争い続く
チャンピオンズリーグ準決勝第1戦を敵地で0対3で落としたバイエルン。
奇跡を信じて望んだホームでの第2戦は、幸先良くベナティア選手のゴールで先制。
その後もレヴァンドフスキ選手、ミュラー選手がゴールを決め3得点を挙げるも、バルセロナはネイマール選手が2得点を決め、試合には勝ったものの2試合合計で残念ながら決勝進出はならなかった・・・
もう1試合、レアル・マドリード対ユベントスは1対1の引き分け。
2試合合計でユベントスが決勝進出決定。
好セーブを連発したバルセロナのゴールキーパー、テア・シュテーゲン選手はドイツ代表。
決勝の地、ベルリンでの活躍を期待ですニャ=^_^=
男子より一足先に決勝戦を迎えた女子チャンピオンズリーグ。
こちらもベルリンで行われた安藤選手の1.FFCフランクフルトとパリ・サンジェルマンFCの試合は、メルケル首相も見守る中、白熱の試合展開。
前半にフランクフルトが先制してパリが同点に追い付き後半へ。
膠着状態が続く後半87分にフランクフルトは安藤選手を投入。
4分のアディショナルタイムに突入した92分、ゴール前の混戦からフランクフルトのイスラッカー選手が左足アウトサイドのテクニカルな芸術ループシュートを決めフランクフルトが土壇場で勝ち越し!
これが決勝点となりフランクフルトが4度目のチャンピオンに輝く!
安藤選手、おめでと〜♪=^_^=
ブンデスリーガは今節と来週の最終節が全試合同時キックオフ。
既に優勝を決めているバイエルン以外は、それぞれいろんな争いが・・・
来季のチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの出場権争い、そして来季の1部リーグ残留争い。
バイエルンは、控えGKのレイナ選手が先日の試合の退場で残り2試合の出場停止となり、シュタルケ選手はケガで欠場中。
心配された控えGKは、バイエルンの2部チームからオーストリア出身の20歳、ルシック選手がベンチ入り。
残留争い真っ只中のフライブルクとの試合は2対1で敗戦。
ここに来てバイエルンは別人の様・・・
バイエルンからの金星をあげたフライブルクはひとつ順位を上げて14位に浮上。
貴重な勝ち点「3」をゲットしたニャ=^_^=
前節、来季の残留を決められなかった原口選手と細貝選手のヘルタと、こちらはギリギリヨーロッパリーグ出場権の可能性を残した長谷部選手と乾選手のフランクフルトの対戦。
試合はスコアレスドロー。
この結果フランクフルトのヨーロッパリーグ出場の可能性は無しに。
そしてヘルタの残留の可能性は?!
原口選手と長谷部選手は先発フル出場。
細貝選手はベンチ外。
乾選手は出番無し。
ヨーロッパリーグ出場権を死守したいアウグスブルクは、残留争いでもがく酒井宏樹選手と清武選手のハノーファと対戦。
試合はハノーファが1対2で勝利。
この結果アウグスブルクは6位に交代。
そしてハノーファはこれまた貴重な勝ち点「3」をゲットし15位に浮上。
アウグスブルクはヨーロッパリーグ出場権を決められず・・・
宏樹選手は先発したものの、後半77分にこの試合2枚目のイエローカードで退場。
清武選手は先発して後半79分に交代。
ほぼ残留を決めた岡崎選手のマインツは、同じく残留を決めている長澤選手と大迫選手のケルンと対戦。
試合はマインツが2対0で勝利。
岡崎選手は先発フル出場。
長澤選手は先発して後半55分に交代。
大迫選手は先発フル出場。
一時は最下位にまで落ちた香川選手と丸岡選手のドルトムント。
猛烈な追い上げでヨーロッパリーグ出場の芽も見えてきた今節は、まだ今季ホームで負けなしのヴォルフスブルクと対戦。
試合は2対1で、ホームで負けないヴォルフスブルクが勝利。
ヨーロッパリーグ出場を目指すドルトムントは痛い敗戦・・・
香川選手は先発して後半70分に交代。
丸岡選手はベンチ外。
前節を終えて最下位の酒井高徳選手のシュトゥットガルトはハンブルクと対戦。
試合は2対1でシュトゥットガルトが勝利。
これでシュトゥットガルトは最下位脱出の16位。
逆にハンブルクは17位に後退して昨シーズン同様降格のピンチ。
高徳選手は出番無し。
内田選手のシャルケはヨーロッパリーグ出場権をかけて、残留争いの渦中のパーダーボルンと対戦。
ドイツ代表のサム選手とボアテングの解雇のニュースが飛び込んできたシャルケ、何かチーム内の雰囲気が気になるけど・・・
試合は、終了間際のオウンゴールでシャルケが辛うじて勝利。
これでシャルケは5位に浮上してヨーロッパリーグ出場権獲得♪
そしてパーダーボルンはとうとう最下位に・・・
内田選手はベンチ外。
この結果、ヨーロッパリーグ出場権はまずシャルケが獲得。
勝ち点「2」差のアウグスブルクは逆転で5位の可能性を残すも、そのアウグスブルクと勝ち点「3」差のドルトムントとブレーメンにもまだ数字的にはチャンスが。
現在ブレーメンは得失点差が「-14」で非現実的だけど、ドルトムントは「4」。
アウグスブルクが「-2」なので、次節アウグスブルクが負けてドルトムントが勝てば・・・
最終節のドルトムント対ブレーメンに注目!
そして激しい残留争いは、前節最下位のシュトゥットガルトと16位のハノーファ、そして15位のフライブルクがそれぞれ勝利し順位に変動が。
2部との入れ替え戦の16位のシュトゥットガルトの勝ち点が「33」ということは、そこから勝ち点「3」差以内の勝ち点「35」の13位ヘルタも安心できない?
そして最終節の対戦カードは何と最下位パーダーボルンと16位シュトゥットガルト、そして15位のハノーファと14位のフライブルクという残酷な組み合わせ!
17位ハンブルクは5位のシャルケと対戦。
13位のヘルタはホッフェンハイムと対戦。
そこでシュミレーション。
勝ち | 分け | 負け | ||||
13位 ヘルタ | 38 | 36 | 35 | |||
14位 フライブルク | 37 | 35 | 34 | |||
15位 ハノーファ | 37 | 35 | 34 | |||
16位 シュトゥットガルト | 36 | 34 | 33 | |||
17位 ハンブルク | 35 | 33 | 32 | |||
18位 パーダーボルン | 34 | 32 | 31 |
最下位パーダーボルンが最終戦で勝利した場合、16位のシュトゥットガルトを抜いて勝ち点「34」となり、ハノーファとフライブルクの試合で勝敗がついた場合、負けたチームと勝ち点で並ぶけど、得失点差が「-33」のパーダーボルンが順位を上回るのはほぼ不可能と思われ、最高順位の可能性は16位で入れ替え戦必至。
17位ハンブルクも負けか引き分けで降格決定。
勝った場合、パーダーボルンが勝って(シュトゥットガルトが負け)、ハノーファとフライブルクの試合で勝敗がつけば、勝ち点「35」で15位に入り残留の可能性有り!
そしてハノーファとフライブルクの試合が引き分けでヘルタが負けた場合、4チームが勝ち点「35」で並ぶけど、得失点差が他の3チームと比べて「-10」点以上あるハノーファが入れ替え戦の16位になることが濃厚。
16位のシュトゥットガルトは勝てば勝ち点「36」で残留決定、最高13位の可能性も。
引き分けの場合、ハンブルクが負けか引き分けて、ハノーファとフライブルクの試合で勝敗がつけば勝ち点「34」でハノーファ対フライブルク戦の敗者と並び、得失点差の争いで15位に滑り込む可能性も!
降格圏外の14位と15位のフライブルクとハノーファも降格の可能性有り。
そして13位のヘルタも、数字上は降格の可能性を残すも得失点差からほぼ残留決定か。
ブンデスリーガは最終節まで目が離せませんニャ=^_^=
「きまぐれドイツ語・サッカー編」は「Klassenerhalt(クラッセンエアハルト)」。
「Klasse」が「クラス」、「erhalten」が「維持する」という意味で、まさに来週の最終節までもつれ込んで争っている「残留」のこと。
最下位のパーダーボルンから13位のヘルタまで勝ち点差たったの「4」。
最後の最後までわかりません!=^_^=
情報源:
ブンデスリーガ公式日本語ウェブサイト bundesliga.com/jp
欧州サッカー公式ウェブサイト UEFA.com
ブンデスリーガ チームと都市(2014-15シーズン)
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(17. Mai 2015)
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