クリスマスストレス?ドイツの11月は大忙し
もう気づけば11月!!
もうすぐクリスマス、そして年明け。
い、一年が早すぎる。
このセリフを毎年言っているワタシ...。
ドイツの人たちが大忙しになる時期、クリスマス。
日本のお正月のように、家族達が集まります。
楽しいはずのこの時期が
「クリスマスがストレスだ」
という人もいるくらいです。
その大きな要因になっているのがプレゼント。
家族、親戚、子どもたちへ、とにかくプレゼントプレゼントプレゼント….
しかもドイツではラッピング用の包装紙やリボンも自分で準備し、全てのプレゼントを自分でラッピングしなくてはいけません。
そして特にプレゼントの準備に追われるのがパパやママ。
・アドベントカレンダー
・ニコラウス用のプレゼント
・クリストキント(もしくはサンタクロース)
家族や親戚のプレゼントに加え、これらを準備しなくてはいけません。
子どもたち、どんだけプレゼントもらうの。笑
でもドイツの冬は「寒い+基本天気が悪い」。
外で遊ぶのも難しいので、クリスマスのおかげで楽しく過ごせるのかもしれません。
今回は、ニコラウスとアドベントカレンダーについてご紹介したいと思います!
もくじ
聖ニコラウスって誰
12月6日にこのサンタクロースのような赤い格好をして、子ども達にプレゼントを渡しにくる人。
彼が聖ニコラウスさんです。
聖ニコラウスは現在のサンタクロースのモデルとなったといわれています。彼は慈悲深い司祭でした。
ある日、貧しさのあまり3人の娘の身売りを考えいた商人の父親がいました。
その存在を知った聖ニコラウスは、娘達を気の毒に思い、真夜中に窓(または煙突)からその家に金貨を投げ入れました。
この金貨のおかげで家族は娘の身売りを避けられた、という逸話が残されています。
この時投げた金貨が暖炉の前に干してあった靴下の中に入ったことから、「サンタクロースは靴下にプレゼントを入れる」という文化が定着したと言われているそうです。
子ども達は12月6日の前日になると自分たちの靴をピカピカに磨いておきます。もしくは靴下を準備します。
すると翌日、聖ニコラウスが小さなプレゼントを置いてくれます。
さて、気になっていた方もいるかもしれません。
そう。聖ニコラウスの隣にいるこの人。
彼の名前は「クネヒト・ループレヒト」。
聖ニコラウスはこの従者を連れてやってきます。
彼は悪い子に罰を与え、棒や石などまっったく嬉しくないプレゼントをくれます。
Knecht Ruprecht(クネヒト・ループレヒト)はこんな感じのソフトなものから、
トラウマレベルの見た目ものもあります。
ぜひ一度画像検索してみてください。笑
うちの聖ニコラウス
「ママ!何かお手伝いするよ!!」
「ボク、タオル畳もうか!?」
11月後半、最近かーくん(長男)がやけに張り切っている。
(タオルを畳みながら)「ママ、ぼくにニコラウスとクリストキント来てくれるかなあ?」
クリスマスに向けて、いそいそとお手伝いを頑張ってくれています。
ニコラウスにもらえるものは家庭によってそれぞれ。
うちは毎年、みかん1つとニコラウスの形をした大きなチョコと決まっています。
12月5日の夕方、子ども達はニコラウスが来てくれるのを願って一生懸命靴をきれいにします。
来てくれるといいね!
スーパーにもいっぱい!アドベントカレンダー
アドベントカレンダーも家庭によって本当にバラバラ。
インスタで見るような映えるおしゃれでかわいいもの。
すべて手作り。
いろんな会社が出している出来上がったもの。
カレンダーの中身もおもちゃを入れる人もいれば、
小さな本だったり、
お菓子がたくさん入っていたり。
スーパーにもたくさんのアドベントカレンダーが並んでいます。
最近は日本でもアドベントカレンダーをやるおうちが増えてきたとききました。
子どもは大喜びだけど、日本のパパやママも忙しくなりそうですね。
お義母さんから伝承、かーくんいっくんのアドベントカレンダー
うちのアドベントカレンダーをご紹介します。
私の夫が小さい頃、お義理さん(夫の母)は手作りの巾着袋を作って、その袋に小さなおもちゃや物語を入れていたそうです。
その巾着袋をずーっと大切に保管していたお義母さん。
今はかーくん(長男)がそれを毎年使っています。
色違いの巾着をいっくん(次男)に作りました!
そして中身。
クリスマスは子ども達はクッキーやらチョコやら甘いものに囲まれがちなので
なるべくお菓子は入れたくない私たち…
色々と悩んで….
今年のアドベントカレンダーは
かーくんは駐車場セット!
いっくんはプラレール!
に決定!
パーツを24日分に分けて毎日少しずつ組み立ててもらいます。
かーくん、いっくん今年も喜んでくれるかな?
ストレスにもなり得るクリスマス。
でも私はなぜかクリスマスの雰囲気が好きで、毎年ワクワクしてしまいます。