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【ドイツ語の言い回し】Gute Laune mitbringen

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【ドイツ語の言い回し】Gute Laune mitbringen

コロナ禍も落ち着いて、今年の春ごろから色んなイベントが増えて嬉しいです。

 

今年はしばらく会っていなかった友達と会うことも増えました。・・・というわけで、今回はドイツの社交というか友達付き合いをする中で、たまに聞く言葉をご紹介したいと思います。

 

たとえばドイツ人にホームパーティーに招かれて、“Soll ich etwas mitbringen?“ (「(ホームパーティーに)何か持っていこうか?」)と聞くと、返事が“Das Einzige was du mitbringen muss ist GUTE LAUNE.“と返されることがあります。

 

日本語に直訳すると「唯一持ってきてほしいものは、『よい機嫌』だよ。」です。

 

これを聞くたびに「なるほどな。たしかにパーティーで、これが一番大事!!」と納得してしまう私です。

 

人と会って、お話しして、お酒も飲んで盛り上がって・・・そんなとき、「気遣い」も大事ですが、一番大事なのはやっぱり「自分が機嫌いいこと」かもしれません。

 

仕事関連の「不機嫌」をパーティーでも引きずっていたり、パーティーでずっと仏頂面をしていたのでは、本人も周りも楽しくありません。

 

やっぱり「よい機嫌」も「悪い機嫌」もけっこう周りの人に伝染しやすいんですよね。だからやっぱり前者の良い機嫌(Gute Laune)を目指したいものです。

 

「機嫌のよさを持ってきてね」・・・っていうの素敵じゃないですか?

 

サンドラ・ヘフェリン

 

P.S.余談ですが、日本でいう「自分の機嫌は自分でとろう」も好きです。まいにち機嫌よく過ごしたいですね。

サンドラ・ヘフェリン

ドイツ・ミュンヘン出身。日本歴19年、著書に「ハーフが美人なんて妄想ですから!!」(中公新書ラクレ) 、「ニッポン在住ハーフな私の切実で笑える100のモンダイ』(原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: ヒラマツオ/KADOKAWA)、「『小顔』ってニホンではホメ言葉なんだ!?~ドイツ人が驚く日本の「日常」~」(原作: サンドラ・ヘフェリン、漫画: 流水りんこ/KKベストセラーズ)」など計11冊。自身が日独ハーフであることから、≪ハーフはナニジン?≫、≪ハーフとバイリンガル教育≫、≪ハーフと日本のいじめ問題≫など「多文化共生」をテーマに執筆活動をしている。ホームページ 「ハーフを考えよう!」 を運営。趣味は時事トピックについてディベートすること、カラオケ、散歩。

サンドラ・ヘフェリン