【ドイツ語の言い回し】Gute Laune mitbringen
コロナ禍も落ち着いて、今年の春ごろから色んなイベントが増えて嬉しいです。
今年はしばらく会っていなかった友達と会うことも増えました。・・・というわけで、今回はドイツの社交というか友達付き合いをする中で、たまに聞く言葉をご紹介したいと思います。
たとえばドイツ人にホームパーティーに招かれて、“Soll ich etwas mitbringen?“ (「(ホームパーティーに)何か持っていこうか?」)と聞くと、返事が“Das Einzige was du mitbringen muss ist GUTE LAUNE.“と返されることがあります。
日本語に直訳すると「唯一持ってきてほしいものは、『よい機嫌』だよ。」です。
これを聞くたびに「なるほどな。たしかにパーティーで、これが一番大事!!」と納得してしまう私です。
人と会って、お話しして、お酒も飲んで盛り上がって・・・そんなとき、「気遣い」も大事ですが、一番大事なのはやっぱり「自分が機嫌いいこと」かもしれません。
仕事関連の「不機嫌」をパーティーでも引きずっていたり、パーティーでずっと仏頂面をしていたのでは、本人も周りも楽しくありません。
やっぱり「よい機嫌」も「悪い機嫌」もけっこう周りの人に伝染しやすいんですよね。だからやっぱり前者の良い機嫌(Gute Laune)を目指したいものです。
「機嫌のよさを持ってきてね」・・・っていうの素敵じゃないですか?
サンドラ・ヘフェリン
P.S.余談ですが、日本でいう「自分の機嫌は自分でとろう」も好きです。まいにち機嫌よく過ごしたいですね。