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ライプツィヒと言えばバッハ!「聖トーマス教会」の文字通り”音を楽しむ”オルガンコンサートへ!

こんにちは、ライプツィヒへ引っ越してから2ヶ月が経とうとしているwasabi( wasabi_nomadik)です。

 

まだまだ知られざるライプツィヒの魅力をお届けすることが目的の本連載。第一回目はまずライプツィヒがどうして移住先として魅力的なのかをざっくりと紹介させていただきましたが、今回からは、具体的にこの街にどんなおもしろいことが起こっているのかを紹介していきたいと思います!

 

 

ライプツィヒに来たら絶対訪れて欲しい「聖トーマス教会」

まず、ライプツィヒと言えばはずせないのは作曲家・音楽家のヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)です。彼はテューリンゲン州のアイゼナハという都市で生まれましたが、彼は約47年に渡る創作人生のおよそ半分をライプツィヒのトーマス教会音楽監督(トーマスカントル)として過ごし、その生涯をライプツィヒで終えました。ライプツィヒの市街中心部を歩くと、いたるところでバッハの銅像を見かけることができるくらいこの街とバッハは深いゆかりがあります。

 

そして、そのバッハがトーマスカントルを務めバッハ自ら演奏したオルガンが今でも設置されているトーマス教会では、主に週末にオルガンコンサートが開催されているんです。

 

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教会内部

 

私は普段オルガンコンサートに行くような高尚な趣味を持っていないのですが、ドイツ人の友人に「せっかくバッハの過ごした街に住んでいるのだから一度は行ってみないと!」と念を押され、今回足を運んでみることに。

 

観光客が多いのかと予想していましたが、地元の人が多く来ていたのが意外でした。ライプツィヒの人々の歴史とアートに対する尊敬が感じられます。

 

オルガンコンサートではバッハの楽曲をはじめ、ライプツィヒにゆかりのある音楽家たちの楽曲が演奏されます。バッハの弾いたオルガンでバッハの楽曲を聞くなんて、本当に贅沢・・・!かつてバッハが演奏したオリジナルのオルガンは教会に入って一番奥に鎮座しています。

 

ライプツィヒにいることを感じる瞬間・・・。

ライプツィヒにいることを感じる瞬間・・・。

 

荘厳なオルガンも見所ですが、なんといっても教会内部が素敵なんです。高い天井によって広がった空間に、やさしいステンドグラスの光が差し込む様子がとても厳か。週末に行くととても心が安らぎますよ。

 

演奏者が見えないからこそ、”音楽”

席とオルガンの位置関係的に、オルガンコンサート中はオルガン奏者が見えない構造になっています。つまり、純粋に”音を楽しむ”ためのコンサートなのです。

 

私にとってオルガンのコンサートを聴くのは初めてだったため、オルガンが一体どんなふうに演奏されているのか気になって仕方がありませんでした!が、どうやっても演奏者は見えないので大人しく座って音に集中することに。

 

教会の構造はオルガンの音がとてもよく響き渡る時別な空間です。美しいオルガンの音に耳を傾けて目をつぶっていると、どこか瞑想にも似たリラックス状態に入ることができました。1時間強ほどの演奏会でしたが、気づけばあっという間に終了。清々しい気持ちでまた平日を迎えられそうです。

 

聖トーマス教会のコンサートやイベント情報は以下のURLからチェックしてみてください。ほかにもガイド付きツアーなど多種多様な催し物が行われています。

 

https://www.thomaskirche.org/r-events.html

 


【 wasabi のプロフィール】
wasabi
ドイツ・ライプツィヒを拠点に活動中のフリーランスのライター・翻訳家。ブログ「WSBI」ではフリーランス関連情報、ノマドなライフスタイルを発信中!

著者紹介

wasabi

1991年7月1日生まれ東京出身。(本名:藤沢祐子)2014年獨協大学卒業後、新卒でフリーランスの日英翻訳家/ライターとして2015年春にベルリンに拠点を移して活動。現在は翻訳家・ライターとして各種メディアやブログを中心にドイツ移住情報やテクノロジーを使って楽しく生きる自身のノマドなライフスタイルやオピニオンを発信中。2016年2月にはTEDx Youth@Kobeへの登壇も果たし、自身のメッセージを国内外共に精力的に伝えている。

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