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ドイツと日本の食習慣の違い!知っておくと役立つ5つのこと

©2021dusselmama

ドイツと日本の食習慣の違い!知っておくと役立つ5つのこと

皆さん、こんにちは。

ドイツのデュッセルドルフで約6年間駐在妻として生活していたデュッセルママこまちです。
夫の海外赴任でドイツ語ゼロの状態で突然はじまったドイツ生活。
ドイツに来た当初は、ドイツ生活に慣れるまで毎日が驚きや失敗の連続!

そんな経験から、こまち自身がドイツ生活の最初のころに知りたかった情報をデュッセルママこまちのInstagramで投稿しています。

今回のYoung Germanyのブログでは、ドイツ生活初期に知っておきたいドイツと日本の食習慣の違いで知っておくと役立つ5つのことについてご紹介します。

ドイツのスーパーで買える食材の中には食習慣の違いから日本のと同じように食べるのはあまりお勧めできないものや逆に日本では食べないけれどドイツでは気にせず食べられる場合があります。
その他、見た目をみて日本と同じものだと思って買ったら全然別のもので失敗したりといろいろな体験をしました。

今回はドイツ生活でこまちが知った食習慣の違いから生活の初期に知っておくと役立つ5つのことをご紹介します。

もくじ
 

 

1.ドイツの卵は加熱して食べるのが基本

ドイツの卵

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ドイツ生活で一番気を付けていただきたい食習慣の違いは、ドイツでは生の卵を食べる習慣がないということです。ドイツのスーパーなど店頭で買うたまごは日本のたまごと出荷時の状態が違うため生食ではなく、加熱料理に適している状態で販売されているということも知っておきたいポイントです。
【知っておきたい日本とドイツの卵の違い】
日本のたまご:洗浄後店頭にならぶ
ドイツのたまご:洗浄せず店頭に並ぶ
日本の卵は、生食で食べられるよう洗浄されて店頭に並んでいます。
その為、どの卵を見ても表面はとてもきれいだと思います。
しかし、ドイツでは、卵を洗浄せずとれたままの状態で店頭に並んでいます。
そのため、パックの中を見ると小さな羽がついていたり、フンが付着していたりしているので殻にも雑菌が付着しています。

ドイツの卵

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中には気にせずに卵を洗って食べる方もいますが、わかって食べるのであればこれは自己判断なので問題ないです。だた、日本とドイツの卵の状態の違いを知らずに生卵をたまごかけご飯やすき焼きなどで使うとおなかを壊すこともあるので注意が必要です。
最近は、日本人の要望に応えてかデュッセルドルフのアジアスーパーや一部の日系のお店などで日本と同じように洗浄された生卵が販売されるようになりました。

お値段は高くなりますが、どうしても日本のように生卵が食べたい場合は、こういったものを利用すると安心です。

 

2.スーパーに売っているカラフルな卵はゆで卵

 

ゆで卵

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スーパーで色付けされた卵が売っていてこれはいったい何だろうとずっと不思議に思っていました。
カラフルに卵に色がついていて果たして食べていいものなんだろうか?
となかなか手をだせずにいましたが実はこれ、ゆで卵なんです。

ドイツのゆで卵はわかりやすいようにか色付けされて売られています。
日本だとコンビニにちょっと売られているくらいですが、ドイツの場合は6個入りパックとかで売られているのでよく食べられているようです。

実際買って食べてみるとたまごの白身に色がついていたりします。
個人的にはあまり好んで買いませんが、ゆで卵を手軽に買いたい方は一目瞭然で見分けがつくので購入してみください。ゆで卵として売っているだけあって、黄身はしっとりしていてゆで加減はとてもいいですよ!

ゆで卵

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3.ドイツでは生の豚ひき肉Mettというのを食べる習慣がある

 

mett生の豚ひき肉

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日本では、生の豚ひき肉を食べる習慣はありませんが、ドイツではMett(メット)と呼ばれる新鮮な豚のひき肉を味付けしたものが販売されています。

Mettはドイツでは一般的な食べ物で、自宅で食べたり、レストランなどではパンの上にのせたMettbrötchen(メットブレートヒェン)という形でメニューに載っていることが多いです。

ドイツのレストランに行ったらどんな味かまずは試してみてください。
個人的にはとても好きなものなので、レストランに行くたびに注文しています。

豚のひき肉なんて危ないんじゃないか!って最初は思いました。日本では、豚の生食って危険だからと禁止されていますよね。でもドイツでは、みんなが普通においしく食べています。本当にところ変われば食習慣も全く違うんだということが改めて分かります。

安全性について心配な方は、ドイツ大使館ネコのきまぐれブログでこの生の豚ひき肉Mettについて記事があるので是非確認してみて下さい。→ドイツ大使館ネコのきまぐれブログ【豚肉を生で食す!?】

ちなみに、ドイツでは鶏のひき肉は悪くなりやすいからということで販売が禁止されています。
最近スーパーでようやく鶏のひき肉を見かけるようになりましたが、このひき肉は調味料で味付けされているので通常の日本のような鶏ひき肉は買うことができません。

こんなところでも日本とドイツの違いを知ることができます。

 

4.ドイツのジャガイモは調理方法に合わせて3種類売られている!

ドイツの主食はじゃがいも!
その為、じゃがいもの料理はたくさんあります。
スーパーでは、必ず最低でも基本の3種類のジャガイモが売られています。
【ドイツのジャガイモの種類】
・Fest kochend  (フェストコッヘンド)煮崩れないじゃがいも
・Vorwiegendfestkochend(フォーアヴィィーゲンドフェストコッヘンド) 煮崩れしにくいじゃがいも
・Mehligkochend (メーリヒコッヘンド)煮崩れしやすいじゃがいも
これを料理方法によって使い分けるのがドイツ流!
じゃがいもの種類に関しての投稿はデュッセルママのインスタの中でも保存数が上位になっています。

 

じゃがいもの種類

©2020dusselmama



インスタ投稿はこちらから→dusselmama【ドイツのじゃがいも3種類】

ドイツで生活を始めたら、料理に合わせてじゃがいもを使い分けてみて下さい。

 

5.日本のキャベツとドイツのキャベツの違い

日本では炒め物に必須のキャベツ。千切りにして生でも食べますよね。
ドイツでも日本と同じ形のものを買って調理したところ硬くて食べられませんでした。
キャベツは、ドイツに来た日本人が最初によくだまされる代表格なんです。

ドイツのキャベツ

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ドイツで日本と同じキャベツの触感になるものは日本のキャベツとは形が違うとんがり頭のキャベツです。

まとめ

ドイツ生活の中で少しずつ、日本とドイツの食習慣の違いを知ると思いますが、特にこまちがドイツ生活の初期に知っておくと役立つと思った5つを紹介しました。

他にも違いを少しずつ見つけると楽しいものです。
是非生活の中で少しずつ発見していってください。

ドイツ生活のはじめの一歩を楽にしたい!
そんな気持ちでこまちがお伝えする【デュッセルママのドイツ生活はじめの一歩】
次回もどうぞよろしくお願い致します。

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【instagram】デュッセルフード:デュッセルドルフ日系レストランを個人的に応援する紹介投稿をしてます。
 

デュッセルママ こまち

ドイツ西部の商業都市デュッセルドルフ在住の駐在妻。 夫の海外赴任がきっかけで、ドイツ語ゼロの状態で突然ドイツ生活が始まる。 日本人が多い都市だからと安心して生活を始めるも、ドイツの文化や習慣の違いなどで困ったり驚いたりすること数多く経験。 自分の苦労した当時の経験が役立てればと、ドイツ生活初期に早めに知っておきたかった生活のちょっとしたことをインスタやブログで投稿中。 【Instagram】 ・デュッセルママこまち@ドイツ生活で知ったこと https://www.instagram.com/dusselmama/ ・デュッセルフード「デュッセルドルフの日系レストラン応援アカウト」 https://www.instagram.com/dusselfood.japanese/ 【ブログ】「デュッセルママのドイツ駐在生活メモ」

Blog : https://dusselmama.com

デュッセルママ こまち