シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州にホルスタインはいない?!
愛知県からみよし市立南中学校のみなさんが来館。
今日もシュヌーアさんとマナさんがお会いしたんだ。
みなさんは吹奏楽部に所属してそれぞれサックス、フルート、チューバを担当♪
「なぜドイツ大使館訪問を希望したの?」と尋ねると、サックスの生徒さんが、
「ドイツが好きで好きでたまらない!」とうれいしい訪問の理由。
フルートとチューバの生徒さんも、ドイツの街並みの美しさなどに好印象で、みなさんインターネットや本で調べていくうちにドイツに興味を持ってくれたみたい♪
サックスの生徒さんはドイツ語で立派に自己紹介して、他の2人に遠慮しながらも湧き上るドイツの疑問を次々と質問。(ホントにドイツが好きニャんだ〜♪)
そして独り言の様に、
「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州にホルスタインはいないのですか?」
シュヌーアさんは以前シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州を自転車で旅した時、のどかな風景の中に牛の姿を見たと話すが・・・
調べてみると、日本では乳牛としてイメージの強いホルスタイン。
実はその起源はドイツで、後にオランダのフリースラントで改良されたんだ。
そしてドイツ最北端に位置するシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の牛の多くがこの品種で名前も州に因んでるんだって。
日本では「ホルスタイン」と呼んでいるけど正式には「ホルスタイン・フリーシアン」で、実はヨーロッパでは「フリーシアン」と呼ばれているんだ。
だから「ホルスタイン」と呼ばないで「フリーシアン」と呼ばれているというのが答えかも♪
それにしても、スゴイ質問だったニャ〜=^_^;=
オススメの観光街道についての質問にシュヌーアさん、少なくとも44の街道があることを紹介。
そして、またまた自転車登場で、実際に走ったことのある「並木街道(Aleenstraße)」について、道の両側に聳え立つ木々が高く、まるで「緑のトンネル」の様と紹介。
そしてドイツ国内の移動で、自転車は電車に乗せることができるなど、「自転車にやさしい国・ドイツ」をアピール。
いろいろな説明に自転車の話題が絡み、生徒さんたちはちょっと不思議そう・・・
でも、おいしいドイツパンとドイツ外務省グミの説明、そして記念撮影後にシュヌーアさんと自転車の関係が判明♪
クマさんとの撮影の間に急いで着替えて愛車の「リーゲラート」で再登場のシュヌーアさんにみなさんビックリ!
(このブログの読者のみなさんはもうご存知ですね♪)
そして実はフルート奏者でもあるシュヌーアさんは、フルート担当の生徒さんに「将来一緒に演奏したいですね♪」と話してみなさんまたまたビックリ♪
シュヌーアさんはこれが最後の学生訪問。
今週末にはベルリンに戻らなければならないんだ。
そして3日間だけベルリンに滞在して今度はアフガニスタンへ。
カーニバルのお面の話や、ニーダーフィノウの船のエレベーターの話など、興味深い話題をたくさん提供。
でも、やっぱり一番印象に残ったのはご自慢の「リーゲラート」!
今度日本に来た時は、フルートの演奏をぜひ聴きたいニャ=^_^=
(17. Juni 2015)
「ドイツ大使館ネコのきまぐれブログ・アーカイブ」 ⇒ http://nekoblog-yg-japan-archive.blogspot.jp