愛知県から豊田市立藤岡南中学校のみなさんが来館。
今日もシュヌーアさんとマナさんがお迎え、みなさんからの質問に答えたんだ。

みなさんはとっても礼儀正しく、ハキハキして一緒にいてとても気持ちがいい♪
そして受け答えもしっかりしていて、次から次へと質問と答えのキャッチボールが続いて、いつの間にか予定の時間をオーバーしちゃった=^_^;=

みなさんからの質問はいつもとちょっと違って、ドイツの自然災害について。
ドイツの自然災害は日本と比べると先ず、地震がほぼ無く台風も無く、あるのはタマに起こる洪水と豪雪、そして竜巻くらい。
強いて言えばバイエルン州のパッサウが洪水で有名かな。
なぜならパッサウにはドナウ川、イン川、イルツ川の3つの川が合流しているから、雨量が多くなると洪水が起こるんだ。

だから「学校での防災教育」についての質問には、
「ありません」。

モチロン地震を想定した避難訓練などは無し。

ニャるほど、言われてみれば・・・考えたこと無かったニャ=^_^;=

「自然災害が少ないドイツで、なぜ原子力発電所が否定されるのですか？」など、鋭い指摘も。

みなさんは環境についても関心が高く、お土産で差し上げたドイツ大使館特製エコバックから、ドイツでエコバックが普及した理由について質問。
シュヌーアさんは、「東京でエコバックを持ち歩いてるのは私だけ・・・」と日本でエコバックが普及していない印象を吐露。
そしてドイツでは最初に法律でビニール袋の有料化をお店に義務付け、学校教育でビニール袋が環境に与える影響について一貫して子どもたちに教え、ビニール袋に対する否定的な感覚を育てる・・・
そういったことの積み重ねが今日に至って、環境に対する意識の高さの一部となっているんだ。

また地球温暖化などの環境政策はドイツ一国でなく、EU全体で取り組んでいるんだ。

話が盛り上がったところで、本日開店22周年の記念日を迎えた「ドイツパンの店タンネ」さんのドイツパンを紹介。
みなさん美味しいドイツパンを楽しく試食♪

(03. Juni 2015)

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