ドイツのスーパーで感じた日本との違い!買い物するときに知っておきたい3つのポイント
皆さん、こんにちは。
ドイツのデュッセルドルフで駐在妻として生活しているデュッセルママこまちです。
夫の海外赴任でドイツ語ゼロの状態で突然はじまったドイツ生活。
ドイツに来た当初は、ドイツ生活に慣れるまで毎日が驚きや失敗の連続!
そんな経験から、こまち自身がドイツ生活の最初のころに知りたかった情報をデュッセルママこまちのInstagramで投稿しています。
今回のYoung Germanyのブログでは、ドイツ生活初期に知っておきたいドイツスーパーの日本との違いを紹介したいと思います。
どんなにドイツにきて間もない人でも必ず行く場所といえば、スーパー。
スーパーで買い物をせずにドイツ生活は始まりません。
ただスーパーで買い物をするだけ・・・それだけでも日本とドイツで違いがあってこまちが一番最初にカルチャーショックを受けた場所なんです。
そんな、ドイツのスーパーに関して、こまちが思うドイツ生活最初に知っておきたい3つのポイントを紹介したいと思います。
1.ドイツでは日曜日に買い物ができない!
これは、ドイツに旅行に来る方も知っておきたい大事なポイントです。
日本だと、週末の土日にお店が開いているのは当たり前。
週末に、閉まっているお店を見つけるほうが大変なくらいですよね。
でも、ドイツでは、日曜日は基本的にお店は閉まっているのでお買い物はできないんです。
閉店法(Landenschlussgesetz)という法律が定められていて、日曜日はスーパーをはじめ、雑貨屋さん、服飾屋さん、家具屋さん、本屋さんなどほとんどのお店は、日曜日に営業することができません。
ドイツに来た当初は、食料品だけでなく雑貨も家具もととにかくたくさん買い物をしないといけないのですが、日本の感覚で、週末に土曜日は食料品や雑貨を買って、日曜日に家具を見に行こうと思っても日曜日はお店が閉まっています。
その為、週末にお買い物をしたいなら、すべて土曜日に一気に済ませる必要があるのがドイツなんです。
何も気にせず週末に買い物ができる日本から急に日曜日に買い物ができない生活が始まった時、買い忘れがあったらどうしようととても心配になりました。
困ったときは、簡単な食料品は近くのガソリンスタンドや大きな駅の中のお店などが日曜日でも開店しているのでそういう場所のお店を利用します。
実際に日本のようにコンビニがないドイツの深夜にどうしても買いたいものがあり、ガソリンスタンドで買い物をしたことがあります。その時どのような感じだったのか興味がある方はこまちの個人ブログで書いているのでよかったらのぞいてみて下さい。
個人ブログ→休日夜間にドイツの薬局で薬を買った時の体験談(記事後半のおまけの部分で書いていますので目次で確認してみてください。)
ちなみに、パン屋さんやお菓子屋さんなどすべてではありませんが、一部日曜日でも開いているお店があります。
生活がスタートしたら、近くのパン屋さんやお菓子屋さんが日曜日に営業しているかどうかチェックしてみるといいかもしれません。
2.日本と違って会計時にお客が忙しいのがドイツスーパー
ドイツスーパーのレジで強烈なカルチャーショックを体験しました。
とにかく会計時にお客が忙しいのがドイツのスーパーなんです。
ここで、お客の視点で日本とドイツの会計手順の違いを見てみましょう!
赤字の部分がお客がしなければいけないことです。
日本式のスーパーでの会計手順
- ・レジに買い物カゴをおく。
- ・店員さんが会計した品物を会計後のカゴに入れてくれる。
- ・支払いをする。
- ・会計後の品物の入ったカゴを品物を入れるための台に運び品物をいれる。
ドイツ式のスーパーでの会計手順
- ・ベルトコンベア式のレジに自分で買いたいものをカゴから出してならべる。
- ・店員さんが会計でスキャンして流れてきた品物を自分で袋に詰める。
- ・支払いをする。
- ・会計後は次のお客の品物が流れてきてしまうので素早く詰め終えて立ち去る。
実際に買い物をしてみないとイメージがつかめないかもしれませんが、とにかくドイツのスーパーでの会計はお客がとても忙しいのです。
日本のレジは店員さんが立ちっぱなしでお客様へのお辞儀から始まり品物をせっせとカゴに入れ替えて忙しいイメージですが、ドイツの定員さんは基本座ったままスキャンに品物を通すだけ。
その分、お客自身が忙しいのがドイツです。
上の写真のように少量の買い物なら問題ないのですが、週末に大量の食料品を買うときは夫と二人かがりで品物をせっせと袋に詰めないとスキャンされた品物でいっぱいになって大変な状態になってしまいます。
ドイツにきて最初の頃は、なぜこんなにもお客が忙しいのか!とびっくりしました。
・ドイツのスーパーで買い物するときは、ベルトコンベアに品物を並べるときに、自分が袋に詰めやすいよう、下の方に入れたいものを先頭にして軽いものや、つぶしたくないものを最後の方に置きます。これだけで、素早く袋に詰められるので効率的です!
・カートにとりあえずいれて後でゆっくり袋に入れるという方法もあります。
3.ドイツで知っておきたいPfand(プファント)のしくみ
ドイツで瓶やペットボトルの飲み物を買うときに知っておきたいのがPfand(プファント)の仕組み。
プファントとは瓶やペットボトルのデポジット制度で、飲み物を買った時に事前にこのデポジットも含めて支払い、飲み終わった空の瓶やペットボトルをスーパーに設置してある専用の機械に返却するとお金が戻ってくる仕組みです。
この仕組みを知らないと、レシートをみて多くお金を取られてる!と誤解してしまったり、飲み終わった瓶を返却せずにゴミとして捨ててしまったりともったいないことになるので、ぜひ頭の片隅に覚えておいてください。
ペットボトルなどを買った時にレシートをみると飲み物代とは別にpfandと書かれてデポジット分が加算されています。
すべてのボトルがプファントがあるわけではありません。
買うときに価格表をよく見ると小さくPfandと書いてあるので事前にチェックできます。
もしくは、ラベルを見てもチェックできます。
水のペットボトルやドイツのビール瓶は基本的にpfandを支払うケースがほとんどです。ジュースなどの場合はプファントがある場合とない場合がありますが、よくわからなくてもプファントを返却してくれるボトル回収機に入れてみるとプファントではないボトルは戻ってくるのでそこでわかります。
注意したいポイント
- ・機械はバーコードで読み取るのでラベルをはがしてしまったりバーコードが汚れてしまうとうまく読み取ってもらえず回収されない。
- ・でできたレシートをレジに持っていくとお金を返金してくれる。
- ・買い物と一緒の場合はその金額を差し引いてくれる。
個人的には、デポジットをとることできちんと瓶やペットボトルが回収されるのでとてもいい制度だと思っています。
以前ドイツ生活当初に困ったことをインスタで募集したところ、
「ドイツで炭酸なしの水を見つけるのに苦労して何度も間違えて炭酸ありを買ってしまった!」というコメントを頂いたので、ドイツで炭酸なしとありの水を見分けるポイントを投稿で紹介しています。
炭酸有り無しのドイツ語がいろいろあって、こまち自身も最初は見分けるのにとても苦労しました。
ドイツ旅行の際やドイツ生活の初期に是非参考にしてみて下さい。
まとめ
今回は、ドイツ生活の最初でこまちが直面したドイツスーパーでの日本との大きな違いを3つ紹介しました。
スーパーでの買い物するというだけでも、ドイツと日本で違うところが多くあります。
知らないと日曜日にスーパーに行った時点でお店が開いていないことに気が付いたり、pfandの仕組みを知らずにデポジットを回収せずにごみに捨ててしまったりと残念なことになってしまいます。
特に、会計の際に日本とだいぶ違って忙しいので、ちゃんと次の人に迷惑かけずに手際よく袋に入れ終えられるかハラハラしたことを思い出します。
また、レジではドイツ語で時々いろいろ聞かれるので今日も何か質問されたらどうしようと緊張していました。
その時のことはこちらのインスタでまとめてますので気になる方はこちらも見てくださいね。
実際のインスタ投稿はこちらのリンクから
→デュッセルママこまちのinstagram「ドイツのレジで聞かれる事5選」
ドイツ生活のはじめの一歩を楽にしたい!
そんな気持ちでこまちがお伝えする【デュッセルママのドイツ生活はじめの一歩】
次回もどうぞよろしくお願い致します。
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【Blog】デュッセルママのドイツ駐在生活メモ:海外赴任準備からドイツ生活に関して詳しく投稿しています。【instagram】デュッセルフード:デュッセルドルフ日系レストランを個人的に応援する紹介投稿をしてます。