レーペル大使の苦悩・・・
今日は「Weiberfastnacht(ヴァイバーファストナハト)」。
東京のドイツ大使館では恒例行事のひとつとなっている感があるこのイベント。
女性職員が男性職員のネクタイを切り大いに盛り上がるのだが・・・
レーペル大使もこのイベントを楽しみにしている1人である。
ボン大学で学び、ドイツ外務省がボンだけにあった時代、カーニバルは避けては通れないイベントであった。
前日の夜に入念にハサミを研ぎ(想像です=^_^;=)、当日は誰よりも多くの獲物を狩ったのであった(たぶん=^_^;=)。
ドイツ大使として東京に着任して最初の「Weiberfastnacht」。
彼女はいつもの様にハサミを手にするが、そこには躊躇いが。
男性職員のネクタイを切るという行為は、単に男性に対するというより「権力の象徴」に対して行われるのだ。
と言うことは、これまでシュタンツェル大使やフォン・ヴェアテルン大使が「されて」いたことを自分は「女性」という理由で逃れることができるのか?
それとも大使というポジションだけに「権力の象徴」としてやはりネクタイを切られるのか・・・(ネクタイをしていなかったらお気に入りのスカーフを切られてしまうの?)
大阪の総領事館ではケーラー総領事をはじめ男性職員さんが美魔女たちの餌食になった模様・・・
さて大使館では、レーペル大使がフィーツェ公使のネクタイを切ったのか、それともフィーツェ公使がレーペル大使のネクタイを切ったのか?!
いずれにせよ高価なネクタイが1本犠牲になったのは紛れも無い事実ですニャ=^_^;=
(20. Februar 2020)
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