ドイツのクリスマスマーケット巡り | ドイツ大使館 − Young Germany Japan

クリスマスマーケットと言えばドイツが有名ですよね！私も留学していてこのクリスマスシーズンになるのを待ちに待っていました。私はハイデルベルク、マンハイム、ニュルンベルク、シュトゥットガルトのクリスマスマーケットを訪れる機会を得ました。それぞれのマーケットがどのような違うのか、それぞれの良さをまとめてお伝えしようと思います！

またクリスマスマーケットによってグリューワインのデザインが違うため、お土産として集めるのもとても楽しいです。マグカップ一つあたり3〜4ユーロなためお安く可愛いお土産をゲットできます！

(1)ニュルンベルク

ニュルンベルクの屋台は何といっても屋台デザインがとてもクリスマスチックで豪華なのが特徴です。そして食べ物の屋台だけではなく手工芸品などがとても豊富なため、目で楽しむことができます。

名物グルメではニュルンベルガーソーセージやLebkuchenなどが挙げられます。ニュルンベルガーソーセージの特徴はニュルンベルクの伝統である小ぶりな焼きソーセージです。炭火などで一気に炙られてたべるニュルンベルガーソーセージはパリッとしていてとても美味しいです！

もう一つ私がいつもクリスマスマーケットに行くと食べていたのがクレープです！クレープといえば日本でも有名ですが、ヨーロッパのクレープはまた一味二味違うクレープで、こちらのクレープはとてもシンプルなんです！日本のクレープはホイップから果物まで盛り沢山の具材を巻いたものが主流ですが、こちらのクレープは砂糖、シナモン、バターやNutellaだけのシンプルなスタイルが主流なようです。日本のスタイルに慣れていた私は初め物足りなく感じることもありましたが、現在はこのシンプルで美味しい魅力にハマってしまいクレープを見つけるたびにオーダーしてしまいます、、

またクリスマスのマグカップは、ニュルンベルクのマグカップが一番お気に入りです。緑とピンクからマグカップの色を選択することができます。私たちはこの時グリューワインではなくホットチョコレートを美味しくいただきました。フラウエン教会の前面には２本のクリスマスツリーがどっしりと構えており、その前で演奏される音楽には耳も目も癒され最高でした。

(２）ハイデルベルク

ハイデルベルクのマーケットの様子は元々の中世のようなロマンチックな雰囲気に加え、クリスマスの暖かな雰囲気が加わりとてもほっこりとするようなクリスマスマーケットです。

ハウプトシュトラーセ沿いのマーケットは中規模のクリスマスマーケットが並んでおり、ハイデルベルクの町を散策しながら楽しむことができるクリスマスマーケットです。

目玉は何といってもハイデルベルク城のライトアップです。Heidelberg altstadt駅からマーケットの方に向かうと最初に見えるマーケットからちょうどライトアップされたハイデルベルク城が見えます。

⭐️豆知識⭐️

真ん中のマグカップは色が赤、灰色、ピンクから選ぶことができたのですが、今年のピンク色はとても有名でクリスマスマーケットが始まってすぐに売り切れたそうです！そして他のマグカップとの相違点はマグカップの持ち手がハートになっているという点です。肝心な持ち手が写真では切れているのですがとても可愛くユニークなのでハイデルベルクのクリスマスマーケットに訪れた際はぜひゲットしてみてください！

(3) マンハイム

マンハイムでは中心にあるWasserturm周辺で開催されるクリスマスマーケットと、paradeplatz 周辺で開催されるクリスマスマーケットの2種類があります。

Wasserturmで開催されるマーケットの方が若干大きい規模であり、タワーを囲むようにマーケットが展開されているのでとても楽しいです。

Wasserturm

・手工芸品あり

・食べものあり

Paradeplatz

・食べ物のみ

・子供向けのアトラクションあり

モダンなデザインの屋台と多国籍な出店の魅力

マンハイムのクリスマスマーケットはニュルンベルクのものと比べると比較的小さめですが、十分マンハイムでもクリスマスマーケットを堪能することができると思います。またマンハイムは移民が多く、多国籍な街なためいろいろな種類の出店を楽しむこともできます。例えばトルコのドナーや、最近流行りのドバイチョコレートなど多国籍なクリスマスマーケットを楽しめます。

家族連れにも人気のアトラクションやライトアップ

またParadeplatz のクリスマスマーケットには、子供向けのアトラクションなどもあり家族連れの方に必見のマーケットなのではないでしょうか！このようなフォトスポットもたくさんあるため、大人から子供まで楽しめると思います！

(4) シュトゥットガルト

（特徴）

シュトュットガルト中央駅を出るとすぐ広がるクリスマスマーケット

地下鉄からエスカレーターで上がった地上の風景はイルミネーションで色とりどりでとても美しかったです。

シュトュットガルトはなんといっても屋台一つ一つの装飾のレベルが他のマーケットと比較して派手で凝っていると感じました！そのため目で楽しむことができるのがシュトュットガルトのクリスマスマーケットの特徴なのではないでしょうか。

シュトュットガルトのホットチョコレートは生クリーム入りでとても美味しかったです。イルミネーションがところどころに施されておりどこをみても美しく癒されるような外観のシュトュットガルト。興味がある方はぜひ訪れてみてください。

5. これから訪れる方へのアドバイス

・ドイツの冬はとても寒いので防寒対策を忘れずに！

・クリスマスマーケットは現金のみのお店がほぼ全てなので現金の用意をお忘れずに！

・人気マーケットは早めに到着することをおすすめ

・夜になると人が多すぎて歩くのも困難になる

今回はドイツのクリスマスマーケット事情についてご紹介しました。楽しんでいただけたでしょうか？ではまた次回お会いしましょう！

著者紹介

松本真奈

岡山県出身。清心女子高等学校卒業後、関西学院大学国際学部3年の在籍中にドイツのマンハイム大学に1年交換留学。マンハイム大学ではmedia and communicationを専攻。またマンハイム大学ではAsia-Pacific Management Club eV に所属し、異文化への理解を深めるだけではなく、ヨーロッパとアジアの架け橋を築くことにも積極的に貢献。