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ドイツの硬水対策!生活で気をつける4つのポイント

皆さま、こんにちは。

ドイツのデュッセルドルフで6年間生活していた元駐在妻デュッセルママこまちです。
夫の海外赴任でドイツ語ゼロの状態で突然はじまったドイツ生活。
ドイツに来た当初は、ドイツ生活に慣れるまで毎日が驚きや失敗の連続!

そんな経験から、こまち自身がドイツ生活の最初のころに知りたかった情報をデュッセルママこまちのInstagramで投稿しています。

今回のYoung Germanyのブログでは、ドイツの硬水対策!生活で気をつける4つのポイントについて紹介します。

日本は軟水・ヨーロッパは硬水だから水の質が違うけど・・・だから何が違って何をすればいいの?というのが最初に思い浮かんだ疑問でした。

【ドイツ生活で硬水とかかわるときに気を付けたいポイント】
・硬水の石灰成分が飲料水や料理の味に影響をする
・硬水に触れたものは白い石灰(=ドイツ語でkalk)がついてしまう。

この2点を頭に入れて対策をする必要があるのですが、すべてが断片的だったので、あーこれも硬水の影響だったんだと後からじわじわ理解した感じです。

そこで、今回は日本とドイツの水の違いから生じるドイツ生活で気を付けたいポイントをまとめてみたいと思います。

もくじ

 

飲み水の硬水対策は、浄水器を使うか水を買う

 

ヨーロッパでは水は買わないと飲めないと思っていましたが、実はミネラルを多く含んでいるのでミネラル補給には役にたったりもします。

ただ、日本に比べると水が石灰成分が多いので紅茶やコーヒーを入れた時に味の違いを感じたり、料理で出汁をとっても味が違ったり胃腸に負担がかかったりということがあるのでミネラルウォーターを買ったり浄水器を使う方がほとんど。

ドイツといえば有名な水をろ過する浄水器がスーパーやドラックストアにも売られているので大体のところで手に入ります。

 

この浄水器でろ過することで、マイルドな口当たりになり、電気ポットにつく石灰も少ないのでお掃除なども少し楽になります。

浄水器の水も飲めますが、やはり飲み水用にはペットボトルの水を買っている方も多いです。

ドイツで炭酸なしの水を買う場合のポイントは個人ブログで紹介していますのでドイツでは水を買って使いたいという場合はこちらを参考にしてみてください。→ドイツの水の炭酸ありとなしを見分けるポイント

 

硬水対策を忘れがちな家電製品

 

カルキ対策

©2021dusselmama

水に触れると白くなるあの厄介ものの正体は硬水の石灰(kalk)です。

キッチンやお風呂の蛇口など水に触れる部分はすぐ白くなるのはよく目に着くのでわかると思いますが、

水回りに使う洗濯機や食洗機なども石灰対策の製品を洗剤と一緒に使わないと目に見えない内部が白い石灰で詰まってしまいます。

そのため、水を使う洗濯機や食洗機を利用する場合は、

洗剤に加えて「ANTI-KALK」などと書かれているカルキ対策の製品を一緒に使うのが基本です。

(なかにはカルキ対策もできる一体型のものもあります。)

 

ここまでは、知っている方も多いと思いますが、私にとって盲点だった注意すべき他の家電製品も紹介します!

 

【使用に注意したい電化製品】
・アイロン
・加湿器
・美顔器のスチーム

スチーム機能を使うときに注意したいのが使う水

これを、水道水を利用してしまうと硬水を使うことになるので、白い石灰が小さな目に詰まってアイロンの中の汚れが出てきたりしてアイロンの表面が汚れてしまいました。

日本では、あまり気にならなかったのですが、硬水だとすぐに影響が出てきます。

私の場合、どうしてこんなに汚れてしまうのがしばらく理由がわからなくて、ドイツでスチーム機能を使うときには蒸留水を使うというのをかなりたってから知ることになりました。

皆さんは今回知ったので、硬水対策として、ぜひスチーム機能を使うものに関しては下の写真のような蒸留水を忘れず使ってくださいね!

 

蒸留水

蒸留水に関するインスタ投稿はこちらから→デュッセルママこまちのインスタ

これは加湿器や美顔器のスチーム機能などにも同じことが言えます。

 

【ドイツで水を使う家電の気を付けたいポイント】
・石灰(kalk)を除去する溶剤を使える家電の場合はそれを利用する。
・溶剤を使えない家電の場合は蒸留水を使う。

 

硬水で髪を洗うときに気を付ける事とは?

髪を洗うときにも影響があるのが硬水です。

硬水で洗った後は少しゴワゴワした感じで日本のようにさらさらヘアにはならないので少しストレスを感じる方もいるかもしれません。

そのため、髪を洗った後は、オイルなどを髪に塗りしっとりさせるようにしていました。

そして、注意してほしいのが硬水で髪を洗うときのシャンプー。

日本から来たばかりの時は日本のシャンプーを使いたいと思いますが実はおすすめできません!

ドイツで美容師さんから教えてもらったのですが、日本のシャンプーは日本の軟水向けに作られているので使うと石鹸カスが頭皮に詰まってしまうということです。

その為、ドイツでは現地で販売されている硬水向けのシャンプーを使ったほうがいいので日本からストックのシャンプーを持ってくる必要はないんです。

シャンプーについては過去のインスタ投稿でも紹介しています。
日本でも見かけるブランドも見つかりますのでぜひ、ドイツでシャンプーは購入しましょう!

シャンプー

©2021dusselmama

シャンプーに関するインスタ投稿はこちらから→デュッセルママのこまちのinstagram

 

また、硬水対策のヘアケアに関しては、同じ時期にデュッセルドルフの駐在妻として生活されていたYuikoさんのインスタ投稿がとても分かりやすいので1つの参考にしてみて下さい。

パサパサになりがちな髪の毛を現地で手に入るアイテムを活用して今ではヨーロッパの硬水にも負けないとてもきれいな髪の毛を手に入れています!

©2021yuikoiwasaki

yukikoさんのインスタ投稿はこちらから↓

日本+欧州三カ国暮らしで便利だった物22硬水対策!お家でできるヘアケア編

 

硬水から肌を守るドイツの習慣

飲み水や髪だけでなく硬水は肌にも影響があります。

基本的に水が付いたところには、水回りに白い跡がつくように肌にも石灰が残ってしまうということをイメージしたほうがいいかもしれません。

ドイツの習慣でずっと疑問に思っていた2点が最近ようやく納得できるようになりました。

【硬水から肌を守るための習慣】
・化粧水は保湿化粧水でなくほどんどがふき取り化粧水→水に触れずふき取り化粧水で顔の汚れを落とすため。
・毎日お風呂に入ったり髪を洗ったりしない→硬水に触れる機会を減らすため。

ドイツの化粧水は日本のような保湿化粧水が少なく、一般的なドラックストアで売っているのはふき取り化粧水がほとんどです。

ふき取り化粧水で肌のカルキを落とすのが一般的で日本のように水で顔を洗って洗顔する習慣がありません。

それは、やはり硬水で洗顔してしまうと肌にカルキが残ってしまうのでなるべく水を使わずにふき取り化粧水で落とすという方法で硬水から肌を守っているからなのかもしれません。

化粧水

©2021dusselmama

ドイツの一般的なドラックストアで買える化粧水はデュッセルママこまちのインスタ投稿で紹介しています。

朝も日本のような水道水の洗顔をやめて、コットンを使ったふき取り化粧水を朝の洗顔代わりに使うだけでもお肌の調子に違いを感じます。

 

まとめ

今回はドイツと日本の水の違いで気を付けなければならない硬水対策についてご紹介しました。

水の違いだけで、機械だけでなく人に対しても飲み水から髪や肌など様々なところに影響が出るカルキといかに付き合うかという問題です。

こまち自身が思っていた以上にカルキに対して気を付けないといけない部分があり日本ではこのカルキに関してあまり考えなくてよいという部分はドイツで生活していると日本の良さとして改めて感じるところです。

ドイツ生活のはじめの一歩を楽にしたい!
そんな気持ちでこまちがお伝えする【デュッセルママのドイツ生活はじめの一歩】
次回もどうぞよろしくお願い致します。

 

デュッセルママこまちのインスタ&ブログ
【instagram】ドイツ生活で知ったこと:こまちがドイツ生活初期に知りたかった事を簡単に投稿しています。
【Blog】デュッセルママのドイツ駐在生活メモ:海外赴任準備からドイツ生活に関して詳しく投稿しています。
【instagram】デュッセルフード:デュッセルドルフ日系レストランを個人的に応援する紹介投稿をしてます。

 

著者紹介

デュッセルママ こまち

ドイツ西部の商業都市デュッセルドルフ在住の駐在妻。 夫の海外赴任がきっかけで、ドイツ語ゼロの状態で突然ドイツ生活が始まる。 日本人が多い都市だからと安心して生活を始めるも、ドイツの文化や習慣の違いなどで困ったり驚いたりすること数多く経験。 自分の苦労した当時の経験が役立てればと、ドイツ生活初期に早めに知っておきたかった生活のちょっとしたことをインスタやブログで投稿中。 【Instagram】 ・デュッセルママこまち@ドイツ生活で知ったこと https://www.instagram.com/dusselmama/ ・デュッセルフード「デュッセルドルフの日系レストラン応援アカウト」 https://www.instagram.com/dusselfood.japanese/ 【ブログ】「デュッセルママのドイツ駐在生活メモ」

Blog : https://dusselmama.com

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