【今週のドイツ語】Hoffnung stirbt zuletzt
生きていると様々な困難や問題、不利な状況に出くわすことがあります。そんなときでも最後まで失いたくないのが「希望」です。
Hoffnung stirbt zuletzt.
ホフヌング シュティルプト ツーレツト
Hoffnung は「希望」stirbt は原形が sterben で「死ぬ」という動詞、zuletzt は「最後に」という意味です。直訳すると「希望は最後に死ぬ」となります。
そのままでもなんとなく伝わると思いますが、これは「希望は最後まで捨てるべきではない、諦めるべきではない」という意味のことわざです。
紀元前1世紀頃にローマの哲学者キケロが同じようなこと「息をしている限り、私は希望を抱く」を言ったそうですが、このことわざ自体の歴史はとても浅く、20世紀に入ってから生まれたもののようです。
語源についてはっきりとした説は見つかリませんでしたが、どんな状況でも希望だけは捨てないでいたいですね!
【今週のドイツ語】
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