【今週のドイツ語】Extrawurst
もう何度も言っていますが・・・
ドイツといえばソーセージ!だけじゃないんです。
他にも色々あるんです。
が、
やはりソーセージはドイツ人の生活から切っても切れないもの・・・
ソーセージを使ったドイツ語の表現を幾つか紹介してきましたが、
今日も懲りずにもう1つご紹介します。
Extrawurst
エクストラヴルスト
Extra はわかるでしょうか。特別な、特例の、とか、おまけの、といった意味があります。
Wurstは何度も言いますがソーセージ。ちなみに、女性名詞です。
では特別なソーセージとは一体何でしょう。
特大ソーセージか、異常に長いソーセージか…
実はこれ、ソーセージの種類の話ではありません。
例えば、どんなシチュエーションかわかりませんが…
もし皆はソーセージ1本なのに、自分だけ特別におまけのソーセージをもらえたら、うれしいですよね?
そして周りの皆にはきっと、妬まれてしまいます。
逆に、誰かが特別なソーセージをもらっているのに、自分だけもらえなかったら… 僻んでしまいます。
つまり、
誰かに特別なソーセージをあげる(jemandem eine Extrawurst braten)のは、誰かを贔屓する、特別扱いする、ということ。
逆に、 特別なソーセージをもらう(eine Extrawurst bekommen/ kriegen)のであれば、贔屓される、特別扱いされる、という意味になります。
学校の先生や職場の上司の、その他諸々の皆さん、
変な争いを避けるためにもソーセージは平等に分けましょうね!
©ドイツ大使館
♢ 前の記事→