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<大学でのわたしの勉強>

<大学でのわたしの勉強>

みなさんこんにちは。

Freiburg 在住の、そろそろお土産に悩み始めた磯貝理津子です。
まだ課題の方が終わらず頑張っております。
いままでのブログではほとんど勉強のことや、普段なにをしているか書いてきませんでした。今回は、わたしが大学のある日にどんなことをしているかをご紹介します。

 

Theater Freiburg
 

 

 

 

 

 

授業は大きく分けて2種類です。
大学の直轄であるSLIと言われる語学学校で、主に外国人留学生に向けて行われている授業と、大学の正規生が取る授業です。
人によって組み合わせは様々です。わたしは両方のカテゴリーから興味のある授業に出ています。
SLIではドイツ語の授業、再生可能エネルギーの授業、フライブルクに関する授業を受けています。上智でのドイツ語学科の授業はほとんど一限に入っていたので、語学を午前中に勉強する方が慣れていたため、こちらでも全体的に時間の早い授業を積極的に取るようにしています。エネルギーの授業では環境先進都市であるフライブルクの取り組みについての座学、実際にVaubanに行って現地で説明も受けさせていただきました。多国籍のクラスですので、各々がプレゼンをすると母国のことを発表することが多く、自分の知らなかった情報が脳に滝のように入ってきます。とても新鮮です。フライブルクに関する授業でも、一年住んでいて知らないことが多いと思い知らされることが多々ありました。

 

ちなみに日本の大学の休みの期間を利用してこちらに約1ヶ月来られている日本人の方もよく見かけました。その方たちはほとんどがSLIに通います。短期集中の語学講座が開かれるからです。
夏に来る方、こちらは暑さがすごいです。ただ、冷えた朝と夜は家の外では裏起毛の長袖で過ごすほどの気温ですので、現地調達もできますが日本からいろいろなバリエーションの服を持ってくることをお勧めします。

 

話が逸れてしまいました🙏

 

大学では国際関係論の授業や国際政治の授業などをとっており、中でもドイツ語でドイツの政治の勉強をするのはかなり興味深い経験です。わたしはもともと政治の勉強が好きでしたので、ヨーロッパ政治は現地でその言語で学ぶのが生の情報が入ってくるようで嬉しいです。国際関係論の授業は、ほとんどアジア人の生徒がいませんでした。よって、ヨーロッパ人の先生が欧米人の生徒にアジアを説明している場面にとても関心を持ちました。アジアのどの国を重点的に話し、どんなところを強調して話しているのかなど、学ぶ点は授業内容以外にも多く存在します。
現在この国際関係論の課題が大変です…

 

 

その後、アジアクラブの活動をさせていただいたり、日独協会のお手伝いに行くことが多いです。
以上、簡単ですが、ざっくりとわたしの勉強していることについてお話ししました。

 

 

こちらでの勉強の全ての要はドイツ語です。そのドイツ語の勉強をしていてどのくらいのレベルに到達するのかという目標ももちろんありますが、それを達成するよりも、常に語学に対する興味やモチベーションを維持することの方がよっぽど大変なことだと実感しています。機械的に毎日何ページ分問題を解くというのは、眠らず頭と左腕を動かしていれば達成できますが、達成感はないです。それが本当に自分がやりたいことなのかどうか実感し、できた時の喜びを感じられるという部分が大学での勉強の本質でしょう。
もしかしたら、それを見失わないように、そのために勉強し努力するのかもしれません。勉強しなければ自分が喜びを感じる機会さえ手放すことになるでしょう。

 

 

今回も読んでいただきありがとうございました。

 

 

では、また次回お会いしましょう。

 

Haendel
 

 

 

 
磯貝理津子

上智大学ドイツ語学科学生チーム

上智大学外国語学部ドイツ語学科在籍中の大学3年生(2019年4月現在)。2018年夏学期〜2019年夏学期 までドイツ各地に留学中。
真野 萌(Bonn)
大橋 ふみな(Heidelberg)
磯貝 理津子(Freiburg)

上智大学ドイツ語学科学生チーム