ロードバイクレース Eschborn-Frankfurtを観戦してきました。
ロードバイクレースEschborn-Frankfurtとは
1962年から行われているロードバイクレースで、2017年からはUCIのワールドツアーにも昇格しているレースです。
2015年には爆弾テロ騒ぎで中止となりましたが、それ以外は2020年と2021年のコロナで中止されています。
ワールドツアークラスのコースはフランクフルト近郊の街Eschbornをスタートし、Feldberg山を登り、Frankfurtのアルテオペラ前のゴールまでの獲得標高3000メートル距離202kmのコースです。
プロクラスでは、日本人ではバーレーンチームで新城幸也選手が出場していました。
毎年5月1日のメーデーに行われ、今年の一般参加の部の参加者は8000人と過去最高を記録しました。
約3年間のコロナが完全に終わって、しかも暑くもなく寒くもない晴天に恵まれた超自転車日和のメーデーだったので、レースしたくてたまらないロードバイかーがたくさんいたようです。
一般参加のコースは3つに分かれています。
40km、92km、103kmがあり、参加登録時に自分で選べるようになっています。
スタート地点はみんな同じですが、途中の分岐でそれぞれのコースを走ります。
途中にはエイドもあるので、持ち物はミニマムでokです。
レースの様子
Eschbornにある家具屋さん付近がスタートです。
8000人も参加者がいるのでどこを見てもロードバイクだらけ、こんなにロードバイクが集まるのは見たことがないです。
スタート後はまずはFeldberg方面へ向かって8000台の自転車が一斉に移動します。
スタート直後は渋滞ですが、少し進むと渋滞も解消されるようです。
Feldbergは800mほどの標高の山、そこを登った後の長い下りでは、コロナ3年間のレース出来ない鬱憤が溜まっていたのか飛ばし過ぎた参加者たちの事故が多かったようです。
完走すると写真の記念メダルがもらえます。
よく見ると1962に始まって今年の2023の数字が刻まれています。
デザインは毎年変わっているので、1962年からずーっと参加してコンプリートしてる人がいたら面白いなーと思っていました。
初開催から61年経ってるので75歳以上になりますが、ロードバイクは歳を重ねてもできるスポーツなので、本当にどこかに居そうです。
テロ騒ぎで中止になった幻の2015年のメダルが家のどこかに転がっているので、欲しい方いたら差し上げますw
ゴール付近ではステージでバンドのライブが行われていたり、大型のスクリーンも設置されていて、午後のプロのレースを大画面で観戦することもできました。
出店もあって自転車好きの私にはかなりヒットしたお祭りでした。
参加費は80ユーロで誰でも参加できるので、自分のレベルに合った距離でぜひ参加してみてはどうでしょうか。
2024年のエントリーはもう始まっています!