「国際子どもの本の日」に 日本語で読めるドイツの子どもの本7選‼
4月2日は、国際児童図書評議会が制定した「国際子どもの本の日」。子どもの本を通して国際理解を推進しようと呼びかける日です。
そこで、ゲーテ・インスティトゥートが薦める日本語で読めるドイツの子どもの本7選をご紹介します。すべてゲーテの図書館に蔵書があるものばかりです。
各作品の最後に、ゲーテ図書館のオンラインカタログのリンク(英語)があります。
(和書名あいうえお順)
『色の女王』
ユッタ・バウアー著、橋本香折 訳
原題 Die Königin der Farben ( Jutta Bauer)
色の女王が呼ぶと、青、赤、黄がやってきます。でも、女王と色たちが争い始めると、すべてが灰色になってしまい、女王は涙を流します…。
https://tokyo.bibliothek.goethe.de/cgi-bin/koha/opac-detail.pl?biblionumber=18752
『うんちしたのはだれよ!』
ヴェルナー・ホルツヴァルト著、 ヴォルフ・エールブルッフ絵、関口 裕昭訳
原題:Vom kleinen Maulwurf, der wissen wollte, wer ihm auf den Kopf gemacht hat
(Werner Holzwarth, Wolf Erlbruch)
ある日、土から顔を出したもぐらくんの頭に落ちてきた茶色いものは・・・?怒ったもぐらくんは犯人探しを始めます。
https://tokyo.bibliothek.goethe.de/cgi-bin/koha/opac-detail.pl?biblionumber=3928
『黒猫ネロの帰郷』
エルケ・ハイデンライヒ著、クヴィント・ブーフホルツ絵、畔上司訳
原題:Nero Corleone : eine Katzengeschichte (Elke Heidenreich, Quint Buchholz)
イタリア生まれのボス猫ネロ。ドイツの夫婦に可愛がられてずっとドイツで暮らしてきたけど、年をとって妹も亡くなり、故郷イタリアへ帰ることに。
https://tokyo.bibliothek.goethe.de/cgi-bin/koha/opac-detail.pl?biblionumber=4478
『シュトッフェルの飛行船』
エーリカ・マン著、リヒャルト・ハルガルテン絵、若松 宣子訳
原題: Stoffel fliegt übers Meer(Erika Mann, Richard Hellgarten)
クリストフ、通称シュトッフェルは10歳の男の子。貧しい両親を助けるために、ボートこぎでお金を稼いでいますが、お客さんは減るばかり…。そうだ、飛行船でアメリカのおじさんに会いに行こう!
作者エーリカはトーマス・マンの娘。
https://tokyo.bibliothek.goethe.de/cgi-bin/koha/opac-detail.pl?biblionumber=3994
『飛び込み台の女王』
マルティナ・ヴィルトナー著、森川 弘子訳
原題: Königin des Sprungturms(Martina Wildner)
「飛び込み台の女王」と呼ばれるカルラは、ナージャの憧れの選手。2人の少女の忘れ得ない夏、特別な友情の物語。
https://tokyo.bibliothek.goethe.de/cgi-bin/koha/opac-detail.pl?biblionumber=18754
『まけるのもだいじだよ にじいろのさかな』
マーカス・フィスター著、谷川俊太郎訳
原題: Der Regenbogenfisch lernt verlieren (Marcus Pfister)
かくれんぼに誘われたにじうお。鬼になっても、みんなをすぐに見つけられると思ったのに、見つけられず悔しくて…。
https://tokyo.bibliothek.goethe.de/cgi-bin/koha/opac-detail.pl?biblionumber=18756
『リーコとオスカーともっと深い影』
アンドレアス シュタインヘーフェル著、ペーター・シェッソウ絵、森川弘子訳
原題: Rico, Oskar und Tieferschatten (Andreas Steinhöfel, Peter Schössow)
「深い才能にめぐまれた」リーコは、特別支援学校に通う男の子。友だちになったオスカーが街を騒がせていた誘拐犯にさらわれてしまったため、たった1人で彼を助けに向かいます。
https://tokyo.bibliothek.goethe.de/cgi-bin/koha/opac-detail.pl?biblionumber=18649
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