ドイツの夏休み 6週間をどう過ごす?
いくつかの連邦州ではすでに夏休みが始まっている。他の州では、子どもたちが 休みに入るのを心待ちにしている。
ドイツ南部のバイエルン州、バーデン=ビュルテンベルク州では、子どもたちはもう少し待たなければならない。学校の夏休みは7月末まで始まらないのだ。ドイツの連邦州では大型連休がいつも同時に始まるとは限らない。皆、同時に旅をするわけでないのが冒険だ。しかし、ひとつ確かなのは、どの子どもも、6週間学校がないということのだ。
それでは、ドイツ人はいったいどこへ向かうのだろうか?国内の行き先には、ひいきの場所 があるようだ。休暇旅行調査機関(Urlaub und Reisen holiday and travel research organization)の調査によると、3分の1の行楽客はバイエルン州のガルミッシュパルテンキルヘンから北海とバルト海岸沿いにあるフレンスブルクの間でバケーションを過ごす。もう3分の1はスペインやイタリア、トルコ、オーストリア方面へ向かう。そして、残りの人たちは世界中を旅する。
『deutschland.de』は3人の若者にこの夏休みについてどう考えているのか尋ねた。
ポツダム在住のファレル (12) は「やっと好きなだけ眠れること。僕たちは特に長期の旅行は予定してないけど、フランクフルトにいる友達を訪ねる予定だよ。それもいいね」と楽しみにしている。
フランクフルト・アム・マイン在住のリアム (10) は家族と一緒にドイツ国内とヨーロッパ内の小旅行を予定している。「休日で一番いいのは本当にゆっくり休んでリラックスできることだね。僕たちは北海のヴァンガーオーゲという島に行って、それから電車でパリ、ロンドン、ブリュッセルに行く予定だよ」。
マインツ在住のマイク (22) は「信じられないくらい自由ですね。昔は自分にとって夏休みは、友達と海岸に旅行に出かけて、果てしなくながい時間を過ごすといったものでした。だけど今は、勉強している。もはや夏休みなんてどこにもない。自分は卒業論文の真っ最中で、それからインターシップがあります。でも、1週間はアイスランドに旅行する予定ですよ」。
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