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はじめまして!ドイツ留学の第一歩

マンハイム大学のエントランスでありschlossと呼ばれるお城

はじめまして!ドイツ留学の第一歩

こんにちは!2024年の春からドイツのマンハイム大学に留学している松本真奈です。初めてのブログ記事を書かせていただくという事で、自己紹介とドイツの生活について少しお話します。

 

自己紹介

私は日本の関西学院大学からきた松本真奈と申します。現在ドイツのマンハイム大学でmedia and communicationという学科で学んでいます。マンハイム大学はドイツでNo1のビジネスの大学であり、マーケティングを学びたかったためこの大学を選択しました。またマンハイム大学はヨーロッパで2番目に大きいお城の中に大学があり、この中で講義を受けることができます。

マンハイム大学のエントランスでありschlossと呼ばれるお城



講義の様子


ドイツの第一印象

ドイツに到着して感じたことは明らかに環境への対策が日本よりも進んでいるという事です。例えばドイツでペットボトルの飲料を買うと必ずPfandというデポジットが取られ、その後スーパーなどにある回収ボックスに返却することでデポジットが返ってくるという仕組みです。またドイツにきて思い返してみれば一度もプラスチックのバックに出会ったことがないなと驚き、このような環境に対して日本もまだまだ対策できることがあるなと感心しました。

ドイツでの生活

ドイツはDeutschland ticketといって月額30ユーロでドイツ中の公共交通機関(特急電車などを除く)が利用できてしまうという素晴らしいサービスがあります。このような素晴らしいサービスがある反面、ドイツの公共交通機関の時間へのルーズさは異次元です。電車が1時間、2時間遅れるのは当たり前なのでドイツに来た時はカルチャーショックを受けました。以前ベルギー、オランダと電車で旅をした時に、ドイツ鉄道に切り替わった瞬間電車が遅延したので、ドイツに帰ってきたー!という面白い体験をしました(笑)。

 

苦労した経験

春セメスターが無事終了した段階で一番苦労した事は滞在許可の取得に関してです。日本人はドイツ入国90日以内に外国人局で滞在許可の申請を行わなければいけないのですが、私はこの手続きで大変苦労しました。

例えば、私はドイツに1年間滞在するため1年間の滞在許可を申請したのに、アパートの契約が半年しかないという理由で半年分しか発給されませんでした。マンハイム大学の規約で交換留学生は一学期分しかアパートの契約ができず、そのため滞在許可が切れる6月30日までに新住居を契約しビザの延長ができなければ強制帰国になりかねないという恐ろしい体験をしました。

結果的には何とか新住居を契約でき、滞在許可の延長もできたのでよかったですが、私の日本から留学していた友達に尋ねたところ、私と同じ条件でもほとんどすべての人が1年分のビザを取得できていました。同じ条件で滞在許可を取得できた友達を連れて外国人局に尋ねに行くと、担当者によってルールが違うといわれそれ以上何もできず、、、人によってルールや考え方が違うという事が通用するドイツは、ルールを重んじる日本との大きな違いでとても驚きました。滞在許可については次回詳しく手順や気を付けたほうがいいことなどを投稿しようと思います!

最後が少しネガティブな内容になってしまいましたが、これからもドイツでの留学を楽しみつつ、より多くの経験をして様々なことを学んでいけたらいいなと思います。このブログを通じてドイツの魅力や役立つ情報をたくさん発信出来たらうれしいです!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

松本真奈

松本  真奈

岡山県出身。清心女子高等学校卒業後、関西学院大学国際学部3年の在籍中にドイツのマンハイム大学に1年交換留学。マンハイム大学ではmedia and communicationを専攻。またマンハイム大学ではAsia-Pacific Management Club eV に所属し、異文化への理解を深めるだけではなく、ヨーロッパとアジアの架け橋を築くことにも積極的に貢献。

松本  真奈