【今週のドイツ語】Scheuklappen aufhaben
Scheuklappen aufhaben
ショイクラッペン アウフハーベン
Scheuklappe(n) とは 馬の遮眼帯のこと。
aufhaben はここでは (帽子などを)かぶっている
そのまま訳すと「遮眼帯をつけている」となります。
この遮眼帯は主に馬の視野を制限するために使うそうですが、この表現を人間に対して使うと・・・
まさに「視野が狭い」という意味になってしまいます。
遮眼帯をつけると、基本的に馬は前だけの一方向しか見えなくなります。
つまり、周囲が見えない。
そんな、1つのことしか見えていない人、周りの状況が見えない人、周りの意見に耳を傾けない人、偏った見方しかできない人、現実を直視できていない人、そのような人のことを指して使います。
少しネガティブな表現ですが、逆に、「人の意見ばかり気にしていないで、もっと目の前の事に集中しなさい」、という時にも使うこともできそうですね。
©ドイツ大使館
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