルトとメンヒェングラートバッハがまさかの開幕4連敗。
次節この2チームは目を覚ますのか?!
今日の「きまぐれTrikot(トリコー)」はこちら♪
アウグスブルクのユニフォーム。
胸に大きく書かれた「WWK」は今季からスポンサーとなった保険会社グループ「WWK」。
W=Witwen(未亡人)、W=Waisen(孤児)、K=Kasse(金庫)で、下に小さく書かれた「VERSICHERUNGEN」は「保険」という意味。
どうやら全国区の会社では無い様で、アウグスブルクファンではないドイツ人職員さんには、この「WWK」がわからなかったニャ=^_^;=
情報源:
ブンデスリーガ公式日本語ウェブサイト bundesliga.com/jp
欧州サッカー公式ウェブサイト UEFA.com
DFB(ドイツサッカー連盟)ウェブサイト dfb.de
ブンデスリーガ チームと都市(2015-16シーズン)
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(14. September)
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