コータローさん来館
ある日、ドイツ大使館のホームページの問い合わせフォームから来館の問い合わせが。
一般社団法人ジャパンバリアフリープロジェクトの方から障がいを持ったお子さんを連れて当館を訪問したいとのこと。
これまで多くの方と大使館を訪問した活動では、障がいのある方々の日常や家族の思いを知ってもらい、また国際交流を体験してきたそう。
今回はそれに加えて特別な理由も。
来館を希望するコータローさんは糖が脳に運ばれにくい病、「グルコーストランスポーター1次欠損症」という難病をもって生まれたんだけど、その病名がわかったのが実はドイツだったんだ。
当時日本の病院ではコータローさんの病気の原因がわからず困り果てていたんだ。そんな時コータローさんのお父さんがドイツに転勤することになり、ドイツで診断したお医者さんによってコータローさんの病名がわかったんだ。
そして今日、コータローさんはご家族と一緒に来館、フォン・ゲッツェ大使をはじめ厚生労働参事官のフェルダー=ルセッティさん、通訳・翻訳部長のフォン・デア・オステンさん、広報課長のビーダーマンさんと面会。電車が好きなコータローさんは、ドイツにいるときはICE(ドイツの特急列車)によく乗ったそう。アイコンを押すとドイツ語の文章が発音される機械には大使もビーダーマンさんも興味津々。
今年のベルリンと東京の友好都市提携30周年を記念して飾られたバナーの前で記念撮影して大使とお別れ。
ベルリンのクマさんの前でもピース!
お元気で、チュース!=^_^=
コータローさんのことを紹介したビデオはこちら ⇒https://www.youtube.com/watch?v=RRibcXtAqV0&t=32s
(15. April 2024)
「ドイツ大使館ネコのきまぐれブログ・アーカイブ」 ⇒ http://nekoblog-yg-japan-archive.blogspot.jp