10年後を考える
京都市立西京高等学校附属中学校のみなさんが来館、ジャメールさんとマナさんがお迎えしみなさんの質問に答えたんだ。
みなさんは中高一貫校なので3年生だけど、受験シーズン直前のこの時期に修学旅行。
西京中学ではいろいろなテーマ毎に訪問先をチョイス、国際化をテーマに選んだみなさんは「是非に!」とドイツ大使館を選択。
質問はドイツの歴史に関わることから、現在のドイツの課題、10年後の日本に対するドイツの見解に至るまでとスケールの大きさを感じますニャ=^_^=
今まさに難民問題で揺れるドイツだけど、根幹にあるのは第二次世界大戦からの反省。
政治的に苦しみ、泣く泣く故郷を後にし危険を承知の上、覚悟してドイツに辿り着く難民、特に昨年は3万6千人もの子どもが単独で渡独した状況を見過ごすことはできません。
難民が絡む色々な事件や事故が起こり、その為に矢面に立たされるメルケル政権だけど、過去の過ちを二度と起こさないという信条から今後どう共存していくかが課題か。
それはより多くの外国の人と生活・仕事で共に過ごすことが予想される10年後の日本でも、考えなければならないことかも。
いかに相手、相手の国、相手の国の文化を理解するかがカギ。
それには日本のこともより深く知り、文化を大切に思い守る姿勢が必要。
便利な世の中になり、古くから伝わる伝統や文化が疎かにならない様、日本の文化にも理解を深めることが大切で、そこから生まれる「余裕」を持って接していくことが大切かも・・・
そして視点を変えて外国から日本を見ることも!
そしたら何処に行く?
ドイツでしょ!=^_^=
(25. Januar 2017)
「ドイツ大使館ネコのきまぐれブログ・アーカイブ」 ⇒ http://nekoblog-yg-japan-archive.blogspot.jp