「ドイツ人は飾らず・悩まず・さらりと老いる」(講談社)3月に発売

過去2年にわたり色んなドイツ人に「自分の老後」「親の老後」について話を聞きました。それをまとめた本「ドイツ人は飾らず・悩まず・さらりと老いる」が3月に講談社から出ます。
3月26日(水)に書店に並びます。3月27日(木)はアマゾンでの発売日です。
写真は最近ずっとチェックしているゲラです。


日本もドイツも高齢化社会です。人間「老いる」のはみんな同じだけれど、向き合い方や感じ方には国や文化による違いがあると感じます。
たとえば「高齢者の恋愛」について。ドイツでは応援するような雰囲気がありますが、日本ではあまり歓迎されないことも。日本では「年老いた親の恋愛なんて見たくない」―――そう感じる人もいるようなのです。
「ドイツ人は飾らず・悩まず・さらりと老いる」(講談社)では、ドイツの高齢者やその家族の話を通して、彼らが「恋愛」「介護」「人生」についてどのように考えているのかをじっくり紹介します。ドイツ人らしく合理的な考え方をする人もいれば、意外にもウエットな部分が垣間見えることもありました。皆さん、「ドイツ人は飾らず・悩まず・さらりと老いる」(講談社)を是非よろしくお願いします。
サンドラ・ヘフェリン