【今週のドイツ語】jemanden auf den Mond schießen
生きていると、どうしても誰かにイラっときたり、許せない!ムカつく!と怒り心頭に発することもあります。
そんな時
jemanden auf den Mond schießen
イェーマンデン アウフ デン モント シーセン
したくなるのです。
jemanden は 「誰かを」
auf den Mond で「月に」
schießen はここでは「蹴る」
直訳は、誰かを月に蹴り飛ばす、となり、これは誰かに対してものすごく怒っている、ひどく立腹している、憤慨している、という意味の話し言葉です。
もう顔も見たくない!視界から消えてほしい!月に飛んでいってしまえ!
という気分でしょうか。
いつ頃から言われるようになったのかは不明ですが、近い将来、やろうと思えば本当に人を月へ送ることが簡単にできるようになるかもしれませんね。
jemandenは英語の somebodyと同じで、実際に使うときにはこの部分に、彼、君、母、弟・・・などなど、人が入ります。
例文
Ich könnte meinen Mann manchmal auf den Mond schießen!
時々旦那を月に蹴り飛ばしたくなるわ!
Meine Schwiegermutter ist wirklich anstrengend, ich könnte sie auf den Mond schießen!
私の義母は本当に大変な人で、彼女を月に蹴り飛ばしたいくらい!
Ich werde noch verrückt! Ich könnte meinen Chef manchmal auf den Mond schießen!
もうおかしくなりそう!時々、できることなら上司を月に蹴り飛ばしたくなる!