クリスマスはやっぱりドイツ、お正月はやっぱり日本
みなさま、メリークリスマス!
私が思っているそのまんまのことをタイトルにしてみました(笑)【クリスマスはやっぱりドイツ、お正月はやっぱり日本】です!
【ドイツのクリスマス】も【日本のお正月】も家族でま~ったりと過ごすので、雰囲気としては「動」ではなく「静」です。そんな「まったり」のドイツのクリスマス、日本のお正月が私は好きです。なので、今年は仕事が忙しくてできませんが、理想は「クリスマスをドイツで過ごして、お正月を日本で過ごすこと」かな。
ドイツのクリスマスはハイライトこそ24日のクリスマス・イヴですが、それまでの4週間のAdventszeitはなんだかずっとまったりしています。最近の温暖化の影響で今年のドイツの12月は春のように暖かい微妙な日もあったようですが、、、寒い日に飲むGlühweinは本当に美味しいのです!
Glühweinは最近は日本でもよく飲まれるようになったので嬉しいです。この写真のようにオレンジが入ったものも美味しいですし、先日は林檎が入ったGlühweinを飲んでこれまた美味しかったです。
Glühweinは赤ワインにクローブやシナモンなどの香辛料、オレンジピールや砂糖を入れたものを火にかけますが、これがクリスマスの「ほのぼの」とした雰囲気とマッチしているのです。
お酒といえども、赤ワインを「温めている」ことで、アルコールは「飛んで」しまっていることが多いため、いっぱい飲んでも安心です(笑)まあ熱い飲み物なので、そんなに早くは飲めなくて、ゆっくり飲むんですけどね。
クリスマス・イヴには家族でプレゼント交換をするドイツのクリスマスですが、これは雰囲気としては、「正月に子供にお年玉をあげる」のとちょっと似ている気がします。というのも、ニッポンのクリスマスというと【恋人同士で祝う】要素が強く、限りなくロマンチックな雰囲気が漂いますが(笑)ドイツのクリスマスはそれこそ両親や兄弟、“じじばば”と祝うものです。なので、子供にとっては「色んな大人からプレゼントがもらえる日」です。「色んな親戚からお年玉をもらうことを楽しみにしている」ニッポンの子供とちょっと似ています。
まあ最近のニッポンの子供はクリスマスもお祝いしてもらえるので、クリスマスプレゼント&お正月のお年玉と両方もらえるので、ドイツの子供と比べると、ちょっとラッキーかもしれません(笑)
そんな静かな雰囲気のドイツのクリスマスですが、年越しはパーン、パーンと花火を上げて、とにかくうるさいです(笑)年越しは友達や恋人と街へ繰り出し、外でシャンパンや発泡酒を飲んで、みんなやたらテンション高いのがドイツのSilvesterの特徴です。
そして年越し後は余韻を味わうことなく、新年は早々と【日常】に戻るのがドイツのNeujahrなのでした。
みなさんはクリスマス&年末年始はどう過ごされますか?また来年お会いしましょう。
サンドラ・ヘフェリン