Vol.18 9ユーロチケットと自転車
こんにちは!KiKiです。
エネルギー削減や、車からのCO2の排出量を減らす目的で6月から導入された「9ユーロチケット」。ドイツ全土、普通列車なら9ユーロで乗り放題というスーパーチケットです。
残念ながら8月末で終了してしまいますが、この3ヶ月間存分に活用して、「ベルリンから日帰りで行ける場所」をルールに、今まで行ってみたいと思っていたところへ足を伸ばしてみました。
ライプツィヒ
活版印刷の美術館が、とても魅力的でした。
ドレスデン
この壁画をずっと見たかったのです。
シュプレーヴァルド
4、5年前に1度訪れているのですが、その時は博物館をメインに見て、川巡りのボートに乗るタイミングを逃してしまったのです。どうしても乗りたくて、もう一度来てみました。
ヴァーネミュンデ
海のすぐそばで生まれ育ったので、海がとても見たくなり、バルト海を見に行って来ました!!
9月からは、残念ながら通常価格に戻ります。
この夏、多くの人が9ユーロチケットを活用し、エネルギーが削減されたという結果報告が出されましたが、残念ながら9月以降の続行にはなりませんでした。
9ユーロチケットには高額の予算が投資されており、今後もそれを維持することは難しいようです。代替案も話し合われているそうですが、まだ答えは出ていません。
私はいつも電車に乗るときは、1枚分の切符代が少し割引される「4枚綴りチケット」を購入しています。確か、価格は9ユーロだったと思うのですが、9月以降の価格を確認したところ9ユーロ40セントになっていました。。
秋以降も、また少しずつ色々と値上げされることが続いていく予感です。
電気代やガス代の高騰も続いています。
電気代に関しては6月に、契約している電気会社から「再生可能エネルギー法(EEG)の拡大を促進するために 2000 年に導入された州税が、2022 年 7 月 1 日に連邦政府によって廃止されるので、その分の電気代が下がります」と連絡が来て、期待していましたが、先日「現在の世界情勢の影響による価格の値上げは避けられません」と、値上げの通知が来てしまいました。。
常日頃から電気代節約に努めていたので、その値上げ額はそんなに高額ではなかったものの、今後また値上げ通知が来ることは避けられない感じがします。。(契約している電気会社によってルールは違うと思いますが、ドイツでは基本前年度の電気使用量を基準に今年度の電気代が設定されます)
ガス代に関しては、契約していた会社が「2年間価格保証」の契約になっていたため、来年まで大きな値上げはない感じのようです。
ただガス会社のHPにも、「現在の世界情勢の影響による価格の値上げは避けられません」と注意書きが追加され、「ガス代節約のアドバイス」などの特集ページが追加されていました。
この様子だと、値段は変わらないと言っても油断してはいけないな、と思います。
全ての値上げ対策に、、、ずっと壊れていた自転車を修理しました!
実は、自転車は2年前に購入して持っていたのですが、前輪がパンクしてから長らく乗っていませんでした。(ビール瓶の破片で2回パンクしています。。ベルリンは道端に壊れたビール瓶が多すぎます…!)
修理して、9月から移動は基本自転車にしようと思います。運動不足解消にもなりますしね!
色々と値上げされていき、不安になりますが、ポジティブに考えれば「これを機に、電気・ガスをなるべく使わない生活を心がけるようになり、地球環境にも良い!」ということ!
とりあえず、自転車生活を楽しみます◎