塩とイノシシ
あけましておめでとうございます
ブログの書き初めテーマは今年も干支にちなんでイノシシの話題。
和独辞書でイノシシを調べてみると
「Wildschwein(ヴィルト・シュヴァイン)」(「wild」は野生の、「Schwein」はブタ)。
他にも
「Sau(ザオ)」とか「Eber(エーベル)」、「Wildsau」なんかも。
ドイツには州や市町村にワッペン(紋章)があるんだけど、調べてみるとイノシシを使用したものもあって、有名なのがこちら↓
ドイツ南部のバーデン=ヴュルテンベルク州のエーベルバッハの紋章にもしっかりとイノシシが描かれてる。
そしてこのエーベルバッハ(Eberbach)は「Eber」と「Bach」に分解でき直訳すると「イノシシの小川」。
青池保子さんの名作『エロイカより愛をこめて』に登場する「鉄のクラウス」ことクラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ(Klaus Heinz von dem Eberbach)少佐にもイノシシが・・・
ちなみにエーベルバッハには「イノシシの泉」もあるみたい♪
そして昨年アジア初演100年で盛り上がった「第九」のアジア初演の地、徳島県鳴門市の姉妹都市、ドイツ北部ニーダーザクセン州のリューネブルクにはイノシシが町のシンボルに!
リューネブルクは古来より製塩が盛んで、何でも狩をしていた猟師が射止めたイノシシの体に塩が付着していたのを見つけたことが塩発見につかがったそうな・・・
鳴門市の「リューネブルク広場」には塩猪「Salzsau」が設置され ⇒ 在ハンブルク日本国総領事館HP
鳴門市のドイツ館にもインフォメーション近くにもモダンな塩猪像が♪ ⇒ 鳴門市ドイツ館HP
いつかリューネブルクにあるSalzsauを見に行きたい♪
今年もネコブログをよろしくニャ=^_^=
(05. Januar 2019)
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